週に一度クラスメイトを買う話

作者 羽田宇佐

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★★★ Excellent!!!

数話ごとに仙台さんと宮城さんの2人の視点が切り替わる形で進むお話。
なかなか素直になれない2人が少しずつ、本当に少しずつ距離を縮めていくのがじれったく、それでいてたまらなく良かった。
エモさと尊さで読み手を離さない素晴らしい作品でした。
つい最近最新話に追いついたばかりですが、応援しています!

★★★ Excellent!!!

 二人のお互いに対する心境の変化についての描写が素晴らしく、読むたびに感心します。
 また、素直になれない二人の気持ちの”ズレ”がじれったく感じつつも、そこがこの作品の一番の醍醐味でもあると思います。
 個人的にカクヨムで一番好きな作品で、いつも更新の通知をわくわくしながら待っています!

★★★ Excellent!!!

 淡々と流れる時間の中で、二人のJKは足を舐め、指を噛み、5000円を授受する。
 偶然に気まぐれが乗っかって始まった彼女らの関係は思わず目を見張る。5000円で繋がる関係が何を意味し、どんな影響を持つのか。それはまだ、分からない。
 しかし、分かることもある。大事なのは二人の関係やその変化で、5000円はただの紙切れだ。彼女達にとって5000円は命令を与えるチケットでしかなく、命令を受けるチケットでしかない。
 だが、5000円とは現状彼女らを繋ぐ唯一の存在であり、チケットとはあっさり切られるものでもある。遊園地に入園する時のように、大学に入学する時にチケットは切られてしまうだろう。
 それまでに後一年と少し。大事じゃない5000円に代わる大事な何かを見つけられるのか、見つけられないのか。今後の展開が非常に気になる傑作だ。