第二十三話 虎よ、虎よ!

 小型航空機コンテスト。

 それはヒュペルボレオス中の碩学が集う、大掛かりな祭事だ。


 今年は自殺者の過多から例外であったものの、一年周期で行われるその祭りでは、手製の航空機が必ず飛行する。ならばそれを毎年、あたかも競技スポーツめいて速やかに進行する為には、専用の設備が必要になるのは道理であった。


 アランは巧みにハンドルを操り、巨獣めいて荒れ狂う車体を己が手足同然に扱っている。展示会場に飾られた航空機群の隙間をい、勢いのまま持ち上げた前輪で会場を区切る鉄柵を粉砕すると、そのまま公道へと躍り出た。

 鉄塊を弾き飛ばしたにもかかわらず、搭乗者に圧しかかる衝撃の負荷はほぼ皆無である。

 まるで紙細工の壁を踏み破ったかのような気軽さ。

 そんな馬鹿げた勢いを現実に成すほどの速力スピード。それほどの熱量。それは二輪車の疾走として既に十分過ぎるほどのものだったが――けれど今も尚、速度計の針は上昇を続けている。

『ちょ――今のは流石にどうかと思うのですけど!?』

『人類滅亡を回避するための超法規的措置、というヤツだ。マニトゥの許可は下りている。問題ない。事後にもノーヘルとスピード超過の罰金ごと修繕費を支払うつもりだよ。……はあ、我ながら実に身勝手な言い草で嫌になるな』

 二人の声は風圧によって掻き消され、けれど問題なく鼓膜へと伝達されていた。

 通常、時速二百キロメートルを超える速度で前進している状況下で言葉を交わすことは不可能に近い。しかしそれを現実として実現させているのは、カルティエ作の特別製インカムを使用しているが故であった。

 法定速度を度外視したスピードで公道を突き進む。

 自殺者達が乗り捨てたのだろう、路上には無数の車が整然と停止していた。あたかも大渋滞を起こしているかのような有り様であり、たとえ大型二輪車であろうと移動は困難を極めることが推測される。

 しかし大して苦心した様子もなく、アランは見事なハンドル捌きで以って、目的地に向かい変わらぬ爆走を続けた。

 目的地――それは展示会場から近い位置にある施設だ。

 飛行船には不要なもの。しかし航空機が飛行するためには、その存在は不可欠である。

 厳重に封鎖された鉄柵を再び粉砕し、アラン等は目的地へと踏み入る。

 そこは滑走路だ。

 アスファルトによって舗装された硬い道路。尖塔都市の首都から、あたかも橋の如く突き出したソレ。それは完全な直線であり、地平線に程近い地点まで真っ直ぐに伸びている。

 周囲にはサーキット場に似た設えがある。当然ながら、客席は無人。

 誰に対しても気兼ねする必要がないのは明らかだ。故にアランは迅速にクラッチを操作し、的確且つ順繰りにギアを上げて多量の燃料をエンジンに送り込む。

 路上をひた走る。マシンの全力で以って。

 機体ボディのベースとなったのは旧暦時代の遺物。何者よりも速く走るという信念の下、競技用に調整された規格外品ヘルバイク。元来からして出力百四十馬力を誇るモンスターマシンに偉大なる一族クルーシュチャが手を加え、全力で魔改造チューンアップを施した正真正銘の怪物である。

 耳をつんざくエンジン音は咆哮の代替。風を切って路上を疾駆するは、漆黒の猛虎。

 その双輪は、あまりにも回転がことから半ば滑走し、無意味に地面を擦り上げている。甚大な摩擦は炎を生んで車輪にまとわり付き、軌跡に沿って道路を黒く焼き焦がした。

 十全な疾走ではない。

 にも拘らず、速度計は当に三百キロを通り過ぎている。

 通常の航空機ならば、十分離陸に足る速度。しかしそれに満足することなく、アランは尚もアクセルを捻り上げ、病的に加速し続けた。

 目指すは滑走路の末端。

 誰一人として並ぶもののない、世界の先端。

 周囲の景色を――時間すらをも置き去りにして、燻り狂った黒い猛虎は愚直ストレートに駆け抜ける。


 ―――有り得ない。


 騎手の後ろに張り付く事しか出来ずにいるカルティエが、脳内で論を弄ぶ。

 そもそもがこの状況からして有り得ないのだ。エンジンのないバイクが駆動しているのは当然として――更には、この尋常ならざる速力。これは明らかに設計者カルティエ意図けいさんから大きく逸脱したものであった。

 到底、不可能なのだ。

 その環境下コンディションで、この構造体フォルムで、こんなにも速く走ることは出来ない。それがこの世の物理法則。未来永劫変わることのない、普遍的な条理である。

 その現実から背いている。

 道理を無視し、常識を歪曲し、馬鹿げた現象を意のままに手繰っている。


 それを成しているのは、たった一人の少年だ。


 有り得ない。

 有り得ない。

 有り得ない。


 ―――けれど。


 けれど、


 有り得ない事態を、論理も理論も何もかも無視して実行する――現実を凌辱する、何よりも現実的な幻想法則アウトロウ

 文字通りの背理。

 世界の全てに背を向け、己が道を突き進む理。

 其は人類の叡智たるもの――無から有を生み出す第一種永久機関クルーシュチャ・エンジンと同等の位階にある、魔術を行使する生きた機巧装置。それこそがアラン・ウィックという人間の正体であるのなら―――


『―――飛ぶぞ。振り落とされるなよ、カルティエ』


 爆走スコーチの最中、陰鬱な響きの声音が届く。

 風圧がもたらす暴力は極限にまで高まっており、その有り様は大嵐で荒れ狂う海中の様子に匹敵する。ともすれば、狂乱した渦中に放り出されたようなもの。投げ出されれば死は免れず、そのままそこに在っても死という結末は逃れ得ない。

 しかし、アランは元より、カルティエとて未だ健在。

 カルティエは自らの細い両腕をアランの腰に巻き付け、岩のように硬い背中に頬を押し付けて懸命にしがみ付く。

 離陸の時が来た。

 車体後部に設えられた二対の排気筒マフラーが、あたかも推進器アフターバーナーめいて炎を噴く。それは最後の加速、最高の推進。それと同時に、アランはハンドル下部の機材に埋もれるようにしてそこに在ったグリップを握ると、おもむろに力一杯引いた。

 伸びたワイヤーが何かの留め金を外す。封印を解く機構。それによって、黒い猛虎は遂にその本性を現した。

 膨大な熱と蒸気が機体各所から噴出する。

 そして。まるでパズルを組み替えるように、黒い外装が文字通りに、その内側に秘匿されていた真紅の威容を具現させたのだ。

 全長は倍ほどに膨れ上がり、畳まれていた翼が広がる。エンジンから轟く低く唸るような重低音は高音域の金切り声へ。排気筒マフラーは完全な推進器バーナーへと姿を変え、分厚い双輪は完全に燃え上がり、最早赫々かくかくと大気をあぶる炎の輪へと変貌を遂げていた。

 蛹から成虫への変化めいた、奇怪且つ鮮やかな展開変形メタモルフォーゼ。それを成したのはアランの魔術ではなく、カルティエの技術である。航空力学の下、飛行を成す為の完璧な計算式に則って設計された異形だ。


 翼を得た猛虎が、断崖の如く途切れた滑走路から虚空へと躍り出る。


『―――――ッ』


 生物的な本能故だろうか。カルティエは咄嗟に固く瞼を閉じる。舌を噛むことがないよう、奥歯を噛み締める。

 けれど予想に反して、落下感はない。浮遊感もない。

 一秒にも満たない短い時間。けれど破滅を迎えるには十分な瞬間。それを超えても変化はなく、真紅の虎は変わらず爆走を続けている。

 恐る恐る、瞼を押し上げる。

 すると視界に飛び込むのは灰色の空だ。距離感の薄い、色の濃淡というものがない虚空。張り倒し振り落とさんとする強烈な風圧。そして眼下に広がるのは、振り回されるように高速で流れ過ぎるヒュペルボレオスの景観だ。

 俯瞰している。

 失墜することなく、今も尚空を駆け上がりながら。


 これこそが飛翔――前人未踏であった境地。

 現在の小型航空機の最小サイズである十五メートル四十一センチ、その記録レコードを大きく塗り替える偉業。それは今この時、完全なる成功を果たしたのだ。

 そしてその開発者である少女は、ある意味で感慨深く呟きを零す。

『―――――なんで飛んでるんですかね、コレ』

『俺が言うのもなんだがな……もう少し気の利いた台詞があったんじゃないか?』

『そんなこと言われてもですねぇ! 肝心要の動力源が貴方の自称・手品である以上、これを私の功績というのは相当な語弊があると思うのですよ! ―――というか他にも色々と気になる点が多々あるのですが!』

『例えば?』

『時速四百キロを超える速度で高空を飛んでいるのに問題なく呼吸が出来ているどころか、こうして悠々と会話出来ていることが一つ。それにこの速度だと普通、空中分解すると思うのですけど。というかそもそもまともな防寒具も装備していないのに全く寒くないですが、これは一体どういう!?』

『ちょっとした手品だ。驚いたか?』

『迅速なタネ明かしを希望します!』

『時間がない、却下だ―――おっと』


 ―――GYAAAAAAAAH!


 他愛のないやり取りを中断し、アランはハンドルを切って車体を沈み込ませて大きく横へ逸らす。すると狙いすましたように、巨大な黒い影が視界の端を過った。

 魔物。

 象を上回る巨躯の怪鳥。蒸気機関の心臓を持ちながらにして有機物である肉の体を持ち、それを硬質な無機物の外殻と骨格で支える異形の黒い生物。ソレは強襲の失敗を悟るや否や、翼を広げて低く旋回しながら獲物の様子を伺っている。

 馬に似た面相は下卑た食欲に歪み、丸く円らな瞳にはあまりにも明確な悪意の光が宿っている。

 その眼光は一つではなく、数十というおびただしい物量で以って二人を取り囲んでいた。

『……腐肉漁りのハゲタカ共が、こうして能動的に襲い掛かってくるとは。食べ放題の状況で浮かれているのか、それとも別の要因があるのかは知らないが――少し、鬱陶しいな!』

 言い放つや否や、アランはアクセルを捻り上げて急加速。愚かにも大きく顎を広げて正面から躍り掛かってきた魔物を、振り上げた前輪で迎撃する。

 燃え盛る車輪は魔物の肩口にぶつかり、噛み砕き、その肉体の大部分を溶解して打ち砕いた。

 無残に即死した魔物の残骸が街に堕ちる。

 しかし魔物の群れは同胞の死に臆した様子もなく、未だにアランとカルティエを餌と見なしたまま付け狙っていた。


 ―――GYAAAAAH!

 間を置かず、再度の襲撃。


 鋭い鉤爪を備えた重機めいた脚を振り上げて、三羽の怪鳥が迫り来る。しかし相手は飛翔能力を獲得した真紅の猛虎だ。空想でしかなかった為虎添翼という概念、それをそのまま形にした正真正銘の怪物である。

 其の名は窮奇キュウキ――旧暦時代の伝説において四凶と謳われた、恐るべき化生なのだ。そんなものを相手にして、に勝てる道理は一切ない。

 まとめて轢殺する。

 あたかも魔弾に穿たれたように、三羽の魔物は弾き飛ばされた。撃ち抜かれた体と翼には穴が空き、断面から吹き荒れる熱風が魔物の総身を焼き切り裂く。

 完全な圧勝である。

 この結果には流石の魔物達も幾分か冷静さを取り戻したのか。獣の本能そのままの愚直な突撃から方針を転換し、獣ではなく、それを駆る騎手を狙う狩猟へと目的を移行する。

『うわっ! わわっ!?』

 車体を迂回して背後から襲い掛かる鉤爪が、危うくカルティエの背中を掠める。

『小賢しい。目的地まで行こうにも、的確に進路を塞いでくる。―――仕方ない。カルティエ、何があっても手を離すな。口を開くな。

『え……―――――んんっ!?』

 応答を待たず、アランは更に加速する傍ら自らの重心を前後左右に揺すった。結果として航空機は大きくブレた機動を取ることになり、不意に正面を通りがかった魔物を踏み砕く傍ら、背後に陣取っていた魔物を引き剥がしにかかる。

 航空機がひどく出鱈目な奇跡を空に描く。

 まるで天地がひっくり返ったような無茶な動き――その報復として肉体に掛かる多大な負荷に振り回され、カルティエは目を回した。

 それは例えるならば、安全装置のないジェットコースターに乗るも同然の暴挙。

 しかしその危険度に見合った成果があったのかといえば、そうではない。

『引き放せない……!? 何故わざわざ俺達を追って来るんだ、こいつらは!』

 ここに来て初めて、アランが驚愕の様相を露にする。

 彼の言の通り、魔物の追従は一向に止まない。少しずつ数を増しながら、執拗に二人を追いかけ回している。

 血の臭いや仲間の死に興奮しているから――では説明が付かない事態だ。


 ―――GYAAH! GYAAAAAH! GYAAAAAAAAAAH!


 アランの驚愕と焦燥を見透かしたように、魔物達が嘲笑する。それを受けて、アランの舌の根に苦いものが沸いた。

 時間がない。魔物と戯れている場合ではない。

 この際だ、無責任に同乗者カルティエの耐久力を信じ、負傷覚悟で無理やりにでも血路を開き目的地まで強引に走破するか――などとアランが物騒なことを考え始めた頃。不意に、彼の背中に張り付いているだけだったカルティエが動く。

『―――――失礼』

 一言だけ断りを入れ、有無を言わせる間もなくカルティエは航空機のハンドルに手を伸ばした。そしてそこに設えられたボタンを躊躇なく押し込む。

 航空機の側面部――紅い外装が一部展開し、内部機構を露呈させる。

 そこから飛び出したのは二本の銃器だ。カルティエはその内の片方を掴み取り、展開していた外装を元に戻す。

『……何をする気だ?』

 目を眇めて、アランが問う。

 けれどカルティエはそれに答えなかった。調子を確かめるように異形の銃器――自動式擲弾銃オートマチックグレネードランチャー『シュネッケ』を片手で弄びながら、少女は両目を閉ざして黙考する。

 そう――黙して考えている。思索している。構想している。五感全てから得られる情報を基に、

 イメージは銀の鍵。

 開錠と同時に、無想で以って世界の全てを俯瞰する。


『―――――』


 カルティエが目を開く。

 その蒼い双眸には――


 魔眼を発現させた少女は握把グリップを掴む右腕を振り上げ、そして無造作に袈裟懸けに振り下ろす。その僅か一秒にも満たない動作に連動して、無数の炸裂音が鳴り響いた。

 引鉄を引いている限り、弾丸を次々と撃ち続けるフルオート機能。それによって十六発の弾丸が全て吐き出されたのだ。

 それは射撃というにはあまりにも杜撰ずさん過ぎた。明らかな乱射。弾代の無駄でしかない。その筈だが―――――


『―――――どうして今のが全部当たるんだ』

『ちょっとした手品ですよ。驚きましたか?』


 衝撃的過ぎて最早呆れる他ない、といった表情でアランが呟く。それに対して、カルティエは意趣返しの意味を込めて楽し気にうそぶいた。

 発射された榴弾は計十六発。その全てが誤ることなく命中し、十六体の魔物を撃ち貫いて内部で炸裂――悉くを殺傷せしめていたのだ。


 あまりにも常識から逸脱した有り得ない芸当―――――即ち、魔術。


 性質こそ異なるものの、エンジンのない航空機を十全に疾駆させるアランの能力と同じ類のモノだ。

『貴方は運転に専念してください。魔物の露払いは私が引き受けます』

 器用にも危なげなく片手でリロードを行いつつ、カルティエが言う。

『分かった。威力の方も申し分ないようだし、そちらは任せよう』

『ええ! お任せください! 魔物達を特製のローストチキンにしてやりますよ!』

『そいつはまた、豪勢な手料理だな。美味そうだ。食べられないのが残念だ……な、っとッ!』

 気合を込めて語気を強め、アランは遠慮なく騎獣を駆る。

 進路上に立ち塞がる敵は航空機の前輪が粉砕し、背後や上空から来るモノはカルティエが狙撃する。その姿勢は右腕以外は全くの不動。照準器スコープを使わずにして、完全な一射一殺を成し遂げている。


 快調に大空を快走する。

 斯くして、最短距離且つ最短時間で目的地にまで到達した。


『よし、着いた』

『……? ここはまだ空ですが』

 カルティエが訝し気に首を傾げる。それと同時に、一抹の不安と疑念が彼女の中で鎌首をもたげた。

 そういえば――彼が一体どうやって厳重な警備機構の施された地下空間シャルノスへ侵入するつもりなのか。その経路も、方法も、全く知らされていない。

 アランはさも当然のように、さらりと意味の分からないことを口にする。

『なに、簡単な話だ。地面をぶち抜いて侵入する』

『は?』

『地面をぶち抜いて侵入する』

 二度に渡って全く同じ回答を提示され、カルティエは絶望した。

 それは確かに、単純かつ明快な理論だった。

 面倒なセキュリティを一切無視して、地面に穴を開けて不正に入り込む。時間的余裕が一切ない現在の状況下において、それは間違いなく最適解だった。ただし唯一にして最大の問題点は、そのプランが事実上の机上の空論であることだ。


 航空機で自ずから地面に激突する試み――人はそれを自殺と呼ぶ。


 気が狂ったのか。カルティエは本気で訝しんだ。

 しかしその推論は成り立たない。まだ死の歌は聞こえていないし、最初の時点で発狂していたならカルティエ等を引き戻す間もなく自死しているだろう。だから、今の彼は

 正気のまま、あまりにも馬鹿馬鹿しい理論を、現実に可能なものとして認識している。

 カルティエは一度目頭を押さえて天を仰ぎ見た後、勢いよく前に戻す。


『―――すみません、アラン君。私、これからちょっとカラテの稽古があるので付き合えません』

『今日は休め。という訳で目と口を閉じろ。絶対に手を離すな。耳は……なんとかして耐えてくれ』

『この際耳は別にいいですから、それよりもまずは命の保証を! って、イヤーッ! 本当に落ちてます―――!』


 少女の絶叫を伴って、真紅の猛虎は流星と化して隕石の如く地面を穿つ。

 その瞬間、途轍もない爆発音と衝撃が、ヒュペルボレオス全域を震撼させた。

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