殿上の厲鬼（れいき）

時は奈良時代の天平七（735）年。正式に大学入学を果たした殿上の厲鬼こと大津皇子は念願の学生生活を楽しむことに。トラブルに見舞われるものの忙しく働く下道真備（後の吉備真備）を見つめる謎の影。それらの目的は？そして皇子の心を乱す謎の存在とは？
後世陰陽師の祖と呼ばれるようになる男と天平の世を謳歌する厲鬼（れいき）が妖怪退治する『殿上の厲鬼』シリーズ、お暇な時に読んで頂けますと幸いです、よろしくお願いいたします。
※史実と異なる設定があります。