これがなろう勝利の理由! 〜昨今のネット小説新参にむけて古参が、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜

作者 こぴーらいたー@風倉

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★★★ Excellent!!!

初めて小説家になろうでこのエッセイを読んだときの衝撃は今でも覚えています。
長じてから小説投稿サイトに触れた私は類似するサイトには寧ろ好意的でありましたが、その一方でハーレムという物に対して批判的であったのです。
ですが、この作品は小説投稿サイトの歴史も知らずに批判的であった私に新しい知見をくれたのです。
個人的にはこのエッセイ、小説投稿サイトが好きながらも、誰も彼もが同じ物を投稿していると嘆きたくなった人に読んで欲しい。きっと何かを見直すきっかけになると思うのです。

小説投稿サイトに、溢れる作品群に幸あれ!!!

★★★ Excellent!!!

作者様には感謝の念しかありません。

ネット小説に関わる、カク人もヨム人も。
そのすべてに読んでもらいたい警醒の文です。

嫌悪しているなろう系。いわゆる異世界とか……。
じつは知らないだけじゃないですか?

そんなの知る必要が無い?
何故? 誰に言われたんですか? 親? 先生? 社会?
どこの誰が決めたかわからない良識とか?

くっだらない。

世の中に受け入れられたモノには価値があるんです。
そこから目を背けてはいけない。現実を知らなければいけない。
すくなくとも、カク側の人間であろうとするならば、知らなければいけない。

現実を知らずして、面白いものが書けるでしょうか?
知った上で、どうするかは自由です。でも、知らないというのはいただけない。だから読むべき文章があります。

それが本作品です。必読!!

★★★ Excellent!!!

大変勉強になりました。

特にネット小説の始まりを知れたのは大変大きいです。

確かに2次創作から1次創作への変化を見せたのは、小説家になろうの歴史からだと思います。

私は基本、本屋でミステリー系のものしか読んでいなかったのですが、10年前くらいからでしょうか。ネット小説の書籍化されたものが増えていたことに気づいたのですが、全く手に取ったことはありませんでした。

ですが、自分の知らない所で広がった世界の歴史を読む、この楽しさを筆者様を教えて下さり、大変面白かったです。

ネット小説をこれから書こうと思ってる方、必見です! おすすめさせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

Web小説、それは人の欲望を限りなく詰め込んだ万魔殿。しかし、未来への希望が残るパンドラの箱。
いつだって文化というもの、今ではクールジャパンと持て囃されるものが人(書き手、そして読者)の「欲望」という泥の中で生まれ、育まれてきたものだということを意識させられます。

「欲望」を叶えるために積み重ね、そしてコピーされてきた工夫の数々が、今のWeb小説文化を作り上げている。いわば、流行るべくして流行っているWeb小説。「なぜ流行るの?」という歴史と理由を知れば、「なろう系」小説への視点はガラリと変わり、そして「異世界モノ」のその先にある流行も見えてくるのではないか。
Web小説初心者には、目から鱗の話ばかりでした。

読み物として面白く、また資料として分かりやすい、素晴らしいエッセイです。
「好き」は暖かい気持ちで育むものだよ(9話読んで)

★★★ Excellent!!!

 これは当事者による一つの時代の記述であって、そういう記述のことを私たちは「歴史」と呼びます。言うまでもなく、私たちは歴史から多くのことを学ぶことができます。一般に歴史といえば、武将がなんとかの合戦で死んだとか16XX年に何とか戦争が起こっただとかを想像するかもしれない。ただ、歴史を本当にやる時むしろ興味深くまた重要なのは、その時代の人々がどのような考えを持っていて、それらの考えがどのように実際の社会に影響を与えたのかということです。
 ここに書いてあるのはそれだ。国が運営する公共の図書館には県の地域史の本が連綿と残っているのと同様に、小説投稿サイトにはこのなろう史が連綿と残るべきである。

 なろうで消えたのを非常に残念に思っていた。移転で残って本当に良かった。