「両思い」になってからが本番だよね。
- ★★★ Excellent!!!
付き合うまでってさ、多少の壁はあるけれど、お互いに「好き」って気持ちがあれば、結構スムーズにお付き合いまで進んだりする。
むしろ、恋人同士になってからが本番。
そして、それがこの作者さんの真骨頂。
BLって言葉は、単なる壁の一部に過ぎない。
それも含めた沢山の壁を「二人」で乗り越えるからこそ、本来なら実らないはずの「初恋」を、実らせることができるのだと思う。
ただね。この恋が実るかどうかはまだわからない。
まだこの物語は始まったばかりだからね。
追記
たださ。
単なる壁の「一部」って書きはしたんだけど、周りの人達の「理解」があって、初めて「普通」の壁になり得る。
続きを読んで、そう思った。
出る杭は打たれるっていうじゃん?
出る杭っていうのは、マジョリティではない人達。
別にその人たちがいてもいなくても、都合が良くも悪くも無いはずなのに、何故か嘲られ、蔑まれ、攻撃される。
憐憫とか同情もそれに含まれる。
打たれた人達からしてみればね。
同性愛に限った事じゃ無い。
そういう大きなテーマを持った作品だ。
アナタはこの作品を、どう感じる?