江戸川台ルーペ

日本語ラップ好きで、即興のラップに夢中な「俺」は、大阪の街でバトルに出ては負け続けた。負ける中で、何か負けなのか、勝ちなのかを、知っていく。

　二十一世紀初頭。不幸が重なり大切な人達を全て失い、一人生き残ってしまった青年、平井真。拠り所を失くし自殺を決意した彼は、ある日雨の中で、初恋の女の子にそっくりな女子高生に出会う…

「その２」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054935894411 「その３」 https://kakuyomu.jp/works/16817…

印象的な靴を履いて、今時のおしゃれな服装に身を包んだ一人の女性。彼女は問う。 「今の生活に満足している？」 人生と言う問いに、答えを求めるのは間違っているのだろうか。 《喜び》…

※性描写や不快な描写が含まれますのでご注意下さい。 一般的にクズと言われて遜色ない友哉は、賃貸の契約を解除すると結子に連絡をする。 「もう家無いんだよ。一人暮らし終わりにしたか…

　2019年。加速するサイバー犯罪に対抗するため、高度な知的人材が求められる東京にて。 　クー・フーリンというサイバーセキュリティ製品をあつかうショウは、かつて同僚だったサクを…

「やあ、ネコ」 ――――カクヨムが私に話しかける。 「こんばんはカクヨム」 ――――私がカクヨムに話しかける。これは挨拶じゃなく、儀式。 　ねぇ、カクヨム。私はどうした…

私と夫との間に第三者の存在を感じる。 それが確信に変わった時、事態は動き出す。

サークルの男子が、なりゆきで一晩すごした女性に「骨抜き」にされたらしい。 これじゃあ日常生活もおくれないよ、と頼ってきたのは、よりによってその手の話が大の苦手な私。 いつも女の子…

　口下手なのにお喋りな著者が、色々言いたいことをただひたすらに垂れ流すエッセイです。 　ずっと考えていたことぶつけたり、感想を記したり、その日に起きたことだったり、つたない創作論…

書店員の松田はずっとなにかに片想いをしている。 同居人で小説家志望のさかえは付き合う相手といつもうまくいかない。 彼らがルームシェアを初めて一年が過ぎようとしている。 二人が一緒…

37歳独身ブス年収200万彼氏なし貯金なしのイタすぎる私が、ヤケクソになって今まで行ってみたかったけど行けずにいた色んな所に、ずうずうしくズカズカひとりで行ってみます。

　ある夏の大学キャンパス。「なんじゃこりゃーーーーっ！」と下吹越エリカ（２２歳）の驚く叫び声が響き渡る。卒業研究の相談をしにやってきたイケメン教授南雲仙太郎（４２歳）の教授室で、…

分かりあうってどういうことだ。優しい人ってどんなやつだ。言えなかった言葉はなんだ。

1946年七月。異世界の存在が確認される。 そこは、人類の新天地になるはずだった。 しかし、莫大なコスト面と、先遣隊の全滅、世論の反対により不可侵条約が結ばれる。 人類の目は宇宙…

ただ、ゲームが好きなおっさんが、自分の趣味のゲームの事を語る。といった具合の内容です。 色々なジャンルのゲームを取り上げました。 ファミコンから始まり、次はプレステ、セガサターン…

夢漏町（むろまち）幕府の頃、足の匂いフェチ将軍、足嗅（あしかぐ）義満の時代……ひとりのイキやすい小坊主がおった……彼の名は、そう……イックー早潤（ソウジュン）…… ※このお話は…

千年王国が滅ぶ時、そこには死の女神ウィヌシュカの姿があった。 断罪の天秤が導くままに、彼女は殺戮を繰り返す。 「お前たちは滅ぶのだ。神の慈悲なく、何の理由もなく──」 しかし…

どんなに気を付けていても異常者から逃れられない栄子。 栄子はこのまま地獄に堕ちてしまうのか。

「あんたこれからは卵生なの？」という質問からの大喧嘩の後「たまごフィッシュ」「子宮モンキー」という罵り合いを経て、私たちはお互いのことを「たまこ」「CQ」と呼び合うようになった。

チンポに突き刺さるディストピア感がわたしの生きるよすがだ。そう思って自分じゃない誰かの不幸を祈っている。

「ねぇ、行人」 「なに？」 「エッチしたことある？」 　突然の問いだった。 　中学三年の僕は当たり前みたいに経験なんてなかった。 　夏休みが終わって、けれど、まだ夏は終わってく…

保育園からの幼馴染みのユキ。 彼は毎日のように絵を描いていた。 私はユキのことが大好きだ。 これは、私と、少々変わり者の幼馴染みの男の子の話。 ※全４話で完結します

奴隷狩りに捕らえられた少年は商人に買われ、冒険者の道を強要される。 冒険者適性が壊滅的になかった少年は仕方なく、誰でもなれる（そして一番死にやすい）魔法使いとして迷宮に挑むのだ。…

自殺がどうしようもなくはびこってしまった世界に暮らす、少年と少女のお話。全１８話。 ※交流ユーザー様のささやかさんの作品「どうせ僕らも自殺する。」（https://kakuyo…

タレントの不倫などのゴシップ記事で生計を立てている、負け組のジャーナリスト韮沢 浩史。 読者から編集部に届く噂話や目撃情報のメール。韮沢が記事を書く雑誌は、ジャーナリズム性の強い…

　これはとある殺人事件です。 　ですが、凶器もトリックも犯人も存在しません。 　つまり、ミステリーではございません。 　でも、ミステリーです。 　何を解くかは読んで考えて…

９月２８日（金）２１時　第７０話で完結しました！ 大好きだった母親を目の前で父親に殺され、その父親も目の前で交通事故で亡くした幸子。 そのショックから恐怖以外の感情を無くして…

朽ち果てた庭と、水のないプールを眺める女のもとに現れた東洋の男。渇ききった心に注がれた水分。

昔書いたものを抜粋して転載。 SFっぽい、妖怪っぽい、童話っぽい、神話っぽい、など。 ★100になりました（2024/3/22）。閲覧、応援など有難うございます。 ※　53話…

愛ってなんだろう？ 一人の女性を中心に 男達が それぞれの立場で見つける愛。 処女作につき改稿案件。 続編あり。

とある異世界、この世界では女性はビキニなどの布の少ない衣服を着ることが法律で義務付けられていた。 元男であり、美少女に転生してしまったイツキは、この世界の異常さを正すため、爆乳…

自分とは正反対のクラスメイトの「彼女」。 近付きも遠ざかりもしないその距離は、青春にふさわしい。 「彼女」と僕と竜崎と。

「女たちは語りたがっている。しかし、語るためには、対象が必要だ。例えば、彼女たちにとって都合のいい、手の届かない男に、恋をしたりすることで」 彼を愛する七人の女。彼女たちは牽…

問：次の記述のうち、正しいものはどれか選びなさい。 １．人間は、人間としか結婚できない。 ２．結婚は、異性と行うものである。 ３．タラバガニを殺すことは犯罪である。 ４．人間を…

『４０，０００ＰＶ突破！！！ありがとうございます！』 ────スナイパーになりませんか？ その一言は……ただ死を待つだけの引きこもりの少女、大羽由莉の人生の全てを変えた。 …

　舞台は人間と魔物が共存する平和の国《カンバリア》。 　その国には国家資格を有する魔法使い組織『魔法師団』がある。 　魔法師は《国家の犬》《頭でっかちのイヤミインテリ》《実践では…

彼氏にフラれた。髪を切りすぎた。 そんな理由で一泊二日の家出をしたって、いいよね。 ――そしてあたしは「パトリシア」という名前を貰った。 夢を追いかける人たちの、挫折と再生の物…

ヤクザの父親と5歳の息子の翔太が、ひょんなことから命を懸けたしりとりをすることになる。 勝負の先に待ってるのは父親の死体か息子の死体か。それとも......？

　詩と言うと、作者の世界観があふれていて、比喩がたっぷりで、難解で、感受性があって詩に慣れ親しんだ人にしかその良さが理解できないなんてイメージがあります。私にはあります。 　けれ…

日常をテーマにした短編集（予定）。 「瓶の中の人魚」全四話 中学生のぼくが海辺で拾った瓶には、生きた人魚が入っていて。 思春期の孤独といら立ちと人魚との別れ 「あの子とキスを」…

メロンスター社は、銀河全体に営業拠点をもつ大企業である。従業員数は三百億人を超え、時間旅行ツアーからアサガオの栽培、哲学者の派遣業から夏休みの宿題代行まで多岐に渡る事業を行ってい…

大学二年生の小野道理子は、コスプレイヤー「リコリス」として、インカレサークル専属のモデルをしている。 学内での撮影中、校舎から向けられた視線に気付く。そこにいたのは変人で有名な同…

新しい手帳を買うと、今年こそは日記をつけようと毎回思う。 だいたい三日も続かない。一日だけで終わることのほうが圧倒的に多い。 これもたぶん、そういうやつ。

同級生を好きになった大学生。どこにでもありそうな青春の1ページから始まる、ちょっと変わったラブストーリー。

航空自衛隊のパイロット養成コース、航空学生課程。特に夢も目標もなかった少女、坂井日和が空に憧れて飛び込んだ世界では、想像を絶するような厳しい訓練の日々が彼女を待ち受けていた。人生…

「Web版のその先」が描かれた書籍版発売中です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000576/ 第4回カクヨムWeb小説コ…

どこにでもいそうな普通の会社員「浅野真一」が、殺し屋稼業にスカウトされた。優柔不断で自分のことを自分で決められない主人公が、突然現れた澤村という男の勘違いからスカウトされ、物語…

お昼休みにお弁当を食べながらズンズンがまたいっくんの文句ばっかり言っているから、ちょっとうんざりしてしまって「そんなに嫌なら別れればいいじゃん」って言ったら本当に別れてしまった。

霧野 二玖(フク)は、過去、宿坊だった屋敷に母と、祖母と暮らす、高校三年生。夏休み直前のある日、生垣の入り組む庭で「私立図書館」からの督促状を拾う。それを発端に、土地にまつわる歴…