無理やり連れてこられた辺境の地。そこで令嬢は本当の愛情を知る――。

婚約者である子爵に求婚されるはずの夜会。
そこで、令嬢・マリアを無理やり連れ去ったのは、眉目秀麗な青年・ハロルド。

マリアの父親の許可は取ってある、子爵は決闘で打ち負かしたと言うけれども、これってもう、どう考えても誘拐……っ!?

そんな衝撃のプロローグから始まる今作、しかも連れてこられた辺境の城の住人たちは、人間ではない使用人ばかり!

甘い言葉を囁くハロルドは、美形だけれども、拉致った張本人に気は許せないし……。蝶よ花よと育てられたはずの令嬢マリアは、今日も雄々しく残念イケメン・ハロルドに立ち向かう!?

けれども、ご安心ください。
作者の青嵐様が、あれよあれよという間に、素晴らしい物語の世界へ、読者をいざなってくださいます!(*´▽`*)

読み進めるうちに、マリアもハロルドも、どちらも応援せずにはいられないこと間違いなし!
とんでもない出逢いから始まる夫婦の物語、どうぞお楽しみください!(≧▽≦)

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