　大人になって仕事をするようになり、凄く感じていることがあります。それは、「良い人ほど去ってしまう」ということです。

　仲よくしてくれる相手って貴重ですよね。私は人付き合いが苦手なので特に有難さを感じるのですが、そういった相手ほど先に転勤や退職でいなくなってしまうのです。

　自分が配属されるより先に職場にいようが、後から入ってこようが、そこは関係ありません。辛い場所では心の支えというか、その人がいたから頑張れていたのに……と心が折れそうになります。

　そして相性の悪い相手ほど長く残っているのです。

　そういった相手に去って欲しいと思う気持ちがないというと嘘になります。でも、それ以上に自分が出ていきたいので転勤願いを出すのですが、希望が通ったことはなく、誰かに意地悪をされているような気分になります。

　甘えていないで、もっと自立すべきなのでしょうが……なかなか上手く出来ません。これからもきっと悩むのでしょう。

　それにしても縁って不思議です。良い人が去ってしまうのは人生の試練なのでしょうか？

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