第19話 頼ること・休むこと

 あれもこれも自分がやるべき。

と思い込んでいるせいか、普段自分がやっていることを誰かに頼んで自分が休む時間を確保したり、負担を減らすことは悪いことのように思ってしまう。

人に頼るのが苦手だ。


家事に育児に仕事に…

すごく疲れてしまった日、

勇気を出して夫に伝えてみたことはある。

でも、相手は困ったような、仕方がないな、

といった表情と声だった。


わたしはその反応を見て、わたしが頼ることは迷惑をかけてしまうのか…

と脳内で変換され、やはり頼るのはやめようと思ってしまう。


仮に頼めたとして、相手の反応次第では、

休むことや、リフレッシュのために家でテレビを見たり、リラックスすることに罪悪感を感じてしまう。

神経が反応して休んだ気がしない。


どうして罪悪感を感じてしまうのか、

わからない。


自分の容量がいっぱいのとき、

誰かに頼りたい。


うまくできない。


割り切れない。


こんな自分に疲れてしまう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る