第10話 立ち話
今朝通学路の途中まで子どもを見送るとき、近くにいた80代くらいのおばあちゃんと挨拶をかわした。
すると、おばあちゃんが挨拶ついでに話し始めた。
毎朝ボランティアの見守り隊がいるところまで子どもたちが安全に通学できるよう、ついていってくれているそうだ。
そして、子どもは町の宝だからみんなで見守らないとね、と言っていた。
ここ最近、年齢に関係なく残念なニュースを見聞きする事が多いせいか(そもそもニュースはネガティブなものが多いから仕方がないが。)、このおばあちゃんの一言を聞いて、まだまだこんなに素敵な人がいてくれる事に嬉しくなった。
しかもこんなに身近なところに。
素敵なおばあちゃんもいるかと思えば、
いま電車の中でわたしの目の前に座ってい
おばあちゃんは、座席につくなり音量有りのままスマホゲームに夢中だ。
頭の体操になるし、若者がハマるゲームができるおばあちゃんもある意味素敵だが、場に関係なく無邪気に楽しむのはマナーとして気にはなるが。
マナーもきちんとしていたなら、このおばあちゃんはもっと素敵な人になれたのに。
と勝手に思ってしまった。
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