異邦人、ダンジョンに潜る。

作者 麻美ヒナギ

4,261

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★★★ Excellent!!!

異世界転移とかいうパスタのごとき素材に極限まで煮詰めた超濃縮設定のソースをかければあら不思議!あなたを虜にして止まないミラクルファンタジーの完成です!

この作品を読むに当たって必要なのはポテトチップスとコーラじゃない!

『絶対に何もしなくて良い時間』と『翌朝寝坊しないための目覚まし時計』だ!

★★★ Excellent!!!

 おおざっぱに言うとファンタジーとSFの融合、ということになるのかもしれませんが、ボーイミーツ的なラブコメ要素アリ、日常編のグルメもの的な要素アリ、勿論本編のダンジョン攻略や世界の謎に迫る冒険と、その過程における迫力満点の戦闘アリと、とにかく各種要素がこれでもかとばかりに詰め込まれています。そして、それら多くの要素が全体的にメチャクチャ完成度高いんですよ。会話にはキャラクターの「生きた感情」が乗ってますし、地の文章も日本語としてハイレベル、その上で両方のバランスがまた絶妙にイイんですよね。「これスゲーな」というのが素直な感想でした。
 長編故に(私は一気に読んじゃいましたがw)登場人物が多いですし、所属勢力や世界内の神々等、固有名詞もかなり多いとは思います。途中、少々読み解くのに難解かなと思わせる部分も無いと言ったら噓になるでしょう。覚えられない、わかんない、がツマンナイにつながってしまうかもしれません。そういう意味では、読み手を選ぶタイプの作品なのかなとも思います。
 が、しかし、それを十分に考慮に入れて、マイナス面として差し引いたとしても、それでもやっぱり「これスゲーな」が、この作品に対する私の最終的な感想になりますね。『三国志演義』や『氷と炎の歌』シリーズ(ゲーム・オブ・スローンズ)なんかも登場人物多いですし、勢力図も結構な勢いで入り乱れますが、それでツマラナイかというとそんなことは無いでしょう。合う、合わないは別として、面白いモノは面白いんですよ。私の中では翻訳して世界に誇りたいレベル!!!
 作者である麻美ヒナギ様には感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい物語に酔わせていただき、本当にありがとうございました。お体に気を付けて、今後も活躍して下さることを心から願い、祈るばかりです。長年の連載、お疲れ様でした。

★★★ Excellent!!!

ここには神話がある
英雄がいる
そして、物語がある

とにかく読んだら圧倒される重厚なファンタジー作品。

そのくせローファンタジー要素もあって間口も広い。誰でもすんなり入っていけると思います。

英雄譚に悲劇に神話、スパイスに適度なギャグありと読んでて飽きません。みなさんも是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

軽い気持ちで読み始めると寝不足が続く事になります。
今感想を書いてる時点では一応完結を迎えたのかな?最後に〈終〉とありましたが後日談、ないし続編を今から期待して待ってしまうぐらいにはハマってしまうと思います。誰でも。
とりあえず私はまた最初から読み直します。

昨今乱立してる文章力が怪しくて安くて軽いカスみたいな小説に嫌気がさしてる人は是非読んで欲しいです。


あと誰かwiki作れ。

★★★ Excellent!!!

文句無しの良作。先が気になって気になって仕方がありません。
ただ長く続いている上に様々な時代の情報が行き来する所為で、様々な名前(人、神、武器)が頭の中でごちゃごちゃになってしまいます。
特に別名が出てくると更にこんがらがります。
それ故に面白い部分もあるのでただただWikiがあれば嬉しいのにと願うばかりです。

★★ Very Good!!

長くなるのは悪いことではありませんが、一読者として物語の流れについて行けなくなりました。これは読者として読解力と根気の無さが、原因の大部分と思いますが、作者が今後どのように物語を展開するかがわかりにくくなっています。構成が破綻する事を恐れます。独善的とはいえませんが、もう少し傍系のストーリーを端折って頂ければ、読み続けられるかなと思いました。(2020年4月4日)

まず、Amazonプライムで電子書籍化された一巻から読み始めました。
続きが読みたく、カクヨムに掲載されていることを知り、連日深夜まで耽溺しております。
「指輪物語」と肩を並べると言うと、どちらにも失礼かもしれませんね。
この作品の壮大な世界観、伏線、魅力的な登場人物達に敬服しました。
異世界物語の全ての要素(料理まで)を取り込み、それぞれが他の追随を許さない出来上がりです。
物語の構成もさることながら、著者麻美ヒナギ氏の筆力に圧倒されました。
さすが、KADOKAWA!素晴らしい作品に目をつけました。
コミック版も出版され、いずれ映像化されると思いますが、ピーター・ジャクソンにお願いしたいなあ。
一読者の勝手な要望ですが、この作品の世界観を図示して頂きたい。
よろしくお願いします。

★★★ Excellent!!!

自称凡人の主人公が異世界に転移する物語。とある事情により56階層を目指します。

一言で表すなら苛烈です。ソーヤは設定上平々凡々であり、あらゆる苦難を迎えます。苦難は突然に、理不尽にソーヤを襲い、ときに大切なものを奪っていきます。
ソーヤは抗います。何度傷付き倒れよう立ち上がります。大を救う為に小を切り捨てる事をよしとせず、己の全てを懸けて困難を乗り越えていきます。

ソーヤはどんな場面でも文字通り「全て」を賭けます。自分では認識できない代償を払い続け、擦りきれるまで戦い続けるその姿に私は心を打たれました。
傍目から見たら狂気なのでしょうが、狂気こそソーヤの本質なのかもしれません。
終盤辺りの痛々しい姿は、もう平常心では見れません。終わりの時は近い。ソーヤが願う事はただ一つ。私も願います。ああソーヤ、どうか、どうかソーヤに……。

有象無象の多いWeb小説の中で、稀にみる傑作です。これは本物ですわ…。
性的な描写は有りですが、NTR要素はほぼ無いので心の弱い方でも問題無く読めます。ええ「ほぼ」ですので、どうぞあしからず。

★★★ Excellent!!!

昨今の俺TUEEE系やチーレム系とは一線を画する伏線に濃密な話の展開。
それと苛烈に生きる主人公にすごく惹かれました。

特に主人公が重要な戦いに赴くその姿は殉教者のようであり、死を厭わぬ狂者のようでもありました。
4部終了時点まで読了しましたが、3部後編は特に身震いがするほど面白かったです。

その上で日常パートはどこか抜けた姿を見せてくれていて、どことなく人間臭く、ただ戦うばかりではない主人公を魅せてくれていて、続きが非常に気になる仕上がりになってます。

主人公に好意を持つ女性たちもそれぞれ魅力的で、作品によっては出てきた瞬間なんの脈絡もなく惚れてるヒロインさえ多い中、この手のタイプのハーレムは珍しいのではないでしょうか?

また、世界も基本的にご都合主義のようなものではなく、きちんと練り込まれています。
『神の御業は皮肉に満ちている』という一文は、正にこの世界を現している言葉だと思う程です。

人との出会いや別れもしっかりと描写されていて、後味の悪い別れ方さえしっかりと糧にして前に進む彼らの姿を、私自身はまるでその世界を覗いているような気分になりました。

★★★ Excellent!!!

ご都合は、ほぼ無いです。
最強チートも無い。
主人公は策と努力と対価を払って進んでいきます。

俺TUEEE系に飽きた人やライトな話に食傷気味の方におすすめです!

出会い有り別れ有りのちょっとビターな物語です。
重くて苦いのに、休みながらでも次が読みたくなる!!

深夜帯でいいのでアニメ化希望!!!

★★★ Excellent!!!

正直に書きます。カクヨムに来て百作品以上読みました。面白い作品もたくさんあります。でも、この作品が俺の中ではダントツ1位です。現状で最も自分の趣向に合った作品だと感じました。
ストーリーにキャラクター、散りばめられた伏線と回収。最初はどうかなと疑心で読み始めましたがあっという魔に取り憑かれました(笑)
キャラ、内容については一切触れません。後に続く方々の楽しみを減らしたくないので。でも少しでも興味の沸いた方には手に取って欲しい! そう思いレビューを書く事にしました。

『面白かった……』
純粋にそう思える素晴らしい作品です。

★★★ Excellent!!!

完徹で仕事に行く覚悟はありますか?
あるいは、超絶旨い舌のとろける絶品スウィーツが目の前にあって「どうぞ」と勧められても、「いいえ、お腹いっぱいなんで」と断れるスウィーツ好きくらいの鉄の意志ありますか?そんな鉄意志の小説好きですか?


これは、この物語は信頼できる物語です。
至高の物語の一つです。
どんな結末を迎えようとも、きっと楽しませ、面白がらせ、感情を波立たせるでしょう。

これまで読んできて、悪い意味で裏切られたことなど一度もない。





だからこそ、覚悟があるやつしか読んじゃダメ。
ゼッタイに徹夜で読んでしまう。続きが気になって気になって仕方がないから。仕事中にスマホを開いて、仕事関連の本のフリして読んじゃうよ。
だめだ。
仕事中は仕事しなくっちゃ。どっかの警察署だったら、犯人逃走しちゃうから。エロ本じゃない分、多少救われるかも知んないけど。

★★★ Excellent!!!

あまりにも面白くて4日で最新話まで走破した。
主人公が敵を討ち力をつけていく過程と代償があまりにも過酷。だがその姿、生き方には私たちを惹き付けるものがたくさん詰まっていると思う。
また、正直こんなに伏線の回収や序盤に散りばめられた種が花咲く瞬間の、鳥肌が立つ感覚を何度も味あわせてくれる作品は多くないと思う。興味と時間が少しでもあるなら読んでみるべし。

読み出せば最終話まで走り抜けられる良作

★★★ Excellent!!!

良くできたSFは商業にいくらでもある。
良くできた異世界物はネットでも見つけられる。
しかしそれらを高レベルでまとめ上げたものは中々見つけられない。
本作はまさにそれである。
深い設定を望む文書フリーク達よ、ご都合主義な展開に飽いた活字中読達よ。
君たちの渇きを癒す作品はここにある。

★★★ Excellent!!!

時雨がいつ仕込まれたのかわからなかったので
もいちど読みました。
2周目で細かいエピソードのつながりと
神々の名前がわかりました。

多分麻美ひなぎ先生は凝り性なので、
書籍化にあたり、書き直し作業をされ
時間がかかっているものと拝察しております。
立派なSF作品として、
エポックメイキング(『戦闘妖精雪風』よりもインパクトはあるかも)なので、
事情は十分理解できます。

それでも、ラナが心配だー!!!!