音楽ものは大好きで、というかバンド物が好きなのですが
この物語の中には、バンドマンそのものや、バンドマンのそばにいた人なら必ず共感できるものが盛り込まれています。
キラキラしていた頃のことも、悔しくて涙したときのことも、夢破れて音楽から離れるときのことも。
迷いに打ちひしがれ、そして、どう立ち直ればいいのかも書かれています。
読み進めるごとにジワジワと感情を追い込まれ、目じりに涙も浮かび、どちらにも共感できる悔しさに歯を食い縛りました。
これは、是非読んで欲しい作品です。
とても素敵なお話でした、ありがとう。