概要
KADOKAWAにて2026年1月30日に書籍発売。
【あらすじ】
シャム猫のパルメザンは、深い悲しみに包まれていた。
大好きだった飼い主の「おばあちゃん」がある日に自ら命を絶った。「私は悪いことをしたから、地獄に落ちるんだ」と言葉を遺して。
消えてしまいたいという想いを抱く中、パルメザンには『幽霊』の姿が見えるようになる。町の人々は幽霊の存在に気付かないが、幽霊が人々に干渉を始めると即座に『呪い』がかかり、あっさりと人の命が奪われて行くことに気づく。
いつの間にか、この町には呪いが蔓延している。もしかしたら、おばあちゃんが死んだのだって、この呪いのせいなのかもしれない。
誰が、こんな呪いを作り出したのか。誰が、おばあちゃ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一匹の猫、パルメザンが届ける、暖かくて切ない、彼らに捧げる祝福のお話。
名前はパルメザン。彼はただの猫だ。
おばあちゃんのことが大好きで、毎日日向ぼっこに勤しんでいた。
でも、ある日。
「おばあちゃんは悪いことをしたから、地獄に行かないといけない」
と言い残し、首を吊ってこの世を去ってしまった。
パルメザンはそれがショックで、みるみる痩せ細っていく。
それ以降、パルメザンには不思議な力が宿った。
それは、【幽霊が見える力】。
生きている者が「幽霊」に干渉すると、死んでいく謎の呪い。
それが、この街を中心に蔓延していく。
彼はおばあちゃんの孫、『タケユキ』の家族のもとで暮らすことになるが……。
泣かされました。
心の奥が音を立てて裂けています。
まずこのレビュ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!書籍版とカクヨム版の両方を120%堪能し、更に勉強になる読み方を紹介📖
既に書籍化し好評を博している『パルメザンのちっぽけな祝福』。
こちら、是非とも書籍版を片手に、ここにあるカクヨム版の小説を、並行して読む……つまり並行読書を試してみて頂きたいです。
WEB発の小説が書籍化すると、当然ながら書籍化に合わせた表現の変化や、より読みやすいよう細かい配慮や改稿がされています。
そうして完成した「書籍版」と「カクヨム版」を並行して読むことは、驚くほど勉強になり、参考にもなります!
もし書籍化を目指しておられる「カク」方であれば、絶対に損にはなりません、書籍版と一緒に読んでみてください。
もちろん「ヨム」方……即ち読み専の読者様も、この『パルメザンのちっぽ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!気をつけて! そこのネコ……危険すぎます‼
本作はカクヨムコンテスト10ホラー特別賞受賞作。それにふさわしい舞台演出と展開技術は一級品です。
幽霊が見えるネコ・パルメザン。その気になれば幽霊を味方につけ、人間を●すこともできるサイコパス・キャットが本編の主人公。パルメザンは普通じゃない。人間の話を理解できる危険なネコ。そう思わせるこの強烈なキャラが読者の心を惹きつけて止まないでしょう。
パルメザンは飼い主をはじめ、周囲の人間とも幽霊とも話すことが出来ません。言葉を理解することはできますが、意思疎通はできない設定なのに、何だろう……さっきから感じるこの不気味さは。
「半透明な存在」や「呪い」といった得体の知れない舞台演出がサイレントか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!天国そして地獄とは?
猫のパルメザンはおばあちゃんが大好き。
しかし愛する飼い主は突然、自殺してしまった。
――――地獄に落ちる、と確信していたにも関わらず。
新しい飼い主に引き取られても、パルメザンの頭の中はおばあちゃん一色。
彼女が生前に犯した「悪いこと」とは?
そもそも、なぜ死ななければならなかったのか?
わからないことだらけ。
無気力にすら陥ったある日、街のいたるところに幽霊が「視え」てしまった。
ほとんどの者は悪霊。
人がその存在に気付くと、呪い殺されてしまう。
そう、パルメザンが気づかせてやれば……人が死ぬのだ。
おばあちゃんに再び会えるなら、地獄にだって行ってやる。…続きを読む