この物語は、深い深い心の闇を抱えた一人の少女を中心に、1年間を通して仲間と共に成長していく感動的な物語です。
おそらく誰もが大なり小なり抱えているコンプレックス。
この物語の中には過去のトラウマやコンプレックスを抱えた少年少女の様々な人間模様を織り交ぜながら、時には傷つき、泣き叫び、人間不信に陥りながらも、同じような苦悩を抱えた仲間たちによって支えられ、立ち向かい、前を向いて歩き始める愛と青春真っ盛りの少年少女たちが描かれています。
物語を読み進めるうちに、何度も憤りを感じたり、不条理を感じることもありますが、まっすぐな思いやこれぞ青春!と言う場面や甘い恋心も織り交ぜながら、やがては、明るい未来が見えてきます。
そして色々考えさせられます。
最後は爽やかな読後感に心が癒されます。
是非、皆様も青春時代の愛と苦悩を共に味わってみてください。
義務教育中には特に多い、他人が放つ、人を傷付ける言葉。言った方は、忘れている。大したことじゃない、と思っている。
詳しくは書けませんが、主人公は、過去に「そんなことはないよ」とは思えないくらいに辛い体験をしております。
「もうやめて!」と思われる方もいらっしゃるかと存じます。それほどに、色々なことが起こります。
ですが、主人公には、素敵なお母様がいます。高校生になった彼女には、一番大切な人と、大好きなお友達や先輩達も現れます。
主人公のことを大好きだという皆さんの大好き、という言葉をなかなか信じられない。それも仕方ないくらいに、辛い過去、そして現在。
でも、彼女はとても強いのです。そして、とても、とても優しい。
主人公のことを大好きな皆のことが大好きな彼女。
そんな彼女が自分自身を好きになっていくお話です。
まさに、『コンプレックス』。
泣いてしまわれるかも知れません、作中人物に怒りを感じる方もおられるかも知れません。
それでも、主人公を、皆を。
たくさんの方にご覧頂きたいです。
どうか、本作をよろしくお願い申し上げます。
この話を一言で語るならば、ある意味どこにでもありそうな、コンプレックスを抱えた少女を取り巻く物語り。
大人の目線で見れば些細なことで喜び、悲しみ、一喜一憂する。かと思えば、大人の目線から見ても凄惨な方法で他人を傷付ける。
現在レビューを書いている段階でまだこの話は完結してはいませんが、いずれにせよこの物語の登場人物である彼女たち、彼らにとって、今歩んでいる青春が特別でない筈がなく、平穏で済む訳もないということ。
恋愛にバンド活動を基調とした青春群像。読む人の年齢や取り巻く環境によって、千差万別の感想が生まれること間違い無しでしょう。
尚、友情が芽生え、相手を思いやる優しい描写がある反面、人によっては辛いと感じるかもしれない描写もあります。そういった意味では、読み手を選ぶ話であると感じました。
思春期ならではの 悩み… 問題…
人間関係… 人と人の 繋がり…
寄り添い 築き上げていく 為に
未熟な 若い子の … 感情 や 心の叫び 声 が
様々な 形で 混じり合い ひしめき合う
作品の 見方が 少し 難しい かも しれませんので
気負ってる 人なら あまり深く考え過ぎずに
お読みください 、、、。
もし、、イジメてる側の人なら 他の人の
他者の考え方や、様々な考え方、気持ち、想い
など を沢山、教えてくれると思える作品なので
どっちの、何が? 道徳的に 良くて どっちの
どの行動が、道徳的には 良くないか? など
考えてみるのも 良いかと 私自身は
そう思い、 人の想い などを この作品から感じさせられます。
一概に 誰が 〝良い〟 〝悪い 〟 だけの
判断 を
くだすのでは なく!
この 物語の作品 みたいな コトも
現実(リアル)なんかでは 起こり得る 出来事
なのだと 考えてみることも 良いコトだと思います。
『ただ 危機感ばかり 、不安ばかり、抱えていると
自分自身の ココロが すり切れてしまうので…』
自分に もう少し優しく、そして他者にも
優しくあれる そんな 〝素敵〟な人になれると
良いですね
それだけでは 防衛が 出来ない可能性も
あるので 強い ココロ や 気持ちも 時には必要に
もなります。
もし、道を間違えたとしても、、、
それに気づいた時に、やり直しは
キクはずです。希望は捨てずに、
諦めないで、いてください。投げやりに ならない
…… 全てを 伝え 伝わり わかり合う
コト は出来なくとも 寄り添える 近づける
その 一歩 が 私は 〝大切〟
ではないかと 考えたりします。
本を 作品を 読む 詠む ことは勉強に
なりますが 時には面白く 時には悲しく
作品の中の 感情に流されたり
楽しくも あり 辛くなることも
しかし その中にも 学びも 含まれる
と言う、コトも お忘れなく(^^)
人との出会いがすべてを変える時ってあるんですよね。私もそういう経験があるからよくわかります。このお話は、そんな「人との出会い」のすばらしさを教えてくれる「恋愛」ではなく「ヒューマンドラマ」だと思います。
そう、この物語を「恋愛」という言葉で片づけてしまってはいけないと思います。恋愛って「お互いがお互い」をみたいな感じじゃないですか?これは違います、純粋な「人間愛」の物語だと思います。
この時の年頃って、どうしても「容姿」かなにかが「恋」の駆け引きにからんできたりしますが、そんなのと関係なく二人は出会い、そして、人との輪を広げていきます。
そして、その輪が次第に、少女の心の傷と隙間を埋めていく、そんな感じの物語です。ちょっと私は最後まで読めてないのですが、カクヨムコンが終わったら読破ささせていただこうと思っていて、その時、もう一度レビューを書きなおそうと思っています。
思春期の多感な時期の苦しみと喜びを描いた一作、皆様も読んでみませんか?
少女・幸子が、過去に受けたつらい記憶と戦いながら、なんとか自分を立ち上がらせていく再生の物語です。
読ませていただいて、良作だなぁというのがまず第一の感想です。
安定しつつも起伏のあるストーリーや魅力あるキャラクター、そして広がる優しい世界に心が温かくなること間違いなし。
自分を根暗女子と思い込む幸子の目の前に現れた駿くんは、容姿が整っていて人気があるだけではなく、仲間と一緒にバンド活動もやっているいわゆる「陽キャ」です。
そんな駿くんが、幸子を気に入って、仲間に入れてくれたり、デートに誘ってくれたりと、一見シンデレラストーリーのような爽快さを感じますが、それは「幸子がラッキーだったから」という訳ではありません。
幸子は人への気配りができ、トラブルが起きても乗り切れる機転もきく子で、何より心が美しいんです。
幸子を見守る駿くんと仲間達。最初は幸子が騙されていないか心配になりましたが、仲間たちの陽だまりのような温かさに心が洗われました。キラキラなギャル達の出てくるシーンも和みます。この現実も、こんな世界であってほしい。
フラッシュバックしてくる過去のつらい記憶と戦いながら、立ち直ろうとするヒロインの再生の物語を、みなさんもぜひ読んでみてください。
思春期、いじめられることや、嫌な気持ちになることも多い時期です。
誰しもが経験した道でありながら、苦労する道でもありますよね。
これは、思春期につらい思いをした少女が、やさしい人たちに囲まれ変わろうとする物語です。
コンプレックスを抱える少女、幸子――さっちゃんに寄ってきてくれたやさしいひとたち。
類は友を呼ぶ、とのことわざの通り、いいひとのまわりにはいいひとが寄ってきます。悪いひともしかり、です。
完ぺきではない世界で、どうにか変わろうともがく、やさしく真面目なさっちゃんの物語です。
きっと、読んだらやさしいタッチの物語にはまってしまうはずです。
優しさを発信して拡散する。
そういう役割りの人達がいます。
そして、それに支えられてる人達も。
しかし、それを建前、だとか偽善、だとか、そういう風に言う人達もいます。
優しい本音があると、困るのでしょうか?
そんな「悪役」達は無視してレビューを進めましょう ♪
この作品はヒロインのさっちゃんが、皆んなの力でトラウマを克服するところから、始まります。
一人で一生懸命に頑張るさっちゃんに「気づいて」一生懸命に助ける駿。
そんな駿に感化されて集う様々な優しい人達。
一癖も二癖もある、そんなメンバーですが、共通するのは誰かの気持ちを考えること。
さっちゃんにだけ、じゃないのです。
皆んなが皆んなを思いやり、考え、行動する。
そんな優しい本音を紡いで広げる彼らは決してヒーローなんかではなく、
友達という仲間!
であります。
誰かに助けられ、支えられると、自分以外を見る余裕が生まれます。
そしてそれが新たに誰かの支えとなって、優しさの輪は広がってゆくのでしょうね。
これは僕の主張でもなければ感想文でもありません。
この作品自体のお話です。
この作品に触れる事ができたあなたはきっと、これから誰かの支えになれる事でしょう。
そうやって繋がるのでしょうね。
拡散されるのでしょう。
優しい本音というものは。