概要
死ぬ筈だった私は、不思議な二人組に救われた。
一人は霊能力者の可憐ちゃん。もう一人はボクサツ君とかいうクレイジー野郎。
最初は余計な事をするなと思ったけど、二人は傷だらけになって私を守ってくれた。
そう。
二人は私の救世主だった……。
女子高生の天津うさぎは、自殺サイトに登録して集団自殺を図る。だが突然、見知らぬ二人組が乗り込んで来た。
一人は不健康そうな優男。もう一人は可愛らしい中学生の女の子。二人は自殺サークル主催者の陰謀を暴き、うさぎを救う。
なんとか助かりはしたものの、うさぎはイジメに苦しんでた。度重なる嫌がらせに追い詰められたうさぎは、再びあの二人組を頼る。実は、うさぎの問題には、とある呪術にまつわる呪いが関わっていた!
ボクサツ君と可憐ちゃんは、う
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!怪異と戦う少女の姿とキャラクターのクセがドハマリします!
自らの生き様に疲れてしまい、自殺サイトの仲間と練炭自殺をしようとするうさぎちゃん。
そんな彼女を救ったのは年齢も性別も違う二人組だった!
叫んで、逃げて、殴って、クセの強い色々なキャラクターと様々な交流があり、何処かほっこりする。そんな作品!
この作品は作者である小濱宗治氏の素晴らしい感性を添えて初めて完成します!
どうやったら思いつくんだ!?
と思わせるキャラクターや、登場人物が怪異をぶち破るその姿。更には難事件にもあなたは惹き込まれるでしょう。
現代ファンタジーとありますが、ミステリーの要素などもあるのであなたも読んでみてはいかがですか?
きっと、この作品の虜になるはずです。 - ★★★ Excellent!!!着目すべきはその圧倒的な表現力!!!
企画参加ありがとうございます。シーズン1の1話、8話、9話を読ませていただきました。今回、戦闘シーンに着目しましたところ、登場人物の「動き」の表現の仕方が僕はいいなと感じました。例えば1話だと藁をも掴むようなとか、オカマみたいな仕草とかフィギュアスケートの選手みたいにとかワードのチョイスが独特で面白いと思いました。8話でも古い中国のアクション映画の達人みたいにとかそういう言葉の言い回しははっきりと相手に伝わるし、変に難しい言葉を使うよりもこうやって言った方がより分かりやすく伝わるなと参考になりました。また、太い腕が打ち据えるとか腕を振り抜くとか柔らかな体裁きとかの表現は僕は使ったことがないの…続きを読む
- ★★★ Excellent!!!作者の才能に嫉妬してしまうのでご注意を!
私は生きる。生きるのだ。
上記の言葉は作中のとある人物の言葉です。
今作の中で私が一番好きな言葉です。
言葉自体はシンプルなので、もしかしたら皆さんの中には『普通の言葉じゃない?』と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
そういう方にこそ、この作品を読んでいただきたいです。
読了後には上記の言葉の重みが変わっている筈です。
物語冒頭はシリアスな場面から始まりますが、一人称視点で進む物語にあなたはすぐに惹き込まれる筈です。
気がつくと、あなたは知らない間に足元も見えない真っ暗なトンネルの中に一人ポツンと立たされている感覚に陥ると思います。
ですが、その暗闇の中に居るあなたに作中の人物達…続きを読む