Y.T

　丁寧に創られた世界観と、丁寧に創られたキャラクター達が見事にマッチしていて、ページをめくる手を、止められませんでした。 　妖魔や妖獣たちとの戦いも見事、なんですけど、それ自体が…続きを読む

　まずは「設定」について語りましょう。 　毎日日々切磋琢磨し、しのぎを削り合う、そんな東京の美容室のトップスタイリスト「山道　春風」。 　彼の設定は「既婚者という設定」という、設定…続きを読む

　物語や人物の感想に入る前に、世界観から。 　この作品の舞台は異世界。 　はい、貴族もいるし、魔術もあります。 　そして、バイクもあるし、アイスクリームもある！ 　テクノロジー…続きを読む

　はい、物語の途中で失礼します。 　レビュー致します。 　まずこの作品、異世界ファンタジーの長編であります。 　作者のゴォルド様は 「長編は初めてだから背伸びせずに、自分の身近な…続きを読む

　優しさを発信して拡散する。 　そういう役割りの人達がいます。 　そして、それに支えられてる人達も。 　しかし、それを建前、だとか偽善、だとか、そういう風に言う人達もいます。 　…続きを読む

　某年、人類の生存が危ぶまれる、そんな危機が世界中で起こっていた。 　環境破壊？ 　戦争？ 　未曾有のバイオハザード？ 　それとも、天変地異？ 　原因は一つじゃない、全て、だ。…続きを読む

　ユリの花言葉を知ってますか？ 　純粋、だとか無垢、だとか。 　そういう意味があります。 　 　そういう意味での百合です。 　そういう事です。 　我々は日頃色々な事を考えすぎて、…続きを読む

　ネタバレはしない主義ですので、中身はご自身で確認下さい。 　 　で、何に凄いと思ったのか。 　作者さんは説明で「芥川好きの人から反感を持たれるかも知れない」と書いてましたが、とん…続きを読む

　僕も最近、度々感じる事ですが、「この言葉を絶対に使わなければならない」というお題がいつのまにか「この言葉のおかげで描きたい事がめちゃくちゃあふれる」となります。 　さらに自分の「…続きを読む

　学校を舞台にした、少年少女が主役のミステリー。 　謎のバランスも少年少女に寄り添っていて「ませた子ども」は謎解きを楽しむだろうし「エンタメに慣れた子たち」も物語の展開自体を楽しめ…続きを読む

　まず初めに。 　この物語は職場恋愛です。同じお仕事をする中で共に苦労し、時には反発もし、切ないすれ違いもあるし、恋愛事情よりも仕事を優先しなきゃならないときもある。 　そして軍…続きを読む

　ごめんなさい。 　まじにあった出来事なのかと読んでたら、なんと現代ドラマでした。 　実は僕、「ゴオルドさん、すげー大変な目に遭ってたんだな。沢山」とか思ってたんすけど、たぶんそ…続きを読む

　やばいです。はい、まじで。
　何がヤバいかっていうと、はい、読んでください。
　ギスギスはしませんから。笑

　二人は、自分たちの置かれた状況を星の環境で察しながらも、触れ合います。 　後半の「なんでやねん」。 　なんでやねんに同調しつつも、その後のなんでやねんに「なんでやねん」と思い…続きを読む

　はい。
　それはもう。
　本当に。
　本当に心温まる。
　暖まる。
　そんな物語なのです。






　笑。

　僕は離婚した人たちを何人か見ています。 　今までその人たちに僕が向けていたモノは、その心情に対する同情でした。 　でも、かなり大変なんですね。 　やる事が多いし、お互いの要望…続きを読む

　昔、インドの映画を観た。 　その物語の山場は、主人公の姉の「出産」だった。 　それ以外の物語でも、出産を山場とした作品が、かなり沢山あったように思う。 　つまりである。 　新…続きを読む

　これは明確にお母さんが悪い！
　うげえ！！
　でも、好奇心をくすぐるでしょ？
　このタイトル。

　うげえ。

　いや、この作品は相撲とは何も関係ございません。 　ただし、今こうしてスマホやパソコンなどでネットに繋がっている我々には、かなり関係のあるお話かも知れません。 　周到な詐欺メー…続きを読む

　人間が生きる。 　それは綺麗な事ではありません。 　自分一人でできる事が少なくなった人を支える。 　それは、自分以外の汚い部分も、観て、触って、そしてその人の代わりに耐え続けな…続きを読む

　 　例えどんな命であれ、生き物を育てるのはとても難しい。 　お家で飼える水生動物はかなり種類が多い。 　生き物の数が多ければ、それ以上に沢山の病気がある。 　旦那さんの趣味…続きを読む

　僕は今日お休みで、そしてこの作品がある程度「話数が進んでいた」からこそ「最初から一気読み」できたワケで、この興奮もソレによるモノが多分に含まれる。 　だから、少し感情を抑えながら…続きを読む

　ただ、たかだか二日間のイベントだけで読むには勿体ないと感じさせてくれるお話です。 　詳しくはネタバレになるので書きませんが、「お利口」に生きる事を強いられたり、或いは「あきらめ」…続きを読む

　僕、この作品を最初、クライム小説だとか思って読んでたんですけど、ラストで納得。
　うん。

　多くの日本の家庭に置いてある白い粒。
　実はその中に……。

　僕も似たような理由で、子孫を残したくないと考える人間の一人です。 　ただし、僕は独身ですが、詩一さんはご結婚されていて、奥様としっかりとこの考えを、共有しているところが凄いし…続きを読む

　この作品は、唯一無二。 　だってさ、こんなに沢山の「人生」を経験した人って、そんなにいないんじゃない？ 　しかもそれを、WEB小説サイトに書いちゃうんだ。 　そして自分を「ハガキ…続きを読む

　この物語は、自分の書きたいモノを余す事なく詰め込み、作品として昇華した、武闘派な小説、であります。 　武闘派の意味は読んでみればわかりますって。ニヤニヤ。 　で、何故僕がこの…続きを読む

　責任者が逮捕された状態。 　そんな時、誰が責任を取るのか。 　それは、ゴォルド様でした。 　苦笑い。 　逃げられないこの状況！ 　もうやるしかない！！ 　被害者であるハズの…続きを読む

　まずは中身に触れる前に、この作品の文章としての魅力から。 　この作品は、会話がメインで進むお話と、エドアルドとその他の者達の心情が細かく描かれたお話で、ハッキリとパートが分かれ…続きを読む

「起」
　祖父ちゃんヤベェ！

「承」
　祖父ちゃんやべえ！

「転」
　姉ちゃん（作者さんの叔母）もヤベェ！

「結」
　ええ話や。泣

　というお話である！！！

　どういう絵本なのかというと、アレ。 　英国の絵本作家さんの作品を翻訳した系の小説（じゃあ絵本じゃないじゃん）。 　ソレを思わせるようなストーリー。 　ただし……。 　ラノベ…続きを読む

　例えば「普通」から見た「変わった人」を「個性的」と呼んだりします。 　そして、「変態」とは……。 　受け入れ難い個性を変態と呼ぶ事もありますし、社会のルールから外れた個性を変態…続きを読む

　自販機のように、定期的なメンテナンス程度の見返り、若しくはそれすらもなく、でも「淡々と」日々をこなして、人々の役に立とうとしている人たち。 　まずは、同じような「自販機」に、目…続きを読む

　その上で、今、緑のたぬきを食べたくなっている。 　そういう作品である。 　きっと、これを読んだ人たちも、赤か緑。どちらかが食べたくなるはずである。 　その宣伝効果による売り上…続きを読む

　失恋にも色々ある。 　相手を思って身を引いた「女性」は中々手強い。 　それが見知った中なら尚更だ。 　 　ちなみに良いかな？ 　心が女性ならその人は女性だ（別に深い意味はなくて普…続きを読む

　日常で感じる小さな違和感。 　あまりにもさり気ないその謎は、多くの人たちに、見過ごされがちだ。 　でもさ。 　スルーしないでよく見てごらん？ 　その答えを知った時、大きなカタ…続きを読む

　幕末期を背景に描かれるこの作品は、王道のミステリー。 　事件を追うバディ物語でもあるし、兄弟の因縁を描く、緻密な駆け引きも楽しめる。 　殺陣の描写は見事の一言。 　技の名前でわ…続きを読む

　でも、そのルールの知らない競技で魅せてくれるとは流石です。

　この作者さんにスポーツを書かせたなら、右に出る人はいないのかも知れません。

　付き合うまでってさ、多少の壁はあるけれど、お互いに「好き」って気持ちがあれば、結構スムーズにお付き合いまで進んだりする。 　むしろ、恋人同士になってからが本番。 　そして、そ…続きを読む

　今ココに書く文章は、書評なのか、それとも感想文なのかは分かりません。 　一言、「面白い」と書けば良いだけなのかもしれませんが、それはこの作品を読んだ他の人「たち」にお任せします。…続きを読む

　……考えてみて下さい。

　流暢で、しかし悠長ではない。 　そんな文章。 　丁寧で洗練されたそんな文体。 　意味がわかる人。 　要Check it out‼︎！！ 　リズムで楽しむも良し！ 　選び抜…続きを読む

　それを1発でわからせてくれました。 　素晴らしい！と言わせて下さい‼︎ 　追記 　2話目も是非読んでみて下さい。 　その後の余計な展開を省く事ができて、かなり有用な情報です…続きを読む

　ここ最近、涙腺が弱くなっている気がする。 　自分の心がぐちゃぐちゃになってる時に読んだので、悲しいシーンでもないのに、右目から涙が、一雫溢れた。 　プライドによって、相手を拒絶…続きを読む

　葛さんは僕なんだあああああああ‼︎


　（いや、僕みたいにズルくて悪い人ではないですよ？）


　でもね。

　葛さんは僕なんだあああああああ‼︎

　この作品は読者に、「全ての文章を読ませるための」工夫が随所に見られ、それがテンポという、物語の息遣いにもなっています。 　そして、読者の集中力が切れないような心遣いをすること。…続きを読む