第46話 一人の空間
子どもの長い夏休みも終わり、やっと学校が始まった。
そして、普段在宅勤務の夫が久しぶりに会社に出勤。
わたしも在宅勤務で家で仕事をしている。
この夏休みの間、常に人の気配プラス仕事に集中しなくてはいけないという、
かなりカオスな1ヶ月半だった…。
脳内のあらゆる神経が常に過敏に動いていて、体力的には元気だが、脳がだいぶお疲れ気味だ。
久しぶりの家の中の静寂。
実に理想的。
1日のうち、勤務時間中だけでも、こうした静かな時間が必要だ。
作業ペースも格段に早い。
家族といえども、誰かいると完全にはリラックスすることができない性格だということがハッキリした。
人の気配、物音、1日三食の準備、家事、
犬のお世話、仕事…
神経がキャパオーバーである。
本当に一人になりたい時は、子どもが寝たあと、夫に留守番を頼み短いドライブに行き、
完全一人空間をつくるようになった。
運転には神経を使うので、リラックスとまではいかないが、途中、車を止めて飲む缶コーヒーが最高だ。
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