前世、現世、来世

半世紀以上生きてきますと、何の才能も無い自分ですが、過去をたどりたくなります。

両親、祖父母、曾祖父母へと思いを馳せます。

過去の人々がどんな人生を辿って今の私にたどり着いたんだろうと。


何かきっかけがあって、こんな事を考えるようになった訳でも無さそうです。


著名な作家も年を重ねると血筋を辿る小説を書いています。佐藤愛子「血脈」・宮本輝「流転の海」・辻井喬「父の肖像」…


まるで、あらかじめ頭の中に沢山ソフトがセットされていて、50歳越えるとその内の1つに

自動的にスイッチが入るみたい。


前世の因縁ある魂を持って生まれ、現世で新たに縁を生み、来世はどの様に生きていくんだろう。


乳児院に行く赤ちゃん

80歳で殺人を犯す人…

その魂の来し方とゆくえは、一体どうなってるんだろう。


そこで行き詰まり…。


所詮、凡人の私が考えてみたところで、せんないこと。


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