良い結婚をしてほしいと思う歳です
ある企業の社長が、テレビのインタビューで話していました。
社長がまだ独身の若い頃
オフィスの中を歩いていて角を曲がった時の事、誰もいない廊下を前へ行く女子社員がいました。やにわに、落ちていた紙屑を拾ってゴミ箱へ捨てました。
それを見た彼は、彼女を嫁さんにしようと決めたそうです。
誰も見ていない所でも、その行為に及ぶというのは、彼女の育ちの良さからくるものでしょう。
裕福、貧しさで、決められません。
電車の中、エレベーター、歩道…、知らない人ばかりのなかで良い行いが出来る若い人を見ると、良い結婚をして欲しい…と思ったりします。
先日「荒れた学校を改革した先生」が紹介されていました。
途中から観たので一部分だけですが、先生は児童が下校した後、ゴミを教室にわざと落としておくそうです。朝登校して気付いた子供に拾う様に教えると言います。
その時、あの社長と結婚した女子社員を思い出しました。
「他者への心遣い」という「しつけ」は、今や家庭では身に付かない時代になったのでしょう。
わざとゴミを置かずとも「ゴミを拾いなさい!」と注意する位では、子供に理解出来ない行為になってしまいました。
それが家庭の中でも実行されなければ子供の身に付きません。両親が道端に菓子の包装紙や煙草を捨てる様なら、先生の教えよりその親の行いは子供にとって圧倒的なものです。
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