婚約者に目が醜いと罵倒され前髪で隠す様に言われ、共に夜会に参加しても慣れないヒロインを壁の花のごとくその場に留まれと命じ、自身は知り合いと歓談する程婚約者に寄り添わずにいた為、ヒロインが気晴らしに会場を離れた回廊で蹲る殿方に声掛けし、不調の見えるその方を介抱した所、その方が隠していた醜い目と罵られていた目を美しいと、賞賛され快方した縁もあり、名前を尋ねられ名乗った所、翌日には助けた殿方が王太子と知り、王宮から御礼の招待を受けるという、それまで婚約者から親愛を得られず、生母亡き後実父継母義妹ら家族から疎まれ寂しい想いをしていたヒロインにとって王太子が救世主に思えたのでは。ヒロインが婚約者に愛想をつき、大人しいヒロインらしからぬ我儘に思えるが、意思表示に意志の強さが感じ好感が持てました。その後王子王女達個々への気配りにも。