主人公は縁日でマグカップに入るくらいの小さな猫を買います。お店の人によると今の大きさのままで飼えるとのことでしたが……可愛らしい猫の話だと思って読んでいたら、どんどんドキドキする展開に!最初は笑って見てられますが、最後はどうするんだろうと心配になると思います。とっても面白いですし、短い時間で読める作品なので、ちょっとした隙間時間に読んでみるのに丁度良かったです☆
母の時代、色付きのヒヨコが売られていたという話をすぐさま思い出しました。今でもあるのかもしれない。愛玩動物と人間の間の無くならないテーマが描かれています。是非。
行間に湛えられたファンタジー特有のゆらぎが心地よい。
SFとも言えるし、ファンタジーとも言える不思議な物語。 それでも行間に見える、奇妙な程のリアリティは何だろうか。 マグ猫を見つけたら、五百円出してすぐに買おう。 ただし、かなり注意深い人に限る。