日常はおはようの一言で始まる。3
「ぎーんコーンガーンゴーン」
さっさと勉強しろと言わんばかりの乱暴に響き渡るチャイム。ほんと、早く交換してくださいよ……。
現在は授業後。世間一般でいう放課後。周りからは授業というか先生から解放されたおかげで回りは安堵の表情を浮かべせ、この後の予定を和気あいあいとだべっていた。
いつもの様に盗み聞ぎしていると「今日どこ行く?」という質問に対して「カラオケかな……」っと斉唱していて……なんだこれ宗教か?確かにこれはリーダー格一人に女子6人と男子2人が囲んでいるという異様な光景でありスクールカースト教の一員のようだけどさっ!スクールカーストも立派な宗教だよな!っと入会さえできなかった俺が評論する。
まあこんな田舎はさぞ陽キャラさんは辛いことだろう。だってこの碧海高校の最寄り駅、足立駅周辺にはカラオケしかない。俺は週4ぐらいでしか行かないからいいけど……
とは言えど探せはいろいろとあるわけでサウナイーグル、クラブマハ〇ジャ、夢の国・キャン〇スパブなど……てか対象年齢高すぎだろこの辺!最後とか18禁感半端ないし!
まあ若干行ってみたくはなったものの大人の階段を踏みとどまり俺は部活に向かうことにした。はあ、俺の脳内忙しすぎて脳内飲食店を起こす程度。ほんと大変だよね飲食店のバイト。まあ200円で賄い食べ放題だったから実質賃金ゼロカロリーである………。………。………⁈
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます