概要
必要ないと言われた聖女の選択は、国中から自分の記憶を消し去ることだった
ある日、婚約相手のエリック王子から呼び出された聖女ノエラ。
パーティーが行われている会場の中央、貴族たちが注目する場所に立たされたノエラは、エリック王子から突然、婚約を破棄されてしまう。
最近、冷たい態度が続いていたとはいえ、公の場での宣言にノエラは言葉を失った。
さらにエリック王子は、ノエラが聖女には相応しくないと告げた後、一緒に居た美しい女神官エリーゼを真の聖女にすると宣言してしまう。彼女こそが本当の聖女であると言って、ノエラのことを偽物扱いする。
その瞬間、ノエラの心に浮かんだのは、万が一の時のために準備していた計画だった。
王国から、聖女ノエラに関する記憶を全て消し去るという計画を、今こそ実行に移す時だと決意した。
こうして聖女ノエラは人々の記憶から消え去り、ただのノエラとし
パーティーが行われている会場の中央、貴族たちが注目する場所に立たされたノエラは、エリック王子から突然、婚約を破棄されてしまう。
最近、冷たい態度が続いていたとはいえ、公の場での宣言にノエラは言葉を失った。
さらにエリック王子は、ノエラが聖女には相応しくないと告げた後、一緒に居た美しい女神官エリーゼを真の聖女にすると宣言してしまう。彼女こそが本当の聖女であると言って、ノエラのことを偽物扱いする。
その瞬間、ノエラの心に浮かんだのは、万が一の時のために準備していた計画だった。
王国から、聖女ノエラに関する記憶を全て消し去るという計画を、今こそ実行に移す時だと決意した。
こうして聖女ノエラは人々の記憶から消え去り、ただのノエラとし
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- ★★★ Excellent!!!仲間とリセットした新たな環境で過去私に害した者達へ抵抗を試みる
聖女と座と王太子の婚約者の座を奪われ、教会にいい様に扱われている事に嫌気がさし、自分の存在を周囲の者達の記憶から消える魔法を発動し、只事前に気の合う仲間にはその魔法がかからず、以後生計を共にし、始め冒険者パーティーとして活躍し、後に教会と一線を画す救護活動する事で名声を上げ、時の国王で当時婚約破棄した張本人から王家に協力する様要請を受けるが、キッパリ断るヒロインの強さに感動しました。後、国王と王妃、ヒロインから婚約者と聖女の座を奪った張本人揃って断罪される展開にはスカッとしましたが、もっと、ざまぁ、の描写があってもよかったのではと、思えてなりません。