概要
怪異とか呪いってのは、人を殺さないんですよ。毀(こわ)すんです。
「あの世が見える棺に入って、見えたものを教えてください」
その仕事を境に、探偵・丹村乗は奇怪な出来事に襲われる。依頼人の失踪、記憶の食い違い、連続する悪夢、自らを蝕む狂気。
乗は友人の八尋とともに、魔除けの刺青を入れる彫師・夜志高を訪ねるが……。
七つの神がしろしめす地方都市・七守道(ななかみどう)で起きるオカルティックホラー!
※第三話まで(約一万三千文字)の「怪起」編で一段落となりますので、まずはそこまでお読みいただければ幸いです。
後書き https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/16817330647905896345
参考文献一覧 https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/168173306478
その仕事を境に、探偵・丹村乗は奇怪な出来事に襲われる。依頼人の失踪、記憶の食い違い、連続する悪夢、自らを蝕む狂気。
乗は友人の八尋とともに、魔除けの刺青を入れる彫師・夜志高を訪ねるが……。
七つの神がしろしめす地方都市・七守道(ななかみどう)で起きるオカルティックホラー!
※第三話まで(約一万三千文字)の「怪起」編で一段落となりますので、まずはそこまでお読みいただければ幸いです。
後書き https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/16817330647905896345
参考文献一覧 https://kakuyomu.jp/users/Ankhlore/news/168173306478
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!恐怖に立ち向かうならば、より深く恐怖と向き合わなければならない
本作は“ねぶらま”と呼ばれる怪異に取り憑かれた主人公の丹村乗が、それを振り払わんと立ち向かうところから始まる。
とにかくこの敵の正体が分からない。だから、あらゆる手で“ねぶらま”にまつわる伝承や民話を集め、答えを探していく。
しかし、そんな“ねぶらま”は、毎夜のように乗に不穏な電話や扉を叩く亡者の呻き声などを通して追い詰め、ひたすらに乗を追い詰めてくるのだ。
であれば、
敵の正体はなんなのか?
そもそも“ねぶらま”とは何に由来する言葉なのか?
そんな答えを追い求め得ていくことになるのは必然であろう。
だが、得られるのは、遠い過去の因習、現在の被害者、狂う人間達等な…続きを読む