概要
つまり霊は人に害を与えてはならないし、人は霊を利用してはならない。
霊を狩る特殊な仕事を条件に、衣食住の保障と奨学金を受け取る女子学生・山脇孝代と、彼女を鍛える事になった現場スタッフ杉本時男と裏方スタッフ矢野彩子の一連の事件の物語。
共に見習いを務めるのは、時男の孫である幼児の旺と、その相棒・雷獣のでん。
無謀なガキ、パワフルなジジィ、元気な変人と、いずれその変人の道へ進む苦学生は、境界科学で霊を倒していく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アクション、バトルが熱い!
綺麗にまとまっており、また同じ創作家として嫉妬するくらいの素敵な物語です。
主人公はもちろん、主要キャラクターの描写が丁寧で、それぞれが味を出している。料理にたとえるのは失礼かもしれませんが、〝おでん〟や〝カレー〟のようにそれぞれ物語に味を染み込ませ、深みと奥深さをだして読者の気持ちを掴んで離しません。
またオカルトと科学を合わせた物語というのも良い。サイエンスホラー、そしてアクション!
これだけでも凄いのですが個人的に推したいのは物語のバランスの良さです。
あと私、時さん好きだなあwww
物語はまだまだこれから! 玉椿先生の他作品もこれからじっくりと味わっていきたいと思います! - ★★★ Excellent!!!かなりの作品
情景描写もほどよく、心理描写もキャラクター性溢れるとてもいいバランスで、非常に読みやすいです。
一気にサクサクと読める展開の広げ方。
自然な会話と流れ、例え登場人物の会話に説明があったとしても、苦もなく、それでいて説明不足でもない。
整えられ、表現の1つとっても最良なのではないか、と思うほど惹き込まれます。
さながらこういったアニメを見ているワクワク感。
読者を飽きさせない展開。
個性的かつ魅力的な主人公。
設定の奥深さを匂わせる描写。
最初は、オカルトを科学で解決するありきたりな方法かと思いきや、まさかの方法。
いい意味で裏切られ、大変楽しく読ませていただきました。 - ★★★ Excellent!!!盛り沢山の尖った魅力を土曜夕方アニメのような安定感が包み込む!
タイトルから分かるように色々な要素があります。
奇抜でファンタジーな世界観ですが、科学を使っている。
キャラクターも設定だけでも尖っているのに全員がしっかりとキャラ立ちしている。
元気がもらえるストーリーもあり、独特な設定がいきた格好良いバトルシーンもある。
けれども、全体的に一つの作品として纏まりが非常に良い。
上手く説明できないのですが、奇想天外ながら安定感があるんです。それで土曜夕方アニメを見てるかのような気分になるんです。
沢山の方に受け入れられるポテンシャルを感じさせる作品でした。
提示された要素が刺さらなくても十分楽しめる作品だとは思いますが、私はタイトルにもある「祖父」こと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一味違う!
レビューで日本のアベンジャーズとおっしゃっている方がいましたが、読んでいくうちに納得しました。
アベンジャーズです笑笑
タイトルだけをみた方は一体何の作品だ?どんな話なんだ?と疑問に思われるかもしれません。でしたら、まず読んでみましょう!
アニメーションを見ているかのような臨場感あふれる展開と、登場人物たちのやりとりがわたしたち読者を掴んで離しません。
自分はファンタジーをあまり読んでいないので詳しくはないのですが、ファンタジー好きな方はもちろんハマると思いますしファンタジーに触れてこなかった方も好きになると思います。
タイトルに興味を抱いた方全てにも読んでいただきたいです。
作者様の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!個性的な四人が科学と論理で挑むのは、人なざる者ども?!
【簡単なあらすじ】
ジャンル:現代ファンタジー
日用品を買いに出かけた先で、主人公はある迷子の幼児をインフォメーションへ届けることになる。しかし届けたのはいいものの、名前も言わず連れが迎えに来る様子もない。その上幼児は主人公の服の裾を掴んで話さない状態。結果、保護者が迎えに来るまで一緒にいることになったのだった。まさか、後日その二人に再会することになるとは知らずに。
【物語の始まりは】
主人公と幼児を連れた年配の男性との出会いの経緯から始まっていく。日用品を買いにショッピングモールへ出向いた主人公は突如、コートの裾を掴まれた。視線を落とすとそこには迷子らしき幼児が。迷子センターに連れて行く…続きを読む