最初は他の作品と同様のジャンル。流行りモノに乗っかった作品だと、舐めてかかってました。
ですが、読めば読むほど分かる。
作者の作品への熱意、愛情とも言うべき真っ直ぐな想いが。
熱があるんです。一人一人のキャラクターの全員が、生きているんです。
ストーリー展開はさることながら、一度読んだら止まらず、最後まで一気読みしてしまいました。
登場人物のセリフの言葉選びのセンスもあります。
ですが、作者様はキャラクターを作っているのではなく、〝人間〟を生み出していると表現すべき実力を持っていますじぇ。
ドラマを見ているとでも言いましょうか。小説を読んでいるのに、それぞれの登場人物たちが送る、人間ドラマを見ている。
そんな気分にさせられます。
この作品は、確かに作り込まれた熱意ある、とにかく真っ直ぐな作品です。是非ともオススメしたい。
というか引きずり込みたい。自分から飛び込んで欲しい。
一緒に、この作品の熱に浮かされて、沼に溺れましょうや。
以上、長文失礼いたしやした。
(ФωФ)わいが言いたいのはただ一つ。
マジ最高。めっちゃ面白いわ。
特殊な力を持ち異形と闘うことを義務づけられている。
王族の生まれながら、特殊な闇の魔力を持って生まれたため
疎まれる第三王子。
でも彼は、姉兄や両親のために、自分の功績を潰して、
悪評はそのままに、影に徹して”家族”を支える道を選ぶ。
しかし、兄である王太子が婚約破棄した令嬢を救うため、
動いたところで、そのまま彼女が自分の婚約者に。
持って生まれた魔力のため、王家に嫁ぐ事が決められた令嬢のために、
影から、光の下に身をさらす決意をした彼を待つのは。
人の痛みのわかる熱血漢でぶっきらぼうで優しく、婚約者が大好きな
彼の活躍をワクワクしながら読むのが今の楽しみ。
脇役も生き生きしてて好き。