ループ・ザ・ダンジョン🌀一度の失敗が人生終了のダンジョンで、ただ一人セーブできるようになった底辺ぼっちの成り上がり

いわゆる現代ファンタジーのダンジョン攻略モノ。

しかし、有りそうで無かった『セーブ』というスキルをうまく使って、他では読めない一風変わった作品に仕上がっています。

舞台設定もきちんと作られているので、主人公にすんなりと感情移入して物語を楽しめました。

スキルに目覚める→即無双＆ざまぁとはならずに、奮闘しているのが良いところ。頑張る主人公を応援したくなります。

是非１度読んでみてください。小ネタで笑えますよ♪

読みやすくてぐんぐん読み進められます。
しかも読み応えあり！
セーブ能力って自分と自分以外の時間軸とかどうなるんだろうって考えてしまいますが、構成やキャラがしっかり書かれているのでおもしろいです！
セーブ能力がうらやますぎて…！！（笑）

ゲームとかでやり馴れているけど、改めて考えるとセーブというのがいかに便利でチートかを感じられます。
そこに、ダンジョン攻略という分かりやすさ、可愛いヒロインだけでなく、続きが気になる這い上がり要素もあり、気が付けば読み進めてしまう作品です！

　'Save & Load'同じ感じよりは現在から過去に戻ってくるような感じの性格が強いようです。

　既存の小説で、一般的に主人公が過去における後悔していた事件や死からの回帰という観点の側面よりは「ダンジョン攻略」という次元に集中することで既存の観念や常識を破る小説として読む価値があると思います。

冒頭、先生から実力テストの通告。教科はダンジョン攻略。
そうこの世界はダンジョン攻略が義務教育だったのです。

主人公の時杉蛍介さんは高校生になってもスキルがなく、ついたあだ名は「スキルなし男」という言葉。クラスでも悪い意味で浮いている、および注目されている存在です。
さてGW明けの試験に打ちひしがれていた彼に転機が訪れます。
なんと、美少女と出会います！！
スキルなしでも気にしない美少女とパーティを組んで、ダンジョンに潜ることになります。
そこで時杉さんは自身のスキルの片鱗を目の当たりにするのです。

文章は軽くて読みやすく、会話のテンポが良いです。
戦闘の雰囲気も伝わってきますし、戦闘に…続きを読む

ハイスペックなスキルとかなにもない、普通の主人公だけど卑屈にもなってなく、コミカルで面白い。自分も底辺な人間だから共感もてますし、さらっと流れるような話で読みやすいです^ - ^
読み進めていくと意外な展開、続きが気になる展開に！ぜひ、一読を。

ダンジョン攻略が義務教育化された世界。
スキル無しと見下されていた主人公が実はチート級のスキル持ちで……！？

という、何ともワクワク先が気になる展開です。

文章も読みやすいのに読み応えがあり、スピード感あるバトルの描写は必読です！
自信を持ってお勧めします(^ ^)/

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（194文字）

※第５話まで読了してのレビューです。

「ダンジョン」や「スキル」というものが現実社会にあり、それが時の流れとともに発展していったらどうなるのか？

　この作品には、その問いについての鮮やかな答えがあります。舞台設定が大変巧みに作られているのです。

　私がわくわくしたのは「ダンジョン」についての描写・説明です。素晴らしく考え抜かれているなあと感じるもので、これからの展開における「世界の広がり」というものを予感させ、わくわくが一層高まりました。

　まだ５話という短い話数ながら、がっつりと説得力のある世界観を構築されており、お見事の一言に尽きます。

　文章はコミカルながら、引き締めるところ…続きを読む

世はダンジョン攻略が当たり前になった時代。
義務教育の一環として社会の根幹に根差し始める程に浸透してしまったダンジョンには、『スキル』と呼ばれるものが必須であると、多くの者が言っている——。
そんな社会において、スキルの無い主人公はどうなってしまうのか？
——これは、謎の少女デルタ（偽名？）との出会いから始まった、ダンジョン攻略ボーイミーツガールである。

ダンジョン攻略が当たり前となった現代が舞台で行われるファンタジー×青春ドラマな作品です。まだ話数が少なく、文章もスラスラ読めるので興味を持ったそこのあなた！
読むのなら今がチャンスです！