ぽんず

長くなりそうなので、もう最初から言ってしまいましょう。 この作品、超面白いです。 えー、理由根拠どうのこうのはダラダラと下に連ねていくので、そんなん付き合ってらんねーよって方は一直…続きを読む

今時の異世界ファンタジーといえば、主人公が無自覚にしろ自覚しているにしろ、周囲のモブキャラを圧倒する最強の能力を持っていて、ぽんぽん敵を薙ぎ倒していく、みたいな展開が王道です。スト…続きを読む

酒を飲んでスマホゲーして無為な日々をだーらだら。 そんな大学生である主人公の目の前に現れたのは、宅配便の段ボールに入ったおっさんシーマンでした。 あらすじからして衝撃的で現実離れ…続きを読む

魔法少女が女だなんて誰が決めた――おっさんだってプ〇キュアしたいっ！ ……そう思ったことがある方もいるのでは？ あ、私は無いです。 そう思ったことがある方にお勧めしたい、魔法少女…続きを読む

神、というのは気高い存在です。 …なんか新興宗教の謳い文句みたいになりましたが、私が言いたいのはそういうことではありません。 『神』という存在は、謂わば太古からの信仰の対象。善悪・…続きを読む

冷え切った心を抱えた少年と、そんな少年の前に突如として現れたミステリアス幼女。 奇怪で、理知的で、どこか艶かしくて、そして主人公の妻を名乗っている娘幼女。ビックリするほど属性てんこ…続きを読む

見方によれば、複雑怪奇な怪談話のワンシーンに。あるいは、単純明快な百物語のワンシーンに。 作品の解釈は分かれると思います。ある人は狂気を覚え、ある人は理解を示すでしょう。 この形容…続きを読む

この表現力と世界観に勝る作品を書ける豪語する者。名乗り出てみろ。 この作品を読み終わった時、声を大にしてそう言いたくなりました。 こう呼びかけて、集まる作品は皆無に等しいと思いま…続きを読む

衝撃のラスト。いや、笑劇のラストというべきか。 文字数が少なくて読みやすい短編なのに、与える影響は甚大です。二度見、三度見するオチをご覧ください。少なくとも自分は吹き出した。 p…続きを読む

レビューを書くに際して、この作品の魅力に関して書きたいことは多くあります。 中でも、この世界観。 世界観というのは、異世界モノを書く上で最も重要で、作家さんの力量が出るところだと思…続きを読む

真っ先に心を惹かれたのは、書き出しの表現でした。無駄な言葉がない、それでいて的確で鮮明な背景設定。小説の冒頭から興味をくすぐられました。 レビューを書いている時点でまだ一話しかない…続きを読む