第68話 義母

 義理の母(夫の母親)は厄介だ。

典型的な毒親、かまってちゃん。


自分が無条件に周りにいる全ての人間から愛される存在だと思っているような言動にうんざりする。


周りの人間を振り回している自覚がまるでない。


そう、おそらく彼女(義母)は気がついていない。


人に余計なお節介をしまくり、同時に自分にも注目してほしいという感情が言葉、態度からダダ漏れだ。


私も昔はそれに反応し、彼女が満足するような言葉を返していたが、数年前にやめた。


キリがないからだ。

それに、仕事、家事、子育てで自分の家を管理するだけでメモリーはいっぱいだ。


彼女の相手をする余力などない。


彼女は何かあると、自分の息子たち、それぞれの嫁に個別に同じ案件のLINEを投げている。


さらに、義理の家族+嫁たちを含むグループLINEが知らぬ間に出来上がっている始末。

おそろしいことに、夫が作ってしまっていたのだ…。


私はしばらく塩対応で、必要最小限の反応を繰り返していたら、全く来なくなり安心していた。


が、あることがきっかけでまた直接LINEを送ってくるようになった。


1回目は無反応を決め込んだ。

内容も返信の必要のないものだった。


数日後2回目のLINE。

これもまた返信の必要がないものだった。

前日に同じ内容のものがグループLINEできていた。


勘弁してほしい。

もうその内容は全員知ってるよ。

あなたは一体何がしたいんだ。

と心で思う。


個人攻撃が続くのはイヤなので、

仕方がなく塩対応での返信をした。


できることなら関わりたくない相手。

実の家族も彼女のことをどうかしてると思っている。

なのに、本人に言わずにずっと過ごしてきた。


私は彼女にとって他人だ。

結婚したからと言って、家族ではない。


と思っている。

彼女の奇行を相手するほど暇ではないし、

夫の相手だけでも苦労しているのに、

2人も無理だ。


カクヨムに吐き出したら、すこし落ち着いた。


読んでくださった方が不快な思いをするかもしれない。

申し訳ない。






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