妖の少女、紫姫が静かに問いかけてくる優しき物語です。切なさを感じつつも、主人公が救われていく様子が描かれていて、読み進める毎に感情移入できるような作品でした…
ときどき、いると思うんです。現実とあわいの狭間を、ふわふわと漂うように生きる人。たいていは、とても“いい子”で。でも、現実と彼らを繋ぎとめる糸が、どこか頼りなくて――手を離したら、風に乗って空へ飛んでいってしまいそうで。読み始めたら、目を離せなくなる。そんな気持ちにさせてくれる、優しくて切ない物語です。
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