概要
納得はしていないものの、貴族の結婚とはそういうもの。
この生活に慣れなくてはと思うものの……。
この領主。変。
おまけに、領主の館にいる使用人達も変。
首がない執事に一つ目鬼のコック。ゴブリンのガードナーに、狼男のフットマン。
ああ、誰か私をここから救い出して!!
そう願うのに、領主に溺愛されて困っています!?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!夫は変態以外でお願いします!
突然パーティー会場で求婚され、そのまま拉致られるように辺境の辺境、国境警備の要衝に連れてこられたマリア・ハイデンベルグ。彼女は貴族の子女であるのだから、たしかに結婚は親が決めるもの。そこはよく理解しているのだが、なんか納得がいかない。
しかも、夫となるハロルドは、イケメンなんだけど性格に難あり。端的にいって、変態さんなのだ。
さらに、連れてこられた館には、おかしな怪物の使用人ばかりいてマリアは……彼らと仲良くなってしまう。
結婚は認めていないのだが、なすがままに館の女主人となってしまうマリア。ただし夫は変態。絶対ここから出て行ってやるーと思っているのだが、事件が起きてしまう。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!こんな結婚認めませんっ!!!
婚約者がいたマリア。今日ここでプロポーズを受ける……予定だったのにっ。
いきなり求愛して来たかと思うと、そのまま辺境地まで拉致され、領主ハロルドの妻にされてしまいました。
まあ、相手はイケメンで辺境伯の嫡男、条件は悪くないのだけど……いや、でもでも、強引すぎるし、人の話聞かないし、脳内お花畑だし……! 主人公マリア、拒絶します。
さらに本作には、個性豊かな使用人たちが登場。バケモノハウスだったんですねー、このお城。でもみんな領主が大好きないい人(?)たちでした。
そんな生活のなか、最初は拒んでいたマリアも、徐々に領主ハロルドと打ち解けていき……という展開だけじゃない、とんでもない悪者…続きを読む - ★★★ Excellent!!!無理やり連れてこられた辺境の地。そこで令嬢は本当の愛情を知る――。
婚約者である子爵に求婚されるはずの夜会。
そこで、令嬢・マリアを無理やり連れ去ったのは、眉目秀麗な青年・ハロルド。
マリアの父親の許可は取ってある、子爵は決闘で打ち負かしたと言うけれども、これってもう、どう考えても誘拐……っ!?
そんな衝撃のプロローグから始まる今作、しかも連れてこられた辺境の城の住人たちは、人間ではない使用人ばかり!
甘い言葉を囁くハロルドは、美形だけれども、拉致った張本人に気は許せないし……。蝶よ花よと育てられたはずの令嬢マリアは、今日も雄々しく残念イケメン・ハロルドに立ち向かう!?
けれども、ご安心ください。
作者の青嵐様が、あれよあれよという間に、素晴らしい物…続きを読む - ★★★ Excellent!!!強引にさらわれるように貴族の嫁になってしまったマリアの運命は?
マリアには子爵という婚約者がいるにもかかわらず、ハロルドという青年貴族からプロポーズを受けます。
当然断るマリア。
しかし決闘で子爵を倒したから問題ない、と言うハロルド。
拉致られて彼のお屋敷があるスザンカに住まう羽目になるマリア。
さて彼女の運命は?
コメディ、ドタバタ、ロマンス、陰謀、胸のすくような展開。
すべてがありました。
ハロルドの強引な行動も彼なりの理由があることが後にわかります。
ハロルドに心を許さないマリア。
果たしてハロルドとマリアが仲良くなる日が来るのでしょうか。
ぜひ読んで確かめてください。
最後には笑顔になれることをお約束します。 - ★★★ Excellent!!!求婚? 誘拐の間違いじゃないの!?
その日、婚約者に求婚されるはずだったマリア。そして、実際に求婚されたのです。ただし、婚約者でない別の男性に。
元々いた婚約者は、既に決闘で破っているので問題なし。これから夫婦として共に暮らそうと言ってくるのは、イケメンの辺境伯、ハロルド。いやいやいや、いくら婚約者を破ったとしても、例えイケメンでも、そんなの納得できるわけがありません。当然承諾できないマリアですが、ハロルドはというと、恥ずかしがってるのかと、会話にすらならず。イケメンだからって何でも許されると思うなよー!
とはいえ貴族の結婚とは、自らの意思よりも、家や周りの都合が優先されるのが常。あっという間に彼の領地に連れていかれ、妻として…続きを読む - ★★★ Excellent!!!スザンカの地に栄光あれ!! 幸いよ、歓呼の声を轟かせよ! 溺愛、万歳!
いやぁ、もう、この快哉、聞こえます?
聞こえますよね、あ、耳が痛むほどですか、それは申し訳ないことでございました、お詫び申し上げます。
もう、なにがいいって、溺愛までのカタルシス!
誰とは名を口にしませんが(反吐も出るから)DEEP VILE1(いや、マジで下劣きわまりないのよ、こいつがオンリーワンな勢いで)、全編に亘って読者に殺意を抱かせます。もう、溺愛に困るさまを楽しもうという気持ちが薄れて見えなくなるほどに。
それがね!
今日ね!
やっとね!
ハーレッルヤ!
ハーッレェルヤ!
ハレルヤ!
◯◯◯◯!
ハーレェエールヤァアー!
なのですよ。
え、何言ってんだって?
それはも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!こんな結婚なんて、冗談じゃない!
マリアの元に現れたのは、見知らぬ貴族の青年のハロルド。
初対面のはずなのに、何故か彼はいきなり求婚を申し込んでくる……って、マリアにはもう他に、婚約者がいるのですけど。
しかし、聞けば既に婚約者とも父親とも話がついているとのこと。
元々貴族の結婚なんて、自由にはできないもの。こんな風に結婚相手がポッと出の男へと変わるなんて、珍しいことでは……いや、これはいくらなんでもおかしいです!
だというのにもう決まった事だからと、ハロルドの元に嫁ぐことになったマリア。けど当然、納得なんてできませんよ。
しかもハロルドの屋敷の使用人達は、首がなかったり狼男だったりと人外揃い。いきなり結婚させられたか…続きを読む