概要
【BL】叶わぬ恋に悩む暇など軍人にはない!?それでも俺は愛してる!
【第24回ルビー小説大賞用あらすじ】
舞台は現代から一千年後の世界。
大自然に淘汰された世界で生き延びる人類は、突如として現れた異形の獣と戦いながら、強かに命を繋いでいた。
滅びを待つのみだった人類は抗う力──魔装を手にいれるが、全ての者が使えるわけではなく、適正者のみが扱えるものだった。
その適正者が集まるのが国軍の魔装部隊だ。
モーリスは候補生を担当する教官として、アサゴ基地の魔装部隊に所属している。同じく教官である幼馴染の佐里愛翔(さりまなと/愛称サリー)を長年口説き続けているが、一向に振り向いてもらえずにいた。
二人には、忘れたくとも忘れられない思い出がある。訓練生時代に刻まれたその記憶は苦いと同時に甘く、モーリスがサリーに執着するるきっかけでもあった。
守れなかった過
舞台は現代から一千年後の世界。
大自然に淘汰された世界で生き延びる人類は、突如として現れた異形の獣と戦いながら、強かに命を繋いでいた。
滅びを待つのみだった人類は抗う力──魔装を手にいれるが、全ての者が使えるわけではなく、適正者のみが扱えるものだった。
その適正者が集まるのが国軍の魔装部隊だ。
モーリスは候補生を担当する教官として、アサゴ基地の魔装部隊に所属している。同じく教官である幼馴染の佐里愛翔(さりまなと/愛称サリー)を長年口説き続けているが、一向に振り向いてもらえずにいた。
二人には、忘れたくとも忘れられない思い出がある。訓練生時代に刻まれたその記憶は苦いと同時に甘く、モーリスがサリーに執着するるきっかけでもあった。
守れなかった過
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!意外なところで繋がる彼らの糸。どのように解決に導かれるのだろうか?
【組み合わせ・舞台】
長年片想いで一筋なモーリス(だが非童貞)とツンデレ拗らせて素直になれないサリー
舞台は現代から一千年後の世界。
高度な文明を築いていた人類は、突如として現れた大自然の化身によって滅ぼされた。人々は住むところを追われ、細々と生きていくしか道はなかったようである。
だが一千年前、ある神の齎したものにより戦況は変わる。
人間は諦めるしかなかった現状に、希望の光を見たのだろう。
魔法の使える世界であり、人間たちは手に入れた力により異形の獣(魔物)と戦っている。
【物語の始まりは】
ピンチに陥ったモーリスの元へサリーが助にくる場面から始まっていく。
そこから世…続きを読む - ★★★ Excellent!!!想いは諦めすらも凌駕する
本作品を「流行りのBL作品」と一括りにしてしまう編集者は多いと思う。しかし、命のやり取りの刹那に諦めず生きようとする心に男だからとか女だからなんて不毛な判断基準が必要だろうか?ミリタリーという世界観の中、強く美しい者に心惹かれ純粋に生きようとする愚直な思いこそが人間の原動力であり、逆もまた然りであると感じました。強く美しい者が完全無欠ではなく、その心の奥底にサリーもまた誇らしい命への執着を感じている。人間が持つ強さや弱さがバトルシーンとして壮大に描かれており『大切な人の為に生きよう』とする、現代社会に於いて一番重要なメッセージを私は感じました。相手を思いやる一途な気持ちが何度も迫りくる死を凌…続きを読む