続・きっかけ
※少し重い話になります。ご注意を。
そんな友人の出来事と前後して、私は辛い職場に身を置いていました。
キツい物言いをする人がいたのです。それも、とても独善……いえ、独裁に近い人物です。
この人について話し始めると非常に長くなるので、後に回します。
その人のせいで、私は体調を崩しました。ストレスが胃にきてしまい、数年間の通院を強いられたんです。
酷い時には薬だけでおさえられず、吐き気止めの注射や栄養の点滴を打ちながら出勤していました。
でも、良くなるはずはありません。原因が取り除かれないのですから当然ですよね。
きちんと食べられず、食べても吸収されないようで、3年ほどで5キロは痩せました。平均体重も完全に下回っており、毎日フラフラでした。
ただ、相手ばかり恨んでいても仕方がないと思い、内科から精神科へ紹介状を書いてもらって通院し、その流れで臨床心理士さんに心理検査をしてもらいました。
自分を知ることで、その先に活路がないかと思ったのです。
心理テストとは違います。
数回に渡って色々な問題を解き、思考の傾向を割り出す検査です。出た結果によっては、知的障害や精神障害等と診断される場合もあるものです。
私は障害とされるほどの数値は出ませんでしたが、「傾向はある」と言われました。他にも、能力の偏りのせいで多数の人と良い人間関係を築くのは難しいだろうとも言われました。
結局、その職場は心が折れてしまって辞めました。
出勤しようとすると涙が止まらなくなったんです。毎朝泣きながら車を運転し、勤務の途中にもふとした瞬間に涙が溢れ、帰りの車内でも泣いていました。
数年経ちますが、こうして振り返っていても涙が出そうになります^^;
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