過去を思う③
高校では小学校や中学校のような、「いつ人に傷付けられるだろう?」という緊張感からは多少、解放されていました。
人より体が弱かったので部活には入らず、学校が終わったら真っ直ぐ帰って家でゲームしてましたね(笑)。
それでも時々体調不良になって、親に迎えに来て貰うこともありました。
ちなみに、専業主婦の母親は車の免許を持っていません。
というわけで、当時はタクシーのお得意様でした。ご存知ですか? 自転車を載せられるタクシーがあるんですよ。車体の後ろに専用部品でくっ付けるんです^^
あ、お金持ちじゃないです。自転車で10分の距離なんてたかが知れていますしね。そういう意味でも、近くの学校で本当に良かったですw
さて、そんなふうに学校自体はそれなりに過ごしていましたが、悩まされたのが「緊張感からの解放」の反動でした。
生活が落ち着いたからこそ、どうして自分はあんな子ども時代を送らなければならなかったのだろうと、振り返る時間が大量に出来てしまったんです。
延々と後悔しましたし、怒りも沢山わきましたし、虐げてきた相手を憎悪したりもしました。
高校の友人が優しければ優しいほど、それまでの人間関係が対照的に浮かび上がるようで、情緒不安定になったりしました。
大人になってから考えると、この時期にちゃんと病院に行き、カウンセリングを受けておけば良かったのかもしれませんね。
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