子供の独立と共に変化する郵便物

思い出を残す写真は、もうデジタル化で、心置きなく失敗恐れず、どんどんメモリーに残せます。


いずれ写真と共に、思い出を反芻しながら、生きていく事になるでしょう。


写真に写るのは好みませんが、 ついこの間写した私の姿がお気に入り。

「これを遺影にする」ときめました。すかさず娘が言うには、

「これ若すぎる。90歳、100歳で死去する時代、葬儀で“この人誰?”て、なるよ」

ごもっとも。


………


我が家に届く郵便物に変化が生じています。


結婚して三十数年、抱えてきたローンが終わり、子供が結婚して家を離れると郵便物がぐんと減りました。ダイレクトメールでさえ比例して減少します。


うちはエレベーターの無い五階。郵便受けに届いた封書等もついこの間までは抱える程あり、ポロポロ階段に落としながら上っていったものです。 もっとも請求書や銀行からの引き落としの類いが殆どでしたが…。


今では「これだけ?」と、もう一度郵便受けを覗き込む程。寂しいですね。


一方、増えたのが送る小荷物です。

従来から手紙、葉書はよく書いていますが、レターパック500を年に2・3回利用するようになりました。また、結婚した子供や孫への“ゆうパック”が昨年から始まりました。


生活が変化することは郵便物にも影響が出るものです。

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