概要
彼を助けるためなら、私は自分の一番大切なものだって差し出します
母を亡くした白上鈴華(しらかみすずか)は大路で行われた巫女による御霊集めの時に霊の異変に気づいた。鈴華は急いで幼い頃に母に連れられた御霊送りの儀式を行う地へと池を通じて移動する。そこで鈴華は巫女の唱えた神歌が間違っていることに気づいた。儀式は失敗し、暴走して悪霊と化した霊に襲われそうになっていたところを美しい男性に救われる。男性は水龍ー闇御津羽神(くらみつは)で儀式の主だった。儀式には巫女が必要であるが、巫女の質が落ちており裏巫女と呼ばれる者が代わりに儀式を行っていた。鈴華の母も裏巫女であり、鈴華は幼いころから舞いと祝詞をあげることができた。暴走を止めるために巫女の代わりに祝詞をあげることになった鈴華。無事に儀式は終わり安堵しているところに闇御津羽神から巫女になれと言われて四年間巫女を務めることに。
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