第一章の登場人物まとめ

*リンカティア・エ・ル・シャドラ

 本作の主人公。竜胆輪花の転生体。

 前世は研究のしすぎ(カフェイン中毒による心不全)で死んだため、今世は健康的に研究しようと誓っている。

 しかし、研究バカは転生しても治らず、度々その限度を通り越してしまう。

 彼女の無意識体(むーちゃん)がリミッターとして存在しているが、彼女が呆れ果てるくらい、穴をついて研究をしようと奮闘する。


 徴術:

  古き樹の民の目…樹の民の目の上位互換


 エレメンタルスキル:

  エレメンタルハンド

  エレメンタルソナー

  エレメンタル糸電話

  エレメンタルドット

  エレメンタルアイ

  エレメンタルレッグ

  エレメンタルバンド

  エレメンタルパワードスーツ(EPS)



*シェルヴェス・エ・ギ・シャドラ

 リンカの兄。

 天才的な頭脳でリンカの行動を理解しサポートする。


 徴術:樹の民の目…霊素が見える。ピントをずらして、目的の濃度などが見える。



*セツカティア・エ・ラ・シャドラ

 リンカの母。

 元は直系の一人娘だったが、10輪の時に家を出て冒険者となる。

 そして、たった二年で世界の果てを発見するという偉業を成し遂げる。成し遂げてしまう。

 傍系で再従兄弟だったリーヴェスと結婚、王妃となる。



*リーヴェス・エ・ジ・シャドラ

 リンカの父。木国の王。傍系から直系へ養子となり、王となった。王にされた。

 セツカティアに捲き込まれる形で冒険者となり、波乱の二輪を経てセツカティアに告白、結婚。

 その後、鬼のようなイザドラと養父との特訓の末、王の資格を得る。



*ヴィーヴ・ガーガリル

 歴史学者にして刻紋研究者。

 宮廷教師としてシェルの指導をしている。

 歴史学の専門は「枝の賢者と七英雄」。

 刻紋研究者としても大成しており、特に彼の刻紋は女性を中心に人気が高い。(本人は不服そうだが)

 純人種のため、霊素を扱えない。

 純人種の嫁をずっと募集中。希少種故、出会いが少ないのが難点か。



*イザドラ・ト・ダ・シャドラ

 側勤め筆頭にして、王を育てることを使命としている傍系の筆頭。

 リンカの異常行動に頭を悩ませている。

 裁縫が得意。娘がいる。



*エンエ

 純人種と樹の獣「狭間の獣」との子。

 枝の外生まれで、『施設』に拾われ、そこで諜報員の指導を受ける。

 光と影の相反属性に適性がある珍しい相を持つ。

 表面上は無口で無表情だが、心の中での独り言ではびびりで泣き虫でうるさい。

 徴術:過去視



*トゥーワ・エイカ

 霊人種竜人族。赤い角に赤く長いお下げ。功夫服+チャイナ服のような服装。

 ヴィーヴの同僚にして槍聖。果ての三勇士、竜犬の槍。

 王竜会議の要請により、リンカの護衛として木国に招喚された。

 実はいきおくれを気にしている。

 徴術:竜の鼻



*アファト・べルシ

 果ての三勇士最年長、碧鱗の術師。

 霊人種蛇人族。青い鱗が額と両腕にある。背が子供並みに低い。

 熟達した術の使い手で、現役の医者、さらに医大臣。

 果ての旅においては、両陛下を支えた。

 徴術:循環する鱗

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