概要
狂気!鬱屈!日常! 理性の境界線を踏み外した頭のイカれた小説をここに
チンポに突き刺さるディストピア感がわたしの生きるよすがだ。そう思って自分じゃない誰かの不幸を祈っている。
諸兄、凡人たれ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!この社会でまともに生きていける人間こそ、どいつもこいつも狂っていやがる
おはよう東京。満員電車に乗る。鮨詰めの人の悪意に揉まれると、それだけで世を憎むに足る口実が生まれる。このストレスは戦場に赴く兵士のそれと同値だというのだから、戦後はとっくに戦争だったのだろう。
畢竟、年間15万の戦死者を横目に平然と振る舞える連中が正気である訳がなく、いやそもそも、その数兆倍の数を平然と水に流せる神が生み給うたこの世界が、まともである筈もない。
だから活動家が反戦を叫びながら自衛隊員を殴ったって良いし、護憲論者が家庭内暴力者でも矛盾はない。障害者が不倫をしたって許されるし、芸能人が枕をしたって誰も咎めない。聖職者が少年を犯し、教職者が少女を犯す。母親が子を売り、父親が子を…続きを読む