自らの生き様に疲れてしまい、自殺サイトの仲間と練炭自殺をしようとするうさぎちゃん。
そんな彼女を救ったのは年齢も性別も違う二人組だった!
叫んで、逃げて、殴って、クセの強い色々なキャラクターと様々な交流があり、何処かほっこりする。そんな作品!
この作品は作者である小濱宗治氏の素晴らしい感性を添えて初めて完成します!
どうやったら思いつくんだ!?
と思わせるキャラクターや、登場人物が怪異をぶち破るその姿。更には難事件にもあなたは惹き込まれるでしょう。
現代ファンタジーとありますが、ミステリーの要素などもあるのであなたも読んでみてはいかがですか?
きっと、この作品の虜になるはずです。
企画参加ありがとうございます。シーズン1の1話、8話、9話を読ませていただきました。今回、戦闘シーンに着目しましたところ、登場人物の「動き」の表現の仕方が僕はいいなと感じました。例えば1話だと藁をも掴むようなとか、オカマみたいな仕草とかフィギュアスケートの選手みたいにとかワードのチョイスが独特で面白いと思いました。8話でも古い中国のアクション映画の達人みたいにとかそういう言葉の言い回しははっきりと相手に伝わるし、変に難しい言葉を使うよりもこうやって言った方がより分かりやすく伝わるなと参考になりました。また、太い腕が打ち据えるとか腕を振り抜くとか柔らかな体裁きとかの表現は僕は使ったことがないので、今度自分の作品でも反映してみようかなと思いました。さらに戦闘シーンだけでなく、シリアスな展開、会話の書き方も上手くてびっくりしました。非常に有意義な時間になったので嬉しかったです。
私は生きる。生きるのだ。
上記の言葉は作中のとある人物の言葉です。
今作の中で私が一番好きな言葉です。
言葉自体はシンプルなので、もしかしたら皆さんの中には『普通の言葉じゃない?』と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
そういう方にこそ、この作品を読んでいただきたいです。
読了後には上記の言葉の重みが変わっている筈です。
物語冒頭はシリアスな場面から始まりますが、一人称視点で進む物語にあなたはすぐに惹き込まれる筈です。
気がつくと、あなたは知らない間に足元も見えない真っ暗なトンネルの中に一人ポツンと立たされている感覚に陥ると思います。
ですが、その暗闇の中に居るあなたに作中の人物達が手を伸ばしてくれます。
その手を握りかえしてください。
物語が進むにつれて徐々に光が見えてくる筈です。
本作は重めなテーマを取り扱っておりますが、非常にエンターテイメント性にも優れた作品なので読了後は必ず爽快な気分になります。
私は生きる。生きるのだ。
もう一度言います。
読了後は上記の言葉の重みが変わっているかと思います。
あなたの人生観を変える物語はここにあります。
この小説、作者さんの渾身の作です。
『可憐な可憐に殴られる!』ーーこれだけコンパクトで、インパクトのあるタイトルは、なかなか出そうと思っても出せないもの。
本編は、そのインパクトをさらに超えてしまうくらいの怒涛のストーリー! 意外な展開で読者を飽きさせず、最後まで一気に読ませてしまう。エンターテイメントとして見事です! これでもかとばかり登場する、メチャクチャ濃いキャラたちも、独特の読後感を残します。
ところでこの作品、作者さんが以前あるコンテストに出して落選したものがもとになっています。カクヨムに転載したけども、当初はまったく反響がなかったと。
そこから、作者さんの敗因分析と反省の末、書き直しをかさねて、今の形になったそうです。
この辺のいきさつは、同じ作者さんの「文士小濱のカクヨム1くだらないエッセイ★」(これ、タイトルです! 全然くだらなくなくて、面白いです!)に詳しく書いてあります。
読者として、というより、同じくカクヨムで書き手としてがんばろうと思っている方なら、あわせて読まれると、この作品がもう一つ別の意味でも、おもしろく読めると思います。