あの日、あの時、君といたモノクロームの夏。

作者 ayane

5

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★★★ Excellent!!!

――

という作品がカクヨムの中にはたまにあります。これはまさにそんな作品です。現在最新の26話を読んだところですが、このタイミングでレビューを。
原爆の事、戦争のことをメインテーマにしつつ、タイムスリップを絡めたエンターテイメント性の高い物語です。
重いテーマを読みやすく、避けがちな問題を改めて考えるきっかけにしてほしい、そんな意欲・作者の想いを感じる作品でした。

物語は広島に住む桃弥と音々という二人の高校生が、過去から現れた時正君と知り合うことから始まります。
この時正君、なんとも不思議な人物で、原爆投下直後から現代にタイムスリップしてきたようなのです。
最初は信じられない二人でしたが、時正君は音々ちゃんの祖父と知り合いで……と話は冒頭から驚きの展開が続き、ストーリーから目が離せなくなります。

読みやすく平易な言葉で書かれた文体、魅力にあふれたキャラクターたち、次から次へと先が気になる構成力は物語の魅力たっぷり。
そんなハラハラドキドキの物語の中で、時折直視すべき大事なテーマがいろいろと語られていきます。
これは是非小学生くらいから大人まで、沢山の人にぜひ読んでもらいたい素晴らしい作品です。

幸いなことにまだ連載中ですので、ぜひ今から追いかけて読んでほしいと思いました。