心を閉ざした修験者の少年と、寄り添おうとする神社の娘が、手をつなぐまで 芦原瑞祥
神社の娘・宮子の初めての友達は、幽霊だった。
幽霊の友をあるべき状態にしようと奮闘する中、宮子は修験者の少年・寛太に惹かれていく。
寛太は母親を殺されたショックで精神的に不安定になり、高名な修験者の内弟子として修行を重ねていた。
やがて寛太は、母親の菩提を弔うため、今後一切女性に触れない誓いを立てる。
行き場を失った宮子の恋心は、そして、犯人への復讐心に燃える寛太の取った行動は。
神社や修験道の世界観を取り入れた、和風ファンタジー!
一部完結で三部までありますので、最初の一部だけでも、よろしくお願いいたします!
目次
完結済 全48話
更新
- 第一部 はじめての友達
- 第1話 地面に生えていた女の子
- 第2話 少年修験者、寛太
- 第3話 秘密のお出かけ
- 第4話 おそろいの髪飾り
- 第5話 「ああいうの」って
- 第6話 光の粒と、闇の記憶
- 第7話 あいつ、生きてないぞ
- 第8話 人は死んだらどこへ行くの?
- 第9話 殺されて壺の中で
- 第10話 血しぶき模様のカーテン
- 第11話 体を貸してよ
- 第12話 呪い殺したい相手
- 第13話 母を訪ねて
- 第14話 再会、そして
- 第15話 天へ帰るためのはしご
- 第16話 掛けまくも畏き
- 第二部 それぞれの価値観
- 第17話 新しい友達
- 第18話 神社の娘と無神論者の娘
- 第19話 価値観の違い
- 第20話 娘の体をくれ
- 第21話 あやかしとの約束
- 第22話 はじめてのお泊まり
- 第23話 楽しい女子会
- 第24話 深夜の侵入者
- 第25話 あやかしとの対峙
- 第26話 乗っ取られた体
- 第27話 背中のぬくもり
- 第28話 祀られたムササビ
- 第29話 新しい棲みか
- 第30話 根付いた恋心
- 第31話 殺人犯と被害者家族
- 第32話 「悲劇の少年」
- 第33話 清僧宣言
- 第34話 火宅の人たち
- 第三部 すべてを賭けた呪、命がけの恋
- 第35話 進路と覚悟
- 第36話 託されたこと
- 第37話 父親が抱えていた闇
- 第38話 久米の仙人
- 第39話 玄斎様の遷化
- 第40話 欠けた自分の半分
- 第41話 四十九日
- 第42話 形見
- 第43話 禁断の呪殺法
- 第44話 代償
- 第45話 昏睡
- 第46話 あったかもしれない人生
- 第47話 あなたが誰であっても
- 第48話 雨だれが石を穿つように
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