主人公と夫との絶妙な距離感が生々しかったです。最初レイの存在を問い詰めようとせずに、夫の様子を見ている主人公がリアルでした。レイの正体が分かってからラストに行く過程の主人公の心情が丁寧に書かれていて、悲しみを誘います。