余り深くは考え無いが、その通りだと思います。
例えば「普通」から見た「変わった人」を「個性的」と呼んだりします。 そして、「変態」とは……。 受け入れ難い個性を変態と呼ぶ事もありますし、社会のルールから外れた個性を変態と呼ぶ事もあります。 その考えでいくと、この作者さんは、変態ではないと思います。 少なくとも、この作品を読めば、受け入れられるでしょう!!
自分にはまったく経験のないことを書いていらっしゃるのですが、自分まで、誰かの優しさに救われたような気持ちになりました。いろいろな物事に対して善悪のふるいにかけるのではなく、とりあえず「そこにある」と存在を認めること。そのような懐の深さを感じます。ユニークで貴重な実体験を共有してくださっていて、読んでいて感心するばかりです。多くの方に読んでほしいエッセイです。
性同一性障がいはご存知だろうが、種族同一性障がいが一番近い表現だろうが、僕はこの作品に胸を打たれました。そんな、作品です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(169文字)