人々を救おうとする執念が魂を衝き動かす

本日、72回目の終戦記念日。
さまざまなメッセージが込められている今作ですが、ドラマとして、もし自分がその場に居合わせたとしたら、果たして彼らと同じような行動が取れるのか? 人を救うために自分が矢面に立てるのか? そういったことを突きつけられます。

モノクロームとカラーの世界の対比の中、映画のように一瞬音が止まり、その後、轟音が鳴り響く時は読んでいて思わず目を閉じてしまいましたが、自らの光を失った時正が見せた優しさに心を打たれました。

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