第53話 イライラ②

 学校で使用する備品を買って子どもに渡した。


今まで使っていたものと、ほんの少し形状は違うが、使えるものだったから購入したのだが、それを見て子どもが「これじゃ嫌だ!

前と同じものにして欲しかった!」


と泣きだした。


泣きたいのはこっちである。

せっかく買ったのに、ありがとうどころか

文句を言われる。

理不尽である。


子どもは変なところでこだわりがあり、譲れないという性質を重々理解している。


頭では理解しているが、仕事、家事、子育ての三本柱でやっている身としては、この発言にイライラせずにはいられない。


ふぅ。


今日は何もかもうまくいかないと言うか、思うようにいかない。


子育てとはそういうものだ。


でも、である。


こちらだって人間だ。

毎回毎回冷静に対応できないときもある。


カクヨムがあってよかった。

本来は誰かに読んでもらうための場だと思うが、ここは誰にも言えないことを吐き出して

リセットする大切な場だったりする。


読んで不快に思う方がいたら申し訳ない。


他人の愚痴を聞いて、楽しいと思う人なんていないのは承知している。


でも、申し訳ないがここに吐き出させてほしい。


そうすることで、冷静さを保ち、リセットして子どもに接することができるから。

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