続・出来ること

 一人職のメリットは共同作業の少なさです。

 

 誰かと一緒に取り組むと、お互いのリズムに合わせたり、考えがぶつかって作業がストップしたり、時には険悪になって嫌な思いをしたりしますよね。

 そういった「恐れ」はかなり潰せます。


 それぞれの仕事の期限さえ守れば、順序が滅茶苦茶だろうが、作業スペースがぐちゃぐちゃだろうが、叱られることは(ほぼ)ありません。


 実際、明日続きをやろうと思っている作業や、片付けてしまうと忘れそうな書類は出しっ放しにしておくことも多いです。

 目に付かないところに置くと、記憶から消えてしまいますからね……;



 反対に、大きなデメリットは困った時に相談する相手がいないことです。

 

 大きな方針や、重要なことを決めてくれる相手はいます。一部の業務に関しては話し合う相手もいます。ですが、ちょっと心身の距離が遠く、気軽さは「うーん」といった感じです。


 そして、私が携わっている多くの業務の細かな相談が出来る相手は、同じ職場にはいません。だって、この仕事をしてるのは自分だけですから。

 多分、ほとんどの同僚は私の職務内容を良く分かってすらいないでしょう。冗談抜きで。


 というわけで、どうしても困った時は「別の場所で同じ仕事をしている先輩方」にメールや電話、FAXで聞くしかないわけです。


 ……コミュ障にはハードルが高いと思いませんか?

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