美木間

「リイト――わたし、とうとうここに――孤塔の前に来たよ。これから、あなたが行きたがっていたところに登るよ――」 死んだ初恋の相手に代わって、塔師見習いになった少女、カシホ。 見…

ただの旅行記ではないですよー！ バブル景気の絶頂期を折り返した年、北野憲太は京都の大学を卒業した。しかし就職の内定を全て断り、とある思いから旅に出る。 最終目的地は、直線距離で…

　戦国時代、織田信長の妹である市姫(お市の方)は、近江国、浅井長政に嫁ぐことが決まっていた。 　婚儀が整い動揺した市姫は、城の石垣から足を踏み外し転落、タイムスリップする。 …

◇2018年12月28日21時05分に本編の完結を予定しています。余裕があれば、番外編を書くかもしれません。 ◇作中登場する曲で原曲のオフィシャルな動画のあるものや、関連楽曲で…

人の心の闇を糧（かて）とする妖魔。その王を創造主として崇める「大陸」で、戦乱の世が終わりを告げようとしていた頃。 かつて大神殿に仕えたシルルースは、幼い頃に出逢った愛しい人への…

謎多き、坂本竜馬暗殺の真犯人。 京都見回組、新撰組、昨今では薩摩藩陰謀説と多くの犯人説が語られていますが、第四の説は我々日本人には到底信じたくない説として、語られることがありま…

他人の生き方をするより、あなたの生き方を。

いちごＬＯＶＥな作者が ( ,,Ծ ‸ Ծ,,) ← こーんな顔した いちごの女の子の「絵本」を作りたくて 箸休めチックに書いた短篇集です。 「いちご」と「苺」の文字は、気…

決して有名ではない各地の歴史・民話を題材にした、短編集です。北半球編。全12話（解説付き）。 北米（ネイティヴ・アメリカン）、日本、デンマーク（イヌイット）、チベット、ロシア連邦…

恵方巻を食べる時、決して目を開けてはいけません。 二月三日と言えば節分。 この日に恵方巻を食べる習慣が広まってきました。 では、どうして恵方巻を食べるのか、ご存知ですか？ …

登場人物の名前以外は、実話です。 ちょっとほっこり出来るかもしれません。

「ネタバレ注意！」 コンテストに応募しているのはシリーズ四作目の「初恋キャンディ－」ですが、設定が分かりにくいのでシリーズ一作目のこの「夕焼けセラピー」も応募しました。 ＜キャ…

東京の出版社に勤める男が田舎の小説家志望の男に会う話です。 あなたのお時間を１５分だけ、私に下さい。よろしくお願いします。 ◆◆◆ ・追記 2016/12/20 ３…

○ 主人公 ○　舘花（たちばな）風涙（ふうる）　＜２７歳＞ 店名が漢字三文字の和風ラーメン屋を探している。 南青山のカフェで雪ノ下と出会う。 ○セラピスト○　雪ノ下（ゆきのした…

合宿参加から、免許取得までの流れを詳細に記録！ さらに『怪談』で知られる文筆家「小泉八雲」の足跡を辿り、巡り巡った島根の主要観光地を紹介！ 教習の内容から、時間の使い方まで、…

世界中を旅してまわった小泉八雲が最後にたどり着いた街、新大久保。 現在は様々な人種や民族が懸命に暮らす街に、そして観光で来日する外国人の拠点ともなっている。 韓流だけではない新大…

『赤坂』は、ＴＢＳのある赤坂サカスで有名な場所で、昼も夜も大変な人出でにぎわっている。 ところが『赤坂』という坂がどこにあるのか意外と知られていない。 実は『赤坂』は、あの小泉八…

La Sonadora番外編集。 ※個人誌に収録した作品からの再掲載です。 第一話…エリックの幼少時のエピソード 第二話…冬のある日、街角での出来事。ルイス編。 以下予定 …

「あなたは、山岳部に大会があることを知っていますか？」 和歌山県新宮市―― 神倉山からの風が心地よい高校に入学した山岡絵里は、幼馴染の城井みつきに誘われ山岳部に入部する。 そ…

土方歳三は剣術が苦手だった。 本当は武士になんてなりたくなかった。 だが守りたい大切な人たちがいる。 だから強くなると決めた。 日野の家族と歳三の絆を中心に、少年期～流山…

【カクヨムプライベートコンテスト Vol.01　民俗学部門参加作品】 長野市役所に勤める“俺”は、不思議な出会い方をした“彼女”と交際している。 彼女は、本来なら俺とは住む世界…

皆さんは神楽というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。もしかして、キャラクターの名前でしょうか？　おそらく神話劇という印象が強いのではないでしょうか。本作では神楽の源流を探…

宙と散歩道。創作と読書、旅行のことをつれづれに。 平成三十年四月四日から約一年間の記録。

心霊現象、オカルト、超能力、都市伝説、宇宙人、占い、まじない、呪い…… そうした「なにか怪しげなもの」について、真面目に考察をしていくコラム集です。 筆者が知る限りのことを書い…

古典でお馴染みの『源氏物語』を読みやすくご案内します。 ネット投稿ならではの双方向のやりとりで楽しいツアーにしたいと思っています。 源氏物語５４帖のうちの抜粋した巻の【超訳…

【スマートニュース×カクヨム「連載小説コンテスト」参加作品】 白河千桜（しらかわ　ちお）は、旅行代理店に勤務する23歳。 横田英一（よこた　えいいち）は、栃木県日光市出身の25…

「私」が庭園を散歩するだけの連作掌編。 ※登場人物やその周りの出来事は、フィクションです。 庭園には実際に行っていますが、日記・体験レポートではありません。

タイトルは中原中也から。 主に東京について書きます。

南海の島国・瑠玻羅王国。 この国には、とある伝説がある。 宮廷楽士試験を受けに王都に出てきた琉心は、ひょんなことから王女の楽の師となった。 玻璃姫と称される王女朱麗と、惹かれ合…

ごくごくありふれた日常だったり、少し足を踏み外してどこか現実的ではなかったり。一瞬で終わる人生のようなショートストーリー。 一話ごとに完結しています。お好きなところからお読みくだ…

自殺者達の怨念が渦巻く山奥の巨大な公園。 公園に留まる亡霊が生み出した呪いのアイテム『呪物』 『霊に触れる事の出来る軍手』を手放せない殺し屋。 『絵や写真に捉えられた人物を殺傷…

本編末尾にて、ネタばれなしのショート番外編を掲載！平安京への入り口にどうぞ。 久の宮家復興のため、紀乃は乳姉妹である藤の宮を玉の輿に乗せようと、思い悩む日々。それが急に言い付けら…

そこは生活に関するものが「天蔵（アマゾウ）」という通販サービスを通して何でも無料で手に入る楽園のような世界だった。 仕事も学校も試験もなんにもない――。 人々は毎日、時間もお…

由緒正しい神社のある港町。そこでは、海から来た神が祀られていた。神は、春分の夜に呼び寄せられ、冬至の夜に送り返された。しかしこの二つの夜、町民は決して外へ出なかった。もし外へ出た…

「ハマグリが夢を見ているね――」 その一言が、僕とかぐら子さんの出会いだったんだ。 とある田舎の港町に住んでいる高校生の〝僕〟は、ひょんなことから謎の女性かぐら子さんのカフェで…

特に趣味もなく、色恋沙汰にも疎く、突如声と職までもを失くした笹森すみれ24歳。 ないない尽くしのすみれは、失意のまま田舎で愛猫と暮らす祖母の元に転がり込む。 そして、ド田舎生活十…

第3回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門にて特別賞を頂きました。 ビーズログ文庫さんより、書籍化いたします。 皆様のご愛顧に感謝を。 ときは大晶（たいしょう） 和桜国（わおう…

唐の貞観２１年（西暦６４７年）、１８歳の娘、王玄策を正使とする使節団は唐の都長安を出発し、天竺に向かった。 しかし使節団員たちは癖のある者ばかり。副使の蒋師仁には、この旅が平穏無…

　桃弥と音々は広島に住んでいながら、平和な日本に安住し、戦争も原爆も近くて遠い存在だった。 　ある日、桃弥の家に大崎時正と名乗る男子が現れる。 　時正は１９４５年の広島に住んでい…

由緒ただしい意地悪な魔女の孫娘・モモは、絵本や児童文学に登場する正統派の魔女として活躍することを期待されている。 しかしモモは現実世界で絶賛放送されている魔法少女番組「キューティ…

【第2回　ビーズログ小説大賞現代部門　参加作品】 俯きがちに千羽鶴をつくっていた彼女は、綻ぶ花のように微笑み、千羽鶴をつくっていました。 相変わらず、黒目がちの大きな双眸は印象…

「この絵を見て、どう思いますか？」 「わたし」はあるとき、絵を描いて、いろんな人に見せに行きます。そして、こう訊いたのです。 「わたし」の意図、彼女が描いた風景画の意味とは。

異世界から渡来する様々な品々を所蔵する、府立異世界博物館。 あまたの魔術的トラブルを引き起こす収蔵品を管理し、貴重な異世界文化財と来館客を守るため、学芸員は今日も奮闘する！

結花のバイト先のカフェには すてき店長「時雨菜月」がいて 今日もラテアートをご機嫌に描いている。 しかし、実は、その「時雨」は 男、いえ、女だったのです。 スプーンがすきなの…

　これは筆者とその家族が体験した科学では説明できない、いわゆる「心霊体験」を記述するノンフィクションである。 　ほぼ全て筆者とその家族の記憶に基づく事実であり、霊的体験を信じられ…

大学生の千枝は梅の咲く頃、新選組の土方歳三のふるさと、東京都日野市へ史跡巡りへ出かけた。そこで見つけたものとは？ ※「流山の別れ 土方歳三物語」のスピンオフです。 https:…

※「ＮＯＶＥＬ ＤＡＹＳ」にて改良版（2021ver.）が掲載しております 　 　メニューを見ても、内容がわからないケーキや紅茶ってありません？ 　名前や見た目が気に入ったとして…

カクヨムを始めて、あれ、なんかイメージと違う。もっとこうしたほうがいいのかな。もっとこうすれば多くの読者に読んでもらえるのかな。そう思ったこと、ないですか？　門外不出、秘伝のタレ…

蜜柑いっぱいの島で、同級生だった。30歳を過ぎ二人はビジネスで島にて再会。 彼は元ヒットメーカーの珈琲屋。彼女は若くして『未亡人』、夫が遺した果樹園の女主人になっていた。 元々…