概要

この世界は残酷で醜悪で、けれどそれ故に美しい。
 暦が新たに『星暦』と名を変えてから、二千年近くの時が流れた現代。

 災害と公害により生物は死に絶え、世界は既に滅んでいた。だがそれでも尚、人類は滅んでなどいなかった。
 巨大な壁により外部と隔絶された尖塔都市――ヒュペルボレオス。人類最後の砦であり国家である其処は、発達した蒸気機関技術によって常に光で満ち溢れ、人々は自由に空を飛ぶ術を手にしていた。
 そこでは全てが手に入り、あらゆる幸福を感受できるという。それはまさに楽園だった。
 されど楽園を運営する人工知能、『マニトゥ』は警告する。

「馬鹿だねぇ。楽園なんてものが、本当にあると思ったのかい?」

 これは、復讐と断罪の物語。
 然して心せよ――青空を見てはならない。

 * * *

 第一章 青空謳歌・完結
 第二章 憧憬迷路・開始
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 連載中55
  • 506,861文字
  • 更新
  • @unknown996

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