落涙 Ⅰへの応援コメント
六年間別れていた分、六年間一緒に過ごしたんですね……><
十九歳だった兄上も二十五歳?くらいになり、随分と大人に……ゲフゲフ感情の抑制が効くようになりましたね……随分と丸くなって視野も広くなった気がする……
エルゼイアルはオーラントに壁を作ってダーシアと愛欲にふけって……って言ってますけど、この兄上の丸くなりようというか、ダーシアの気持ちや立場をちゃんと考えるようになったのは、たぶん死にゆくダーシアと一緒に過ごして、最期まで彼女を看取ったからですよね。この状態のエルゼイアルならカインくんを任せてもだいじょぶだ……(⌒▽⌒)
ここでエルゼイアルがダーシアにしてきたことをぜーんぶ理解したこと、そしてダーシアはエルゼイアルからは咎められる必要はなかったことがわかるのがぐうう……となりますね。
ダーシアを虐げた……うう、ダーシアは母親にも父親にも弟にも、はてには唯一愛した/愛してくれた兄までにも虐げられる人生だったんだなあ……と思うと息ができません。確かにエルゼイアルは自分のそばにいて欲しかったからダーシアから人生の選択肢をことごとく奪い、一番虐げていたかもしれない……でも、エルゼイアルは妹をちゃんと愛した時期もあったし、妹を失った今こそ一番純粋に愛している気がします……
やっぱどこかオーラントじゃダメなんですよね……兄上本人を変えるのは。ダーシアじゃないと……。
作者からの返信
おぉっ、そこに気づいてくださるなんて、嬉しいです(*^▽^*) そうなんですよ~!!! ダーシアは離れていた日々と同じだけ兄上の側にいて、そうして旅立っていきました。そしてその歳月の間に、兄上も随分と大人になりました(*´ω`) こんなにしおらしい兄上、見ているとなんだか落ち着かないですよね(←酷い言いようですね💦)
兄上がこんなにも大人しくて物分かりがいいのは、ダーシアを本当に喪ってしまってまだ日が浅いのはもちろんですが、それ以上にこはるさんがおっしゃったように、ダーシアを看取ったということが大きいです。兄上、弱っていくダーシアと共に過ごすうちに、自分の様々な行動を後悔するようになったのです。あの兄上が!!!
兄上の怒りって、こうして振り返ったらひどいマッチポンプなんですよ。もっと突き詰めて言えば、ただの責任転嫁です(;´∀`)
もちろん兄上はタリーヒマッマに対しては怒り、罰する権利はあります。それに子供の頃の兄上が、あんな未来になることを予想できたわけではないのですが。でも兄上の行いがあの結果を招いたのも事実なわけでして。
こはるさんがおっしゃるように、ダーシアを最も虐げたのは兄上かもしれません……。肉体的にも、精神的にも。
本編第三部の兄上は、大体は激おこ中でした。その怒りの対象は、タリーヒマッマだったり、母を守り切れなかった自分だったり、ダーシアの愛を自分から奪っていく子供だったりと様々ですが。しかし、その怒りが時の流れとともに整理されると胸の中に残ったのは後悔と罪の意識。そして、自分自身見失ってもなお消えなかった、ダーシアへの愛だったのです。そして愛があるからこそ、ますます深く自分の行いを悔やむ……今の兄上のメンタルはだいたいこんな感じです。自業自得といえば自業自得ですが、苦しいですね!!!
暗闇の中で悶えている兄上を救済できる術を持つのは、もはやただ一人だけ……。でも私も、兄上を本当の意味で変えることができるのはダーシアだけだと思っています。オーラントは、兄上がその気になれば、一緒に変わる方法を考えたりすることはできる。でも、そもそも兄上に変わろうと決意させられるのはダーシアだけなのです。
編集済
回帰 Ⅲへの応援コメント
そして永遠の閉ざされた輪が完成して、異母兄妹はお互いの永遠になったのですね……><
ここのダーシア、後日譚のあるセリフでも「うわーーーっ(萌え)」って叫びそうになったんですけど、私はいばらのなかでいちばん好きなダーシアなんですよ……。
ダーシアは決して根は思い上がったりする嫌なタイプではないので、第二部でも、自分が天国に行けないとわかったら、わりとすぐに受け入れたんじゃないかと思います。でも、第3部の最後、兄の母を殺し、子供を失い、死を覚悟した彼女は、「『地獄で』兄上をお待ちしています」と考えるのだなあと。
第二部のお花畑がいっぱいなダーシアだったら、「私は天国に行けなくていいので、兄上だけは行かせてください!」と言っていたはず。でも今のダーシアは兄も自分も天国には行けないとわかっている。それで「私のところに来い」と言っているの、とても魅力的に感じるのですよ……
でもちょっとカインくんが生きていることを考えると、ダーシア早とちりしすぎでカインくんがちょっとかわいそうです><(おい)
作者からの返信
こうして愛の永久機関が完成したのです……。私、他の選択肢があることをしらないでその相手を選ぶのよりも、他に選択肢や可能性があることを知っていてなお、相手と添い遂げる道を選ぶ方が尊いと思うのですよ。
もし仮に、ダーシアが第一部の状態のままずっと兄上の側にいられたのなら、ダーシアが兄上を選ぶのは当然の結末じゃないですか。ですがダーシアは、(主にマッマのせいで)一度は兄上と離れ、世の中厳しいけれど自分に優しくしてくれる人間が皆無ではないことを知りました。それにダーシアは、「子供のために祈りたいから出家する」という選択肢を取ることもできたとおもうのです(兄上が受け入れるかどうかはさておき)。でもそれでもダーシアは、罪であることを十分に理解した上でなお、兄上の側にいることを選んだ。私はこのダーシアの愛は、とてもとても神聖だと思っているのです(´;ω;`)ウッ…
死後のことを考えたら、せめて相手を救うために身を引くのが真実の愛だとおっしゃる方もいるかもしれませんが、私はこういう「一緒に堕ちよう」系の愛が大好きなのですよ!!! だから、こはるさんにもこの愛の良さを受け入れて貰えてとてもとても嬉しいです("´∀`)bグッ!
ただ……後日談やそのまた後のことを考えると、ダーシアがある意味諦めてしまったことは悲しくもありますよね。気力があれば、一目ぐらいは顔を見ることもできたかもしれないのに……。
編集済
回帰 Ⅱへの応援コメント
回帰〜〜〜><
まさにダーシアと兄上の関係は元の通りになりましたね。あの庭園の美しかった頃に……ダーシアも兄上も、この関係は禁じられたものだとは当時とは違って知っているのですよね……。
でも、それでもやっぱりお互いがいないとエルゼイアルは自分の世界が完成しない。ダーシアはエルゼイアルこそが自分の神である……うう、なんって罪深くて美しい回帰なんでしょう……。
もう自分たちを邪魔する存在はいない。父やお互いの母に苦しめられ、最後には息子に仲を裂かれそうになったけど、もう二人っきりになったんですね。
そしてエルゼイアルが自制を習得したのが素晴らしいと思います!ええ!もう少し前だったらこんな状況下でも致していたと思います!!
ということは、エルゼイアルはようやく妹に「恋」ではなく、「愛」することができるようになったんですね……。
作者からの返信
ええ……。昔の二人の関係に、世界に、サケみたいに戻ってきました<゜)))彡 ←他にもっといいたとえはなかったのかって感じですよね💦
これはある意味問題がある考えだとは理解しているのですが、私タブーはある意味破るためにあると思っているのです(もちろん、創作の世界においては、ですが)。
何の禁止(≒制約と障害)もない、主人公の全てが認められ全ての願いが叶う恋愛小説なんてドラマがない。禁止を犯したことが周囲にばれる/ばれたことへのスリルもない。背徳を犯すという悦楽もない。それに禁じられた関係に悩み苦しみながらも愛を貫く崇高さも感じられない。もちろん、ほのぼの系は別ですけれどね(笑)
なにはともあれ、上記のような理由でダーシアと兄上には自分たちにはどうしようもない、たとえ王の権力を有していても変えられない禁止であり制約であり障害と、あとそれ以外のものに苦しんでもらいました("´∀`)bグッ! なぜなら、私はメインキャラクターは苦しめば苦しむほど尊い輝きを放つと信じているからです(◕ฺ ω◕ฺ )
……こはるさんのおっしゃるように、ようやく「愛」に到達し、自分よりもダーシアを優先するようになった兄上、本当に尊いですよね。そしてダーシアも、幼い頃とは違ってそれは禁忌だと分かっていてもなお、幼い頃のように純粋に兄上を、兄上のみを愛し続けると決めたのです。私は、ダーシアと兄上が到達した愛は、罪深いけれど神聖だと、いや罪によって成り立っているからこそ尊いと信じております。そして、この気持ちをこはるさんと分かち合えたのなら、こんなに嬉しいことはありません(´;ω;`)ウッ…
編集済
回帰 Ⅰへの応援コメント
ヴィードが天国にいて、ドリス様のお膝に甘えられていて本当によかったです……ここは本当に涙が出てきました。ヴィードの父上はむすーっとなっているでしょうけど、ヴィードの方がドリス様に可愛がられる権利ありますからね(何いってるんだ)!!
一番衝撃的だし納得したのが、ザーナリアン様が地獄?にいるということなのですよ。もしダーシアが無知の罪でこんなに責め苦を受けるなら、ザーナリアン様はダーシアと段違いで人を傷つけてるから、どうなんだろうなあって。確かに正気を失っていたかもしれないけど、パパ上やママ上の人生を狂わせ、そして何よりエルゼイアルを傷つけた罪はでっかいよなあって……
難しいお方ですよね。ザーナリアン様は。
でですね、私この回で大好きなのが恐慌までする兄上です。なんだかんだでほんっとおおおおおうにダーシア大好きですね……そして、失いかけて初めて自分の感情に素直になれたのがとても良いです。
ここまで遠い旅路でしたね……。
作者からの返信
いやあ~、ここまで本当に長かったですよね!!! でもショック療法? の甲斐あって、兄上はようやく(余裕がなくなったことで)素直に気持ちを表すようになりました!!! こうなればもう大丈夫(´▽`) それにしても今回の兄上、しおらしくて可愛いですよね💕
今回ダーシアが「見たもの」ほんと何だったんでしょうね~。夢か、それとも……。
夢だったとしたら、ヴィードに関しては、ダーシアが「ヴィードには天国に行っていてほしい」と深層心理で願っていたからかもしれません。現実だったとしたら……ザーナリアン様は当然、死ぬまでに物凄い恨みを抱いたはずなので、怨霊的なやつになってしまって、それでこんなことになっているのかもしれません。それにザーナリアン様はこはるさんがおっしゃるように「罪深い女」でもありますし(;´∀`)
なにはともあれ、ダーシアが「見たもの」が夢であれ現実であれ、はっきりしていることがただ一つありますね!!! マッマは地獄行き。これだけは当然ですね~!!!
荒天 Ⅲへの応援コメント
>妹の墓所に参り花と涙を供える未練でも見せていれば
それ〜〜!!!そうじゃないところがエルゼイアルのダーシアへの生々しいというか大きな愛情を感じるんですよね。お墓まいりってその人の死を認める行為だから><
>一度のみならず二度までもエルゼイアルを置き去りにして
すごく好きな言葉です……そうなんですよね……エルゼイアルはダーシアに置き去りにされてしまって……。
エルゼイアルは基本淋しがり屋なんでしょうね>< それは生育環境上ものすごく寂しいのを我慢していたせいかもしれないですけど、やっぱりダーシアやオーラントがいなければどうなっていたかわかりませんね。
オーラントはエルゼイアルに対して子殺しを止めたいだけじゃなくて、ダーシアがエルゼイアルを唯一「人間」に戻してくれる女性だと知った上でその女性との結びつきの証をなくしてはいけない、っていう風に言っているように聞こえます😭 つくづく天使……
作者からの返信
そうなんですよ~~~!!! 私もお墓参りは、その人の死を認める行為だと思っております。これは全くの余談ですが、だから血と春のセレーヌは最初の方では墓地に近づくことを身体が拒否していたのです。
まあそれはそれとして、兄上は第一部ではダーシアの「遺体」を言い換えれば「死」を自分の目で確認していない。だから、ありえないとは思いつつ(実際はありえないことが起っていたのですが)心のどこかで最愛の存在の喪失を否定し続けていたのです。もっとも喪失を認めなければ心に負った傷が癒えることもなく、あまつさえ兄上はその膿んだ傷を最悪の形で抉られてしまって、こんなことになっているのですが(;´∀`)
兄上はこはるさんがおっしゃるように寂しがりやで、言い換えると甘えん坊なのだと思います。ただ、それを素直に表せる環境にいなかったから、発露の仕方が……なのですが。あと兄上にとって甘えられる相手がダーシアとオーラントしかいないというのも、問題っちゃあ問題なんです。人間、それが趣味であれ他の人間であれ、依存先は多ければ多いほど、縋れなくなった場合も立ち直りが早い。しかし兄上の場合は……。現時点の兄上のメンタルは、ダーシアとオーラントの二人ともを失ったら、崩壊します☆彡 あと、兄上はダーシアを「一度目」の辛さを知っているからこそ、もう二度と喪いたくないと思っているのですが……。
今回のオーラントの心情はまさしくご明察の通りなのです!!! オーラントは長年兄上の側にいたので、今兄上が冷静ではないことと、正気に戻った場合のことを考えて、最善の手を尽したのです。オーラントはもしかしたら兄上よりも兄上のことを理解しているかもしれません。オーラントこそいばらの救世主なのです( ;∀;)
編集済
荒天 Ⅱへの応援コメント
あぁ〜〜〜〜〜〜っ!!!オーラントの救済がはじまってしまう〜〜〜〜〜><
でも確かに、ここまでされると本当に、オーラントという存在を耳にしたダーシアが「自分要らない子……?」と思ってしまう理由がわかります。兄上にダーシアが必要な理由が、兄上にしかわからない。
ダーシアは兄上の全部を受け入れていますし、実際荒ぶるエルゼイアルを身体でもって鎮めていますけど><
オーラントは兄上を親族でもなんでもない、あの父上やザーナリアン様の様子を痛感して兄上の真の孤独や闇を見たわけではないのに、孤独や闇があることを察して受け入れようとしている。
ダーシアにとっては「自分は兄の心の応急処置道具で、オーラントは本当に必要な医者なんじゃないか」と思っても仕方ないかもしれないですよね……
でもきっと、オーラントが兄上に優しくなれるのは、兄上が妹の葬儀でぴえーっ(?)て泣いたから+王子様は妹を愛してるんだと叔父さんに聞かされて察してたからですよね。
顔面含めて人間味が消えてる主君のエルゼイアルが、妹を愛している/ていたという人間らしい部分は持っていると知ったとき、格段に主君の心情への解像度や親しみが違ってきますから!
今回兄上が「罪人を生かしたのは妹だったからだ」と告白したことは、逆にきっとオーラントはどこかで安心したんだろうなと思います。エルゼイアルは一人で寂しく母を殺した罪悪感に陥っていたわけじゃなくて、ちゃんと保母さん(※ダーシア)が面倒を見てくれていたんだな〜と。
作者からの返信
始まりますよ~~~!!! オーラントによる救済のターンが!!! なんかもう、いばらの真のヒーローはオーラントのような気がします。もしいばらにダーシアがいなかったら、兄上とオーラントをメインにしたBLになっていたかもしれません。
現に兄上は、種類は違うけれど量としてはオーラントをダーシアと同じくらい愛し、必要としているのです。これは先の話になりますが、なので兄上は諸事情(※後日談や黄金の羽根参照です❤)あってオーラントが兄上から距離を取るとガチで凹み、(らしくなく)反省するのです。あと兄上は、オーラントの言うことなら、大抵のことは割と素直に従います。なぜなら、オーラントに嫌われたくないから。……いやほんと、兄上オーラントのこと大好きで、可愛いですよね(*´ω`)
ダーシアは、兄上のもはや唯一となった肉親であり、またオーラントよりも兄上との出会いも早い。ゲームでいうとバフがかかっているような状態です。なのに、向けられる愛情の量は同じなんですから、オーラントと兄上の関係の全貌を知ったら、こはるさんのおっしゃるように悩んで、挙句ショックで血を吐いて倒れてしまうかもしれません(>_<)
でもオーラントが兄上に慈しみの心(←もはや同い年の主君に向ける感情ではなくなってますね💦)を抱き、そして兄上の罪を知った後もその心を持ちつけているのは、こはるさんのおっしゃる通り叔父の話から色々と察したからなのです。そして、容姿も地位も、一見全てに恵まれた少年は、その実ある一点においてはほぼ何も持っていないことに気づいたから。オーラントはつまり、兄上が甘えられる人間になろうと決めたのですね。……これもう親ですね。兄上も無意識でオーラントに「理想の父」の姿を求めていたかもしれません。
ただそれはそれとして、オーラントは自分が側にいない間兄上が一人じゃなかったことに安堵しつつ、できるなら友に禁忌を犯させたくなかったという気持ちもあったりします。それもこれも、兄上に死後の苦しみを味わわせたくないからなのですが……。難しいものです。
荒天 Ⅰへの応援コメント
>いずれ処刑するはずの罪人が思いがけなく自分の趣向に適う女であったので、復讐がてら彼女を嬲っている
オーラントにまでこう言われてしまうなんて!爆笑しましたよ兄上!!ゆかいなやつだなあ!
兄上の心はダーシアかオーラントにしか理解できませんもんね……。で、いまオーラントが側におらず、ダーシアは自分を見てくれないとなるとおかしくなっちゃいますよね\(^o^)/
とくにダーシアが自分を見てくれないというのは兄上に一兆のダメージですよね。狂気と妄執が目に宿るというものです!
兄上的には、血を分けた自分の子でさえダーシアの心を奪っていくことさえ許せないなら、ジュゼシス君……あの……早めにあの世に逝ってよかったな!!と思います(о´∀`о)
もっとひさんにころされるところだったかもしれない
本当に慈悲深い男だなあ……!オーラントは……良い領主様だ〜って慕われそうですよね。さすが王朝の開祖!
オーラントは死ぬまでこの調子なのか、オッさんになったらギラつく瞳を持つ脂ぎった野心の塊になるのか興味あります。
作者からの返信
オーラントの兄上への理解度、ぱないですよね(笑) 流石兄上の唯一の友人……!!! 私思うんですが、作中で触れてないだけでオーラントには兄上以外にも友人(とまでは行かなくとも同世代の親しい存在)がいると思うんですよ。でも、兄上には絶対にオーラント以外に友人いないじゃないですか(兄上の性格に付き合えるのはオーラントだけなので)。なんかすごく……兄上の片思いですよね(^◇^) オーラントはそれでいて、生涯この調子で居続けるので、ほんとにパーフェクトな領主なのです("´∀`)bグッ!
兄上は、オーラントが家族や親戚以外の同世代の人間と親しく会話している所に出くわしたら、言葉には絶対しないけれど結構モヤモヤします。もしかしたら気付かれないようにそっとその場から離れるかもしれません。これは私的に、凄く萌える関係だったりします💕
実は結構繊細なところもある兄上。しかも今はダーシアも赤ちゃん>兄上なので、兄上の胸中はこはるさんがおっしゃるように荒れ狂っております。兄上、片思いになるとヤンデレ具合に拍車がかかるタイプのようです(;´・ω・)
シュゼシスは確かに、第二部の間に、それも(比較的)苦しみが少ない経緯で散れて良かったですよね。シュゼシスは第三部まで生きていたらまず間違いなく兄上の怒りを買います。それにシュゼシスはこの物語ではオーラントの次ぐらいに善人なのでダーシアに同情して、救出計画とか練って、でも失敗してマッマと同じような目に遭っていたかもしれません。やはり第二部のあの時に散れて良かった……。
編集済
胎動 Ⅱへの応援コメント
兄上にお腹を撫でられるのが腹部に走った衝撃……うん!!!そうですねダーシア!私も凍りつきましたよ……腹を踏みつぶされるのかと。でも兄上はそこはしないんだなあ。
兄上はなんというか……複雑ですよね。私はつねづねこの話の第三部を、ダーシアの成長よりエルゼイアルの成長を描いたものなのではないかと思うのですが(むしろダーシアは第二部ですごく成長しちゃって、さらに今成長が軌道に乗って子供の母として覚悟を固めてきていますからね)、今がエルゼイアルにとっての正念場ですよね……
ダーシアのお腹を撫でてちょっとは前向きになったか!?とおもわれたエルゼイアル。でも、兄上に正解を出しまくる妹として私の中で定評のあるダーシアは今回、珍しくも正解を出せなかった気がします。兄上にタリーヒ様のことを引き合いに出したのはやっぱり兄上の心を閉ざしてしまうと思うのですよ!
これがふたりの男の間で心が揺れているということなのか……それともこれがダーシアの成長なのかな……ダーシアよ……🤔
作者からの返信
兄上もたまには、こんな気分になることがあるのです(*´ω`) あと、兄上はこの時点でこの子をどうするか、決めつつあったのです。ダーシアを取り戻す方法はもうこれしかないじゃないですか。それでいずれ……なる命を悼んでいるといいますか……。いや、だったら最初っからそんな最悪なことはしなければいいのですが。ここらへんもまた兄上の矛盾であり、複雑なところの一つですね~。
兄上、現在進行形でダーシアを力でねじ伏せてるんですけれど、でも(兄上が予測できる範囲で)命に関わるようなことはしないのです。なぜなら、ダーシアを喪いたくないから。そして、この時期の妊婦のお腹を踏みつぶすというのは、母体が死亡する可能性も十分にあるので、やらなかったのです。……現時点での兄上は、やっぱり子供のことはほとんど考えていないのです。でもそれでも、ほんの少しは子供に想いを向けただけ、こはるさんのおっしゃるように成長しているのかもしれません。あの兄上が、最愛の妹の愛を自分から奪っている存在に情けをかけている? のですから(´;ω;`)ウッ…
ただ、現在のダーシアは、本人的には兄上と赤ちゃんの両方を同じくらい愛していると思っていても、無意識では赤ちゃんの方により感情を向けていると思っております。片や成人男性、片や自分が気にかけないと存在がなくなってしまう胎児なので当然ではありますが。そして何より、赤ちゃんはダーシアに(妊娠に伴う症状を除けば)苦痛を一切与えませんからね(;´∀`) 圧倒的に兄上に分が悪いです。そして、ダーシアはそこまで器用な女ではないので――ダーシアの心の中の兄上の居場所は、徐々に少なくなっているでしょう。そういった内心が、今回のやりとりに反映されてしまったのかもしれません。お労しや兄上……。
胎動 Ⅰへの応援コメント
「お前は一体何をしている?」
が本当に好きです。兄上ったら嫉妬深いなあ……ダーシアがつんつんしているのの半分は、この間まで兄上の一部だったやつじゃないですかぁ!!!(言い方)
えへへ〜〜〜!兄上って本当に面倒くさい人ですね。
すでにダーシアは安定期を過ぎていて堕胎することは母体に大きな影響が出てくる時期になりましたね……(^▽^)
でも、兄上は中絶手術や中絶薬を飲ませることはしなかった。もう、ここが私にとっては萌えの種です。
兄上はたった十九歳(だったんですね!?)でしかないんですね。通常の十九歳よりはるかに大人(……たぶん)なエルゼイアルですが、なんというかこう、それでもやっぱり十九歳の、妹を除けば家族全員悲惨な形で失ったばっかりの青年が抱えるにはあまりに重い問題ですよね。ぐう。
カインくんは胎児の時点でも優しい子ですね!!母を励ましてくれる……
なんだか十九歳vs胎児ですし、父親vs赤ちゃんですけど、ヒロインを巡って冷酷イケメン王と優雅なハンサム王子が熾烈な争いを繰り広げているように見えますね。ダーシアモテ期……
作者からの返信
えへへへへへへへ、私も兄上めちゃくちゃ面倒なやつだなと思っています(*^▽^*) でも、そこが兄上の可愛い所だとも思っています💕
ダーシア、とうとう安定期を過ぎました。普通なら一先ずほっとできるところですが――この後の展開☆彡 この話を書いた人間は本当に性格が悪いですよね(笑)
中絶って、現代日本でも絶対に無事とは言い切れないじゃないですか。ましてこの世界のこの時代だったら……なのです。そもそも、絶対に成功するとも限らない。兄上は短気だし暴力的なので、ダーシアの心を奪っているのが「既に生まれた存在」であればもうとっくにコロコロしていたでしょう。でも流石の兄上も、ダーシアのお腹の中の子供を、ダーシアに絶対にダメージを与えないよう、絶対に殺すというのは不可能なのです。で、逡巡しているうちにここまで育ってしまったのです( ;∀;) 兄上は、絶対に失いたくないのです。最愛の恋人であり、最後に残された家族であるダーシアを……。←お腹の子供も家族であるはずですが、現状兄上にとっては「敵」なので💦
ねーっ、カインは(父親に似ず)優しいでしょう!!! そして確かに、こはるさんがおっしゃるようにダーシアモテ期到来してますね!!! 冷酷イケメン王と優雅なハンサム王子に取り合われるヒロインって、なんだかTLのファンタジー小説に有りそうな展開で萌えますね(^q^)
編集済
息吹 Ⅲへの応援コメント
>だったら、私は母上ではないように、私は父上の母上ではありません
あ〜〜〜〜>< ダーシア、よくぞここまで言い返せるように!!!
でも、明らかに教育格差がある兄の理論武装に言い負かされずここまで立ち向かえるダーシア、教育さえ受ければ本当にどう化けるかわかんないなあ、と思います。
ただダーシアは自罰的で兄上の行動を正当化してしまうんだああああ><
エルゼイアルとダーシアがもしカインくんを手ずから育てていたら……と思うと、エルゼイアルがどうしてもおかしくなってしまってこのルオーゼ王家の代々の父子に横たわる悲劇の再生産でしかないから、本当にオーラントママ(ママ?)が間に入ってくれてよかった……なんだかんだで愛情が重くてぶっ飛んでいるとはいえお祖父ちゃん魔王様とパパ、パパとエルゼイアルよりはるかに仲良しな親子になりましたよね(⌒▽⌒)
兄妹らしくというか、お互い出産を諦めるか諦めないか引き合いに出すのが親族の例というのがなんだかちょっと微笑ましいです(深刻なシーンですけど……)
作者からの返信
ねーっ、そうでしょう!!!
ダーシアは育ちが育ちなので、知っている出産のエピソードがマッマかザーナリアン様か自分たちの祖母のものしかないのです。その数少ない例から、上手いこと兄上への反撃をヒットさせたダーシアは、やっぱり何だかんだで賢いですよね~。
だから私も今回のダーシアは最高に冴えてるし、最高に勇気を出したなと思うんですよ!!! それに兄上の理論はそもそもが「ダーシアに自分だけを見ていてほしい」という独占欲を取り繕ったものでしかないので(もちろん祖母のようにダーシアが死んでしまったら、という恐怖も混じってはいるのですが)、ダーシアの子供への愛には最初から敵うはずがないのです( ー`дー´)キリッ 愛は偉大なり!!! しかしダーシアはやはりダーシアですし、そもそもがマッマの行いのせいで兄上に多大な罪悪感を抱えているので……こんな風になってしまうんですよねえ( ´ー`)フゥー...
もしもカインが幼少期実の父母の許で育っていたら――まず間違いなく兄上は我が子に(嫉妬して)日常的に暴力を振るっていますし、後にダーシアに起ることも併せて「お前が生まれなければ」とかいう暴言を吐いてましたね☆彡 お祖父ちゃん魔王・パパも、パパ・エル兄上も暴力が介在したことはなかったので、この王家でも最悪の父子関係が爆誕していたかもしれません💦 ほんと、オーラントママが間に入ってくれて良かったです( ;∀;)
息吹 Ⅱへの応援コメント
「この子がいないと生きていけない」あぁーーーっ!!!盛大に兄上の心を抉ったーーーっ!!!!
母親の一番になれず、妹に無限の愛情を求めてしまったエルゼイアル、だけど、その最愛の妹からもこうして「一番」から丁寧に外されてしまうなるとと……もうだめだ、屁理屈こねてジタバタするしかない><
焦って激怒する兄上が最高に萌えますね\(^o^)/ お腹の赤ちゃん(※自分の息子)に嫉妬が隠せない兄上……ウフフ 外では大魔王なのに……ギャップ萌えですね!
依存先を複数用意すると人は成長するといいますけど、やはり兄上以外にもう一個の支えができたダーシアは本当に強くなりましたね。兄上に逆らうダーシアが新鮮すぎてやばい……!そしてダーシアの反抗に本気の本気で驚いて焦っている兄上が新鮮すぎてやばい……。初めて妹に逆らわれた兄上のHPが心配です。絶対1億くらいダメージ受けてそう……
作者からの返信
いやあ、五歳児だったら床でジタバタ転げ回って、ぶうぶう言ってだだ捏ねられるんですけれどね!!! 兄上は十九歳ですからね!!! ただ、兄上は言い換えれば十九歳で、しかも王様です。つまり、もはや唯一の親族である妹で最愛の恋人で、そして理想の母の姿を重ねている存在を自分から「奪った」存在を排除したいと望んだら、それを叶えることが十分に可能なのです。これがほんとに五歳児なら、せいぜいがママのお腹をポカポカ叩く、ぐらいで済んだのですが(;´∀`)
この(自分の息子への)嫉妬に塗れた兄上って、ほとんど「分別がきかない子供」なんですよ。この状態の兄上を押しとどめているのは僅かな大人の部分と、あとダーシアの愛を失うことへの恐れ。兄上、自分は憎しみを露わにして散々酷いことをやっておきながら、ダーシアに嫌われたくないんです。ほんとおこちゃまですよね。
多分ダーシアと一緒にいる時の兄上は、他の時より精神年齢がマイナス五~十歳ぐらいになっていると思います。要するに、甘えてるんですね(笑)この状態の兄上は、メンタルの防御力も低下しているため、今回は凄まじいダメージを受けたものと思います!!! しかも、ゲームで例えれば「どく」みたいな、状態異常になってじわじわHPが削られていくタイプのダメージを。これはきついですね!!!
赤ちゃん返り(比喩)した兄上とは対照的に、ダーシアは守るべき愛しい存在ができてから、強くなりましたよね(´;ω;`)ウッ…
ダーシアはこれまでずっとごく一部の存在以外には虐げるか放置されてきたし、ごく一部にとっても守るべき存在だったので、ダーシアが誰かを守ったことはこれまで無かったのです。ダーシアは今、「かつてしたかったこと・されたかったこと」を赤ちゃんにしようとしているのです。めちゃんこ尊いですよね(´;ω;`)ブワッ ただ、その結果生じる結果は……えへへへへへへ☆彡
息吹 Ⅰへの応援コメント
うわーーーーっ><オーラント叔父〜〜〜〜〜〜!!!
親世代?のなかでは一番まともな大人であった故に喪失がキますね…。
エルゼイアルは「たったの独りで起居している」わけではないところに、ダーシアの存在の重みを感じますね。唯一の親族でもあり最愛の女性でもあるダーシアがいる限りエルゼイアルはひとりではない……。
とうとうエルゼイアルにアルティメット恋敵・赤ちゃんができてしまいましたね……😭
この赤ちゃんことカインくんが兄上と同じくらいのイケメンで兄上よりはるかに性格がいいということを知っている人間からすると、兄上の圧倒的不利にめまいを起こさざるを得ません……(おい)(それはいうな)
赤ちゃんに喜ぶダーシアの姿が切なくも愛おしいです。外聞的にも兄上の「ダーシアの全てが自分でありたい」という感情的にも許される赤ちゃんではありませんが、これほど母親に宿ったことを喜ばれている赤ちゃんが、この物語では珍しくて泣いてしまいます……。ダーシア&ヴィードはまだしも、少なくともエルゼイアルは母親に宿ったことを全く喜ばれなかった……。ダーシアが喜んでいると言うこともエルゼイアルの地雷なのかもしれない……><
作者からの返信
ええ……。オーラントの叔父は、このような経緯で散っておりました。オーラントもそりゃあタリーヒマッマへの怒りを覚えようというものです。なのに、血統を考えたら叔父の仇の……である子供を後に受け入れ愛情深く育てるオーラント、ガチで聖人と言って過言じゃないですよね( ;∀;) この物語の善性は、九割以上をオーラントに頼っております。兄上、マジでオーラントが友達でいてくれたことに感謝しないとですよね!!!
兄上の恋敵、ほんとアルティメットすぎますよね。正直、勝ち目がない。しかも兄上、今まで恋敵ってできたことないんですよ。自分が恋敵になったことはあるのですが、兄上の心が求めるのはダーシアだけだったので。兄上もこれで今まで自分が好き勝手やってきて傷つけてきた相手の気持ちを理解できるように――はならないのですが、でもそれはそれはヤバい状態になります。
これで、もしも第一部のような状態で子供ができていたら、「子供のことだけじゃなくて自分のことも考えてほしい」とか言えるかもしれません(それにしたって我儘な要求ですが)。でも今の状態で、「たまには自分のことも~」なんて言えるわけもなし。ということで、兄上はこれからどんどんフラストレーションを溜めていき、後にやらかすわけなのです(;´Д`) この物語が完結した後、兄上はオーラントに土下座して謝罪と感謝の言葉を述べるべきですよね!!!
えへへへへへ、私も子供ができたことを喜ぶダーシアの姿は愛おしいと思っていたので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです。ダーシアは親からの愛を全く知らずに育った子供ですが、でも自分の子供に愛情を注ぐことができるというのは、私が伝えたいことの一つでもあります(ここの部分をもっと強く出したのが血と春です)。もっとも、このダーシアの喜びは、大魔王にとってはあらゆる意味で受け入れられないものだったのですが。
大魔王兄上、ほんと狭量ですよね。でも裏を返せば、それぐらいダーシアのことが好きなのです。そこのところでどうか、兄上を許してやってください(笑)
昏蒙 Ⅱへの応援コメント
兄上とダーシアがちゅーをしたぞーーーーーーーーー!!!!
とはいえ兄上はダーシアが眠っている最中にちゅっしているので、兄上からすればなんともないでしょうけどね( ˊ ᗜ ˋ )
お互いの関係を妨げるものがようやくいなくなった世界。
ようやくなんだか妹にデレを見せることができるようになった世界……><
元の二人には戻らないけれど、これはこれで少しずつ兄上の心の氷も溶けているのではないかと思い始めた矢先〜……
とはいえノリノリの兄上は自分の感情を妨げる相手が実は自分の体液()のなかに存在するとはまるで思っていなかった——、というとても美味しい展開ですね(´∀`)
でもずーっと疑問だったんですけど兄上はやればやるほど確率が上がる(あけすけ)とは気づかなかったのか、それとも知ってはいたけど我が身に起こる事だとは思っていなかったのか、それともハジけすぎててその可能性に目がいかなかったのか……それとも、深層心理で本当はダーシアとの子供を欲していたのか……
>だったら、兄上が食べさせてください
ダーシアがダーシアらしさを取り戻してきた……!この甘えん坊なところこそダーシアの本領発揮ですからね!!鬼のような兄上もまなじりが下がっちゃう(下がらないかもしれない……)
作者からの返信
イェーイ!!! ようやく、ようやくいい感じになったというか、昔の関係に近いところまできました!!! だからちゅっちゅしているのです!!! もっとも、完全に元に戻ることはないのですが……。それに、元の関係に近づいたところで、この後の展開を考えると……うふふふふふふ☆ この話を書いた人間は、つくづく性格が悪いですよね~。ダーシアも、折角また兄上に甘えられるようになったのに。
ダーシアの一番は、いつだって兄上でした。ダーシアは、心が他の者に対して揺らぐという苦しみを味わったことは、ただの一度もありませんでした。でもこれからダーシアは、今まで知らなかった愛の苦しみを知ることになるのです。そういうの、すっごく美味しいですよね(*^▽^*) もっとも同時に、愛する人に、また別の愛する者を認めてもらえない。どころか否定されるという懊悩を抱えることになるのですが。
兄上、第一部の時点ですら、「子供」に否定的な態度をとっているんです。なのに、子供を作る行為は大好きで、やりまくるんですから、矛盾してますよね。でもこれ、実はこはるさんのおっしゃるようにハジけていたからと、なおかつどこかで自分たちにはそんなことは起らないと考えていたためだったりします。
あと単純に、兄上はダーシアの一番は自分じゃないと許せないので、自分からダーシアの一番を奪いそうな存在について考えたくなかったという側面もあったり。……すごく、子供ですよね💦 ついでに嫉妬深い。でもそこが兄上の可愛い所なのだということにさせてくださいね💕
昏蒙 Ⅰへの応援コメント
>貴方様の御母堂の美しき身
「美しき身」って言ったところ、その後の展開と反復横跳びしながら読むとグエエエッェェェってなりました。
ですよね……行為に加担してなければそんな生々しい表現しないはず!「亡き王妃殿下を穢し奉った(これもすれすれだけど)」とかいうはず……。
エルゼイアル、母を見捨てた奴はまだしも、母親を凌辱したやつに娘すすめられるのには耐えられなかったか……ぐぁぁぁ。
ダーシアは兄上とザーナリアン様の関係を何となくは(実際会ったり体験したりして)理解して、それがきっかけで仲が深まっていったけれど、兄上はダーシアとタリーヒの関係を表面上にしか実感できないというのがぐうう辛い……って感じでした……そうなんですよね……エルゼイアルはダーシア母がダーシアに何されてるか実際のところ見てない……傷やあざはみているけれども……。
作者からの返信
今回成敗されたコイツ、恐れと恥を知らなさすぎですよね(;´∀`) というかザーナリアン様を✕✕✕したことだって、兄上が政権を取り戻した場合のことを考えなかったのか、という感じですし……。
兄上はもちろん、内乱後に他の家臣からのタレコミを受けて、きちんと把握しておりました。すぐに処罰しなかったのは、そのタレコミが虚偽だった場合のことを考え、また他の家臣に裏をとったりしていたからです。
それを今回のこいつは、ばれてない→陛下も案外大したことないなという風に油断して、盛大に自爆することになりました。コイツ自身は自業自得ですが、巻き込まれる妻子や一族は哀れですよね……。
現在の兄上は、タリーヒ(とダーシア)を除いたら、母の死に最も責任があるのは自分だと認識しています。簒奪を防げず、母を守れなかった自分が悪い、と。だから、タリーヒマッマに逆らったら命はない状況に置かれていた(ん? これ、兄上が政権を運営していても同じですね!!)家臣たちを責めはしない――のですが、今回のコイツだけは絶許だったのです。今回のコイツは、多分生まれたことを後悔してしまうような苦痛の最中で息絶えることになるでしょう。
ダーシアが兄上の親子関係を鋭く理解しているのに対し、兄上のダーシアとマッマの関係の理解度がイマイチなのは、そういうことなのですよ~っ!!! 兄上は、タリーヒのことを世界で一番憎んでいますが、でも娘に対しては「普通の毒母」というように認識しています。実際は、毒母どころか母と呼ぶのも憚られるようなアレだったのですが。←ところで普通の毒母って、なんなんでしょうね(笑)
苦痛 Ⅳへの応援コメント
ぐひゃああああああああ!!となりました。
兄上…… おせっかいなことすんなよ\(^o^)/
思いやりがお節介に空回りして、責任感があって人に厳しいゆえになんだかこんなことになっちゃう、やっぱりエルゼイアルは長男なのだなあ……。
ダーシアとエルゼイアルを見ていて常々思うんですが、
ダーシアは母親はいるけど愛されないことは身をもって魂の奥底から知らされてるから、逆に実の母親とはもう関わりたくない、
エルゼイアルは母親がいてもいないのと同じなので、ザーナリアン様が正気に戻れば愛されるという期待を持つことができる、
この差はでかいなあ〜ってのをすごくすごく思い知らされる回でした……。
兄上は「良好な関係ではない親子」がいることは自分と自分の父の関係から把握してるけど、「関係が死んでいる親子」はいまいち理解しがたいのかなあ〜〜🤔
なんだかんだで兄上と父上も、グィドバールは小さい頃から常習的にエルゼイアルを死にそうなくらいボコったことなんて(物理的に無理そうとはいえ)、女を寝取った時でさえないですもんね
あれ……父上が寛容な親に見えて……いかん、幻覚だ幻覚!!!
ダーシア……母という心の枷が消えて、やっぱりハッチャけ??だしましたね……。ハジけたというかアルコール依存ならぬ兄上依存がさらに深刻化したというか……。
作者からの返信
今回、「うっひょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」という感じですよね∑d(d´∀`*)グッ! もうハジケるしかないというか……。
ボー〇ボ好き(←この伏字、なんの意味もないですね!)でないかぎりはご存じないでしょうが、ボーボ〇の作中には首領〇ッチエキスなるものが登場します。効能は、摂取すると思考が首領パ○チと同じになってしまうという、ある意味恐ろしいものです。ですが今回のダーシアは、手元に首領パッ〇エキスがあったら飲み干していたかもしれません。R18グロの衝撃から逃れるために。そしてそれ以上に、最愛の人にここまで残酷なことをさせてしまったという罪悪感から逃れるために。
このターンの兄上、この第三部ではほとんど初めてダーシアに対して優しさと思いやりを発揮したんですよ。でも、その結果がこれです。悲しいを通り越して、恐ろしいですよね(( ;゚Д゚)) やはり地獄への道は善意で舗装されているのだ……。
でも兄上が今回こんな(らしくない)行動に出たのは、こはるさんがおっしゃった通りの理由からなんです。
兄上は何があろうと、母親への愛情と期待を捨てることができなかった(そしてそのために、母のことで傷つきつづけました。ここらへん、早々に母との関係構築を諦め、結果的にママ関連で心理的なダメージを負うことはほぼ無かったダーシアとは真逆です)。だからダーシアも「そう」かもしれないと思って、子供なら母の死に目には立ち会いたいだろうと、ダーシアを「デート」に誘ったのです。ある意味、ダーシアとマッマの関係を理解していないとも言えるのですが💦 兄上は何だかんだでパッパとの関係も険悪ではあったけれど壊滅してはいなかったので、仕方がないことなのですが。
親子の関係を温度で表すと、兄上とパパがマイナス20なら、ダーシアとママの場合はマイナス一万ぐらいでした。同じマイナスだけれど、次元が違いますね(笑) だから兄上、もしもダーシアとマッマの関係の全貌を知ったらしばらく無言になると思います。ですが、ダーシアはもう解放されましたからね("´∀`)bグッ! 今のダーシアは、グロの衝撃と自分が兄を追い詰めたという苦痛から逃れたくて兄上に依存しているのです。が、そんなにヤリすぎたら……というのが次の章の内容になるので、よろしくお願いいたします<(_ _)>
苦痛 Ⅲへの応援コメント
デ ー ト が こ れ だ よ !!!!!!
タリーヒ様、もし意識があったら、地雷である兄妹が一緒にいるところを見させられて、なおかつムカつくダーシアが盛大にリバースしている様を見ながら、なおかつエルゼイアルに死刑を宣告されるという、一番嫌な死に方〜〜!
でもこれでようやくダーシアは解放されますね……ゲーゲー吐いてるけど、母の成れの果てに心痛めてではなく吐き気を催す光景そのものにゲーゲー吐いてるのが良いと思います(あれ)!
ダーシアは母親に娘どころか人間として扱われてこなかったし、顔を合わせれば罵詈雑言の嵐、殴られて蹴られて弟と一緒に人生全部利用されて、父親殺しに加担させられて……でもようやくこれでそんな人間から解放されますね……。
>それではまるでダーシアが兄の妃では
兄上はなんというか……本当は、根っこでは、何も誰も止めずに状況が許せば深層心理ではダーシアと結婚したかったのかな、とダーシアを自分の隣に座らせようと苦心()している様に思いました。最後なんか力技で座らせてましたけど……( ˊ ᗜ ˋ )
この国の慣習を鑑みれば当然とはいえ本当にこの二人は悲恋ですよね。ただお互いが引き裂かれるとか結ばれないとかじゃなくて、ダーシアとエルゼイアルは本来ならちっともお互いが疎ましいとは感じないのに、社会的な慣習や周囲の思惑や環境という自分達がどうにもできない事でここまで関係がこじれてしまって……。
いかに最強絶対覇者になったエルゼイアルとはいえ、きょうだい同士が結婚を許される法律とかは作れないだろうし、死んでいた妹が実は生きていて、これから私のヨメにします!!などということもできないだろうし><
作者からの返信
一 生 思 い 出 に 残 り ま す ね 💖
エル兄上とダーシアは、本当ならデートなどできるはずがないんですけれど、「マーリカ」とならデートしていても何の不思議もないですからね(目逸らし) あとダーシア、もしもデートに行くなら満開の花畑の真ん中でちゅっちゅして~とかロマンチックな理想があったりしたのですが、そんな希望は第二部のラストの時点で木っ端微塵に吹き飛んでいるので無問題ですね("´∀`)bグッ!
マッマはこの時点では流石に意識はなかったでしょうが、でももしかしたら最初に噛みつかれた時に意識が戻っていたかもしれません。あるいは、朦朧とした意識の中でも、痛覚だけは感じられたかも……。ですがもしもそうだったとしても、読者様を含めた誰からも同情されないのがマッマの人徳? だなあと思います。「マーリカ」なんかは、周囲も国王からどんな扱いを受けているのか察しているので、今回の内乱で被害が及ばなかった人のうち、十人に一人ぐらいは可哀そうかもと思っている人がいなくもないのですが💦 こはるさんがおっしゃるように、ダーシアが吐いているのも単純にグロ耐性がないのと、そもそもグロが苦手だったからですし。
……そう。ダーシアは今回でようやく毒母(というかマッマはそもそも母と呼ぶことすら憚られるレベルのような気がします)とバイバイできたのです。ダーシアがタリーヒを懐かしむなんてことは起りえないので、これでほんとに解放されました。そう考えると、今回はむしろ祝福すべき回であるような気がします(*´ω`)
あといばらは実は、ごく一部ですがおとぎ話のテンプレにそったストーリーラインになっていたりします。お姫様(ヒロイン)を虐げていた悪い女(≒魔女)が、王子様(ヒーロー)によって成敗され、お姫様が救われるという。ここだけみたら美しい話ですよね(´✪ω✪`)
兄上の(自分でも分かっていないし、現在は認められない)深層心理は……実はこはるさんの明察道理なんです💕 いばらの時代背景は中世をイメージしているので、残虐非道な世紀末覇者の兄上もまた、神の存在を当然のこととして信じていて、神の存在を疑ったことはありません。そしてその上で、自分にこんな運命を与えた神を罵ったり呪ったりするのです。これは裏を返せば、兄上もまた神の祝福を欲しているということでもあります。兄上も、「できることなら」皆に祝福されながら愛する相手と神の前で永遠に結ばれたかったのです(´;ω;`)ウッ… もっとも、現状こじれにこじれにしまって、細やかな深層心理に気づける状態ではないのですが(´;ω;`)ウッ…
この国が奉ずる教えの教義により、兄上とダーシアが公的に結ばれることは永遠にありません。そんなことをしようものなら、即廃位・即火炙りになるでしょう。しかし兄上にもやっぱり上述したような感じの、自分たちの関係を公に認めさせたいという想いがあり、それが零れ出たのが今回なのです。もっとも、どうにもならなかったらすぐに腕力を行使するんですけれどね(笑)
苦痛 Ⅱへの応援コメント
おデートなのに……おめかしされて、みんなの前でどきどき💕お姫様抱っこされているのにこの奇妙な殺伐感はなんなんでしょうか……ダーシアと兄上の人徳()のせいでしょうか……行き先が行き先だからでしょうか……。
ダーシアの何かがぶっこわれたぞ\(^o^)/
もともと理性的に強いというタイプではなかったと思われるダーシアですが、兄上に対する理性が今回見事に蒸発していますね!大丈夫かなこの子……!
ダーシアは王女様で、他人の目が多い環境で育ったでしょうから、羞恥心というものが割と働かなくてこんな環境であっても結構発情しちゃうタイプなのかなあ……🧐
いや、毎晩続く兄上のハードな調教のせいで、ダーシアのどこかがぶっこわれたんですね!
>己を驢馬の背に括られた壊れた陶器の山であるかのごとくねめつける男に、エルゼイアル以外の男に触れられるなんて
常に兄上には発情祭りなダーシア、貞操はものすっごく固いですよね……理性を蒸発させてくる兄さえいなければ、ものすっごく言い回しも「私をなめやがって〜!」って感じで誇り高いし、さすが、王妃様が死んだ今、ルオーゼで一番高貴な姫君、王妹なのだと認識させられます(周りからは死人扱いされてるけど!いちおう!いちおう!生きてるから!!)
兄上はこれで愛妾を周りにお披露目しちゃいましたね( ´ ▽ ` )完全にノリノリでハジけておりますね……。
作者からの返信
ね~~~、折角の✨おめかし✨してのデートなのに(まだ辿り着いていないけれど)目的地が……。というか、第三部の兄上とダーシアが昼間に会っているというのがなんか違和感ありますよね!!! なんででしょう(今までの展開から目を逸らしつつ) 兄上が正気じゃなくなったのは当然として(待て)、ダーシアもまた狂気に飲みこまれつつありますよね("´∀`)bグッ! 兄上が頑張って(意識してはいないけれど自分と同じところに来てもらうために)調教した結果が出つつあるのです。←なんだかアレな成果ですね……。
ダーシアは思えば、飼い主にはめちゃくちゃ懐くけど、他の人間には吠えまくるどころか、撫でようと手を伸ばしたら噛みつく頑固な番犬みたいなタイプだったのかもしれません(笑) ダーシアの貞操観念はまさしく巌のごとしで、「兄上以外の男に触れられるぐらいなら死ぬ!」というレベルなんですよ。あの母からどうしてこの娘が生まれたんでしょうねえ(^^;
ところで「ダーシア」は「マーリカ」であり、「マーリカ」はタリーヒの片腕ということになっているのに、そんな妹を周囲からの非難を承知で囲う兄上、やっぱり中々のハジケリストですよね!!! 自分以外の人間には顔を見せないのも、タリーヒそっくりの顔を大多数に見られたら正体に気付かれるというのもありますが、美しく着飾ったダーシアを他の男の目に触れさせたくないという罪悪感も入っているんです。可愛いですね💕 だったら不穏すぎる行き先に連行するなよって話なんですけれどね(笑)
編集済
苦痛 Ⅰへの応援コメント
マッマ……これ常人だったら死んでますよね!?!? つえー……マッマ、この物語で一番屈強じゃありません!? 下手したらエルゼイアルなんかより屈強そう!
エルゼイアル、普通に首切りとかじゃないあたりに陰湿というか恨み骨髄に徹する気持ちを感じます。
エルゼイアルにとってはタリーヒはできるだけ長く苦しませたい存在なんだなあとしみじみ思いました。王国を乱したのみならず、母上の仇で妹の苦しみの根源だから……(今の所自分が一番妹に被害を与えているのは脇に置いておいて)
ダーシアも兄上も心がからっからの砂漠状態なのがきっついですね……(;_;)お互い、今、なーんにも楽しいことないんだろうなあ……兄上には恨み混じりに妹を調教()すること、ダーシアには兄上の恨みを全身で受け止めて罪悪感に体を震わせることしか、お互いの繋がりを感じられないしお互いの生きがい(?)みたいなものがなくなっているように感じます。
どんどん調教が過激化する中で奇妙な雪解けを見せている兄上の心。ちょっと前の兄上だったらデート()の前日に寝ろとか言わなかったし夜な夜なずーっと吐かせてた気がする!
多大なるストレスの根源・タリーヒを始末すると決めたから、ストレスが半減してダーシアをいたぶる気持ちが若干失せてきているのでしょうか……🤔
表舞台に出ることがなかったダーシアだから、ほぼまわりはダーシアの顔なんて知るはずがなく、糾弾されるはずもないのに、ヴェールでダーシアの顔を隠す兄上が独占欲の塊で良いですね〜!
そして、兄の顔も空も風景も何もかもが血に染まっているとこれから起きることを無意識に看破しているかのようなダーシア、結構勘が鋭いなあ……と思いますo(^▽^)o
作者からの返信
イェーイ(`・∀・)ノ←!? 今回は初っ端から「残酷描写あり」のタグに大活躍してもらいました!!! それにしてもママ凄いですよね!!! 鉄の女といいますか。これは兄上がマッマを「できるだけ苦しめるため」手を尽させているというのもありますが、マッマが生まれ持った生命力のためでもあると思います。もっとも、この状況では早く死ねた方が楽なんですけれどね(遠い目)
それにしても兄上、残酷なのは前から分かっていたことではありますが、短気なのに陰湿って恐ろしいですよね(;´Д`) 短気なら短気なりに、沸点に達したらすぐ首を刎ねる、とかしてくれたら家臣たちもある意味安心できるのですが。うっかり機嫌を損ねたらマッマみたいな最期が待っているかもしれないと思うと、家臣たちはおちおち反逆を企てることもできません(笑)
でも実は、他者にとってはとてつもなく残酷なことをしているのですが、兄上の中では筋が通ったことだったりします。せめて無辜の母が被ったのと同じだけの苦痛をこの女に味わわせなければ、母が浮かばれない。兄上、こんなことを考えてもいるのです。もっともこれがマッマをボロ雑巾にした理由うの全てではなくて、個人的な愉悦とかも絡んでくるのですが(*^▽^*)
それはそれとして、母は死んでしまったのにタリーヒマッマが生きているという事実には腹が立つので(※マッマを延命させているのはもちろん兄上自身です)、ダーシアに八つ当たり()のため調教()して憂さを晴らす。ここの所、兄上はこんなことを繰り返しています。もちろんダーシアを調教する理由は他にもあるのですが。
いや、それにしてもひっどい理由ですね💦 まるでマッチポンプだ……。でもこれは裏を返せばこはるさんのおっしゃる通り、マッマがいなくなれば(※マッマを生きながらえさせているのは兄上自身です)ダーシアに向けられる憎悪と暴力が減るということなのです!!! とはいえ兄上がダーシアに向ける感情の「質」は変わっても「量」が減ることはないので、憎しみが減ったら愛情が増えるのが期待できます(^◇^) 現に、そういった徴候がありますし(焼石に水のような気がしないでもないですけれどね)。ただ、その過程でダーシアは大きな衝撃に見舞われるのですがね。流血の予感……。ダーシアは案外勘がいいのですが、どうなることやら……。
編集済
給餌 Ⅱへの応援コメント
>褥に押し倒されも服を剥がれも……
そうだよなあ、ダーシアだって本当は嫌だよなあ……としみじみ考えてしまいました(´;ω;`)
そうだ、ダーシアだから(ひどい)大丈夫!って思っていたけれど、本当に大好きな人からの行為でもこんなのは心底嫌ですよね……
深手を負った猛獣のように荒ぶる兄上を身体のすべてで受け止めているダーシア、がんばれの気分です( ;∀;)
ダーシア、国王の最狂暴君化を身体を張って止めている……。ここでダーシアが折れたら兄上は最悪の暴君になると思うので!
本人は全く自覚してないしその気もないけど、ルオーゼのために尊厳も貞潔も捧げて国の安定化に貢献する、まさにルオーゼ王女らしいことを……して……(泣きながら顔を背けつつ)
エルゼイアルはこの時メンタルが最低かつストレスマッハだったんだろうなあ〜……としみじみ思います。タリーヒママも死んでないし、いろいろ国事で苦労もありそうだし……。ダーシア以外で気晴らしとかもできなさそうだしなあ……。
でも相手が自分に甘くて母親よりずーっと慈愛の心で自分を包んでくれるダーシアだからこそここまで複雑な感情をぶつけることができるのであって……ある種兄上は皮一枚でダーシアに救われているのかもしれない。
これは私の勝手な憶測ですが、ダーシアが眠っているとかほぼ意識消失したり朦朧としたりしているときはエルゼイアルは最愛の恋人を見ている気分になるけど、ダーシアが目がさめておしゃべりしだすと憎らしさでムカムカして怒りが止まらなくなるのかなあ……
えへへ……そのアンビバレンスが美味しいです!
>お前は私の物であり、私はお前に自死の自由など赦していない
いい言葉だ……えへへ……最強にダーシアにヤンデレな感じで……
作者からの返信
まさしくそうなのですよ、こはるさん!!! ダーシアはまあMの気がないといえば嘘になるのですが、でも真正ではないのです。あと、なんなら今の兄上が振るっているのはガチモンも逃げ出すような「暴力」ですので……。(SMのMはマスターのMって言いますよね!) ダーシアは、乱暴にされるのと優しくされるのなら、優しくされる方が好きです💕
あと、ダーシアなりに理想の初夜というのがあったんですが、それが「できるだけおめかしして~、薔薇の花弁を散らしたベッドの上で~」という極めて少女趣味というかロマンチックなやつだったのです。……今の状況、ロマンの反対に位置するじゃないですか。ダーシアは、これが最愛の人にされていることだから「耐えられている」のであって、万が一他の男にされていたらとっくの昔に舌噛み切っています(真顔)
ただ、兄上も今メンタルがズタボロなんですよ💦 なんならダーシアよりもボロボロかもしれません。ダーシアとエル兄上はどちらも親の死に関わったのですが、ダーシアはパッパのことをなんとも思ってなかったし割と避けられない状況だったのに対し、兄上は母のことを本当に愛していたしもしかしたら救えたかもしれないので……。私は今の兄上とダーシアのこと、ヨーロッパの昔話によく出て来る、荒ぶる竜と生贄に捧げられた姫君みたいだな、と思っております(*^▽^*) まさしくダーシアが犠牲となることで、兄上の狂化を抑えられているのです!!!
普通のヤンデレではなくなった(普通のヤンデレとは……?)兄上の心理状態は、こはるさんのおっしゃる通りなのですよ~。んもう慧眼💕 こうした複雑極まりない感情から絞り出された言葉が、今回のものになります。私も今回の兄上のセリフは、例えるならば当たり年のワインのような傑作だと自画自賛していたのですよ。なので、こはるさんにも気に入ってもらえて、とてもとても嬉しいです(n*´ω`*n)
給餌 Ⅰへの応援コメント
ダーシアぁぁぁ……
兄がダーシアにやったことはマジでひどい事なのであって、ダーシアは別の裁かれ方をされるべきで、……兄貴は単に「仇討ち」という大義を得てほくそ笑みながら性欲のはけ口と精神安定のためにダーシアを強姦してるだけのクソ兄貴なんですよおおお……いやほんとうにしみじみとクソ兄貴だなエルゼイアル……
……んだけれども脳で「自分が悪い」と変換することで自我を保とうとするダーシアが哀しくて愛おしいです。
エルゼイアルは神ならぬ人間で、というかかなり未熟な二十前後の青年であり、精神の深さも素のところは年相応で、ダーシアを統べるに値しないレベルだとは思うんですが、ダーシアが兄に失望したらそれこそダーシアの世界は終了するから、どう考えても理不尽な事を「兄からの罰だ」と捉えてしまう。
極限からしか得られない栄養に私は悶えています…!
>エルゼイアルを破門したあの司教は、高官たちは。兄の学友という青年……
>臣民たちはどのように噂しているのだろう。
ダーシアって基本的には賢いんだなあ、と思いました。タリーヒだったらこんなことは考えないでしょう……(タリーヒが考えなさすぎるではという疑問はさておき)。
ずっと幽閉されていても、老婆たちから与えられるわずかな情報から結構的確な事を考えられる頭脳があっても、意志の強さや行動力がないとこうなってしまうのか……ダーシア、……つらい女だな……
でもな〜
ほとんど自分が招いてしまったと言ってもいい、ダーシアが大変な状況下でも「ダーシアに申し訳ない」「ダーシアは今どこにいるのか」とかなんてことはタリーヒは一切思ってなさそうだな……って考えちゃうのがつらいです。
「お前の娘は敵の男に強姦しつくされて死を選ぼうとしているぞ」というのが全く煽りにならなさそうなタリーヒ……ぬう……
作者からの返信
ねーっ、マジのガチでクソ兄貴ですよね!!!!! 私は常々、エル兄上は王家に生まれた絶世の美青年でなければ周囲から消されていただろうなと思っております。兄上の短所は、「王族」か「絶世の美青年」のどちらかの要素だけでは補いきれませんからね(遠い目) パッパもパッパでクソだったのですが気が弱いので他者への攻撃性はなかったのですが、兄上は割とすぐ暴力に訴えますし。ついでにとてつもなく冷淡ですし。短気ですし。
……そういや、兄上の性格的な長所ってなんなんでしょう(滝汗)(ごく一部には)愛が深い所……? しかしその愛も独占したい系の愛ですしねえ~。この時の兄上は絶賛現実逃避中なのですが、酒に逃げるとかならまだしも異母妹を暴行して憂さ晴らしとか、人間として終わって……いや、兄上はそもそもどこかが始まっていないかもしれません(;´∀`) とはいえ、知恵袋で述べた人間の脳のメカニズム的に、この時の兄上はめちゃくちゃ楽しかっただろうと思います!!! そして、だから病みつきになってしまったんですね!!!
ダーシアは内向的かつ自罰的な思考の持ち主なので、こんなことになっても自分を責めています(´;ω;`)ウッ… というか何なら、こんな自分を殺さない兄上は優しい! とか思っているかもしれません。でもそれは、こはるさんがおっしゃるようにこの状況では他者(兄上)に抗うよりも自分のせいだと思った方が楽だからかもしれません。冤罪を掛けられた人が、尋問に耐えかねてやってもいないことを自白してしまう、みたいな……。つくづく辛い女です。
タリーヒマッマは……実は本編では語っていなかったのですが、「こいつ(ダーシア)に憂さ晴らしで男けしかけてやろうかしら」とか考えたことあるのですよ。こっちも人間失格ですね💦 ただ、そんなことをしたら重要な手駒であるダーシアを失うことになりそうなので、実行はしませんでした。
なので、ダーシアがもう必要なくなった今、ダーシアの近況を伝えられても悲しむどころかよかったじゃないのと爆笑すると思います("´∀`)bグッ! マッマは本当に、ダーシアに対する愛情なんて欠片ほども持っていないのです。マッマが愛したのは、自分自身とザーナリアン様だけ。そして、その自分以外の唯一の扱いすらアレなので……。この物語で一番の怪物はママかもしれません。
編集済
責苦 Ⅱへの応援コメント
この回もいっぱい萌えを叫びたいポイントがあるんですけど!!
やっぱり愛し合う(愛し合っていた)男女が命のやり取りをする展開は美味しいですね!!ヒョォ!!テンションが爆上がって変な笑いが漏れてしまいます。
これだけ仇だと思っている女だし、仇の娘でもあり、母の死に関与した人間で、しかも巨乳()であればめちゃくちゃ性的に嬲るのは兄上ならやりかねない……。
ですけど、「待たせたな、ダーシア」、と幼少期のデート()の待ち合わせ時のセリフと同じ言葉を発する兄上とか、行為後、床に放置することも可能だったのに自らお姫様抱っこをしてダーシアをベッドに連れて行き、最後は優しいキッスで〆る兄上とかって、とても面倒臭い濃厚なシスコンだなあ……って思いました。
ダーシアのいうとおりとっとと首絞めるなりなんなりして惨殺してしまえば楽になるんでしょうけど、そうしたら最愛の恋人も唯一残った愛する親族も、彼女を愛していたという過去もなくなって、ただ自分だけの世界になってしまいますよね……エルゼイアル……オーラントでさえ立ち入れない、大きな兄上の心の闇に無断で出入りできるのはダーシアだけだから……それがいなくなったらもう何のために人生生きてるかわからなくなりますよね( ; ; )
ダーシアを絞め殺そうとした後に自分の手を呆然と見る兄上、萌え転がります……。
兄上なかなかダーシアに対してハードルが劇高な無理みが強いこと言うじゃん……
>お前の身を何よりの証とし、あの女の企てを高官なりに吐露
だいたい5割くらいタリーヒマッマ、後の5割くらい兄上ご本人のせいでそれが不可能な子になったって……兄上が一番わかってるじゃないですか! というかそういう別の男性の目に触れて万が一奪われないように兄上が育てちゃったんでしょう! 逃げた先でダーシアが「哀れな美貌の姫君(……?)」として高官に惚れられても兄上はマジギレするくせに〜!
二歳しか歳の違わない兄だから、妹の能力とか度外視した八つ当たりをしてくるんだろうな〜 なんだかここは兄妹喧嘩っぽさも感じます(いや、兄妹喧嘩というにはあまりに悲惨なんですが……)
作者からの返信
いやっほうぅぅぅぅぅぅぅ!!! 実は私も、この回は語りたいことが沢山あるんですよ☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ なんならいばらで最初に生まれた、そして最も思い入れがあるのはこのシーンと言っても過言ではないぐらいでして!!! リアルで中二だった頃の私がなぜこんな性癖の塊のようなシーンを思いついたかは謎だし、我ながら心配になってきますが、でもいい趣味をしていると思いませんか!?
まず、愛と殺意の交錯。これを嫌いなオタクはいませんよね。思い返せば私は中二だった頃から、こういうもつれた関係の男女が性癖でした。そして兄上とダーシアは兄と妹で……などなど、他にも様々なもつれの要素を含んでいます。まさしく性癖のセールです("´∀`)bグッ! パフェのように山盛り!!!
ついでに、この第三部の兄上とダーシアの萌えポイントは、兄妹モノと愛憎劇をドッギングさせたことだと思っております。兄妹モノって、周囲はともかく当人同士は相手に憎悪を抱いていることはないじゃないですか。もっとも、憎み合う兄妹が恋人になんて、普通ならならないのでしょうが。でもいばらは、兄妹を愛し合わせた後で敵対させることで、ガチの憎しみを兄上に抱かせたという。ここは我ながら名案だなと自画自賛しております! 限界シスコンであると同時に、怒り狂った復讐者でもある。それが第三部の兄上なのです💕
私はここで「お前のせいじゃない」とかいいながら優しく(?)監禁するようなヤンデレも好きなのですが、兄上にはみんなの期待に応えてもらいました!!! ここで苛烈さを見せなきゃ兄上じゃないですからね!!!←酷い言い草ですね(笑)
もーこの時の兄上は、ダーシアに対して紛れもない殺意を抱いてたわけですよ。というか、首に手を添えた瞬間は本気で殺すつもりでしたし。でも今の兄上は絶対に認めませんが、ダーシアを愛しているのもまた事実。ダーシアがこの世で唯一となった家族なのも。という訳で、こんな反応になってしまいました💕 こはるさんのおっしゃるように、ダーシアがいなくなったら兄上は楽になれるかもしれないかれど、でも人間らしく生きるにあたって必要なほぼ全てを失って喪ってしまいますからね……。
兄上、もしもここで思いとどまれずに? ダーシアを殺していたら、気まぐれに民を虐殺するとかそういった狂気の王になって、国を滅ぼしていたと思います。それか直後に自殺して心中するかですね。そしたらどの道ルオーゼという国は崩壊したでしょうから、思いとどまれてほんとに良かった……。
ですがそれはそれとして、兄上のメンタルは第二部のラストからずっとぐちゃぐちゃに乱れております。兄上が背負うことになった苦しみはあまりに重すぎるため、無意識にですが逃げ道を探しているのです。今回のいきなり七段の跳び箱を飛び越えろというのと同じぐらいムチャな発言もその一つ。
兄上、ほんとのほんとは分かっているのです。ダーシアにそれを求めるのはあまりに酷だということを。自分の欲望が、結果的に母の死の一因になったことを(もし兄上が真にダーシアのことを考え、文字をビシバシ教え込んでいたら……?)。でもその事実を、今の兄上は直視できないのです。直視したら今度こそ壊れてしまうから、ダーシアに甘える()ことで逃避したのですよ……。
責苦 Ⅰへの応援コメント
またもや兄上とダーシアの面白エピソードが( ˊ ᗜ ˋ ) モモンガ事件に続き、黒歌鳥事件もあるんですねwww
エルゼイアル、妹が何かと勘違いしたものネタには事欠かなさそう……披露する機会があるかどうかが問題ですけど……
ダーシアが成長したことがこんなに裏目に出てしまうなんて……|ェ・`。)・・・ショボーン
知らぬ存ぜぬを通してきた、以前の精神的に未成熟だったダーシアだったら、自殺を考えようとはせず、兄上の腕に素直に飛び込んでいたと思うのです。
ジュゼシスの死と母の愚行によって「責任感」「良識」を獲得できたダーシア。だからこそ王妃の死にここまで自責するんでしょうね……。悪いのは母親とドニおじさんで、ダーシアがザーナリアン様をあれそれしたわけじゃないんですが、唯一あの蛮行を止められた存在としては、どうして止められなかったのだろう、と責任を取ろうとしますよね。
自殺未遂を繰り返すのは、責任を取るためだけではなく、もうダーシアには何もなくなってしまったからですよね……。兄が存在するから、肌の色で差別されて王女として扱われることもなく、教育もまともに受けられず、父母もアレという、ダーシアにとっては呪われたかのような世界で生きてこれたのに……。
エルゼイアルの最後の何かがバキッと折れた……。よく言えば迷いがなくなりましたよね。
相手が妹だとわかっていながら、密通をするのではなく、誰に恥じることもなく(???)正式に愛妾にしてしまった……。うるさい父親もいないしね! 全員その女が妹であるということを外部に漏らさないよう口がきけない・耳が聞こえない、しかも老婆に妹の世話をさせるあたり、バッキバキに折れてますね! よく言えばなにか超越しましたよね!
以前、妹と関係を持つことについて真面目に悩んでいた兄上とか、ちょっと前の妹と恋人の区別をあえてつけずに妹を悼んでいた兄上が懐かしいです……。
北方貴族の皆さんは兄上の「私の母上が〜〜〜っ!!私の妹が〜〜〜っっ!!!(※柔らかめに表現してみました)」という怒りと悲しみ以上の何かの八つ当たりを受けていそうですが、大丈夫ですか……全員妻と娘を同時に寝取られた上に内臓暴かれて晒し首とかになってません……(震え)?
作者からの返信
そうなんですよ~。(もうほのぼの+面白事件に言及できる雰囲気ではなくなってしまいましたが)幼少期のダーシアと兄上の周りでは、色んな面白事件が起きていたのです。魚の切り身事件とか!!! ダーシアは知識は(与えられてい)ないのですが、想像力は豊かなのです。ここらへん、兄上とは真逆ですね。なので幼少期のダーシアの頭の中はさながらファンタジー小説でした。そういや、いばらも一応異世界ファンタジーでしたね(笑)
私は常々、何かを得ることは何かを失うことと同義だと思っているのですが(←急に詩的な表現が出てきましたね)、ダーシアもまた成長と引きかえにかつての無邪気さを失ってしまいました。こはるさんのおっしゃるように、第二部のスタート時点、いやシュゼシスが死ぬ前のダーシアだったら、同じことが起きたとしても何のためらいもなく、慰めるためにも兄上に抱き付いて甘えていたでしょう。そしてその直後に激怒した兄上に斬られていたかもしれません(;´∀`) ですがダーシアは一回り以上成長して、そんなことが許されるわけがないと予測できるようになったのです。また、精神的に成熟したことで、最愛の兄の怒りの深さに想いを馳せ、恐れ慄くようにもなりました。
ダーシアが自殺未遂を繰り返すのは、もちろん自責の念もありますが、本当の所はこはるさんがおっしゃるような理由なのです。こんな世界で、唯一の心の支えである存在にすら憎まれながら生きるというのは、ダーシアじゃなくても辛すぎますからね。ならばいっそ、本当の意味で兄の憎悪を知る前に……という訳です。まあ、そんなの大魔王に進化した兄上が赦さないんですけれどね。
兄上は国王の座を得て、ハジけたというか砕けたというか……。もちろんこの時代の支配者は兄上以外にもいるのですが、少なくとも国交を持てる範囲の地域では、ルオーゼが一番強くて大きい国でした。ということは兄上はつまり、世界で一番「強い」人間になってしまったのです。兄上を止められる人間はもう誰もいない。唯一対抗できそうな存在だった聖会も、ヴィード(ダーシア)を一度王と認めた負い目から、しばらくは服従するでしょう。まさしく最強です。星を取ったマ〇オです。しかも、捕らえたのは表面上は妹ではなくて女官だし、手を出す「口実」もできてしまったので――うふふふふ☆
兄上は割とガチで(タリーヒとダーシアの次に)母親の無残な末路の責任は北方貴族にあると考えているので、もう徹底的にやりましたよ! 兄上、この内乱に加担した北方貴族の一族は例外なく貴族としての位を剥奪し資産は没収、ある名門の一族なんて殆ど根絶やしにしました!!! もっとも、だからこそ北部の皆さんは、ますます独立を志すようになったんですけれどね💦 そうしてこの時代のルオーゼの南北は、後に分裂するのです(>_<)
再会 Ⅲへの応援コメント
この回はいっぱい語りたいことがあるんですけども……
自分が落ち目になったとわかったとき、娘を殺そうとするタリーヒ。今まで散々娘を踏みにじってきたくせに、娘に反抗されるとは微塵も考えていない……。実際、反抗されると今までなかったレベルで動揺する……。「母親(というか親)」の闇の部分を凝縮したようなこのシーンに息が詰まります……!
今日ハッとしたのは母上が、ダーシアにマーリカを重ねていたということ。ダーシアとマーリカは似ても似つかぬ感じではありますが、確かにダーシアはのんびりしているように見えて結構鋭いところは鋭いので、叔母にちょっと似ている要素があるのかもしれませんね。怠惰なのも、「自分が何したって無駄」という学習性無力感による虚無が強い気がしますし。マーリカとダーシアを重ねていたのだとしたら、そりゃあ妹の代わりに殴ったり蹴ったりありとあらゆる虐待をしますし、絶対教育なんかさせませんね……。
愛し合う男女が再会するシーンをこのなく愛する者なんですが、このシーンは本当に……!本当に!!
>一度だって殿下のお名前を呼ばなかった
>月満ちればダーシアの代わりが生まれたのかも
兄上のソウルジェムが真っ黒に濁り、割れた瞬間ですね……。
たぶん、幼かったダーシアに酷い虐待をするような女だから、自分の母親に悪魔のような所業をしてきたことも、兄上は何となくまだ首の皮一枚で大丈夫だったと思うんです。まあもっと心がバキバキに折れたと思いますけど。でも、兄上の人生の最大の悪役たるタリーヒにそう嘲られて耐えられるわけないだろう……しかも、ここで「ダーシアが可愛いんであって別に妹に手を出すような人間では」と自己弁護することもできない。
一切の情動が抜け落ちるでしょうし、たぶん生まれてから今まで二十年近く心がボロボロになるようなことばかりだった兄上の心はすでに崩壊し、蒸発してしまってもおかしくないですよね……。この直後でダーシアに再会しなければ、ザーナリアンと同じような状態になってしまってもおかしくない……。
ダーシアと再会したことはすでに瀕死でライフが0の兄上にとってはそりゃあ……「憎んでいい対象」と「甘える対象」ができましたよね!(第三部をダーシアママによる、粉砕された兄上のメンタル修復編だと思っている顔(※解釈がおかしい))\(^o^)/
ダーシア……ううう。私が思うにダーシアの罪は無知の罪もですけど、ここで足を叱咤して兄上の耳を手で覆わなかったことだと思うのです。全ての会話を聞いていながら黙っていたダーシアに、兄上は裏切られたという感情を持ってしまったのではないでしょうか……
作者からの返信
えへへへへへ、ありがとうございます。いばらは実は、この第二部のラスト、及び続く第三部から生まれた話なのです。なので私は、第一部のイチャラブを書いてる時、及び頂いたコメントの返信をしている時、本当に楽しかったです!!! もうずっと気持ち悪い笑顔を浮かべて、「こいつらがああなるなんて、私以外の誰も知らないんやなあ(当然)」という優越感? に浸っていました💕←性格が悪いにも程がありますよね(笑)
何はともあれ、第一部ではあんなに(ダーシアの目では)強大というか凶悪な存在だったマッマも、蓋を開ければただの浅慮で暴力的な女だったのです。ついでに、過去に囚われていて前に進むこともできないという。浅慮なマッマにとっては、ダーシアって結局のところ「マーリカの代わりに殴るサンドバッグ」だったんですよ~。そしてそのサンドバッグに意思や人格があり、だから自分に反逆してくることもあるということを、本当の意味では理解していなかった。そのくせ、妹みたいに賢くなって反逆されても困るから、徹底的に放置するという。マッマのダーシアへの態度は、基本的にこの酷い二極の間を行ったり来たりしていました。
ここら辺は、私が無意識に自分の過去を反映させてしまったのかもしれません。誰にとは明言しませんが、「こいつ、夜寝てる時に私に殺される可能性とか考えないのか?」と疑問に思ったことがあってですね……。
私も愛し合う男女の再会シーン大好きなんですが、これは酷いですよね!!!
誕生してからずっと心に負荷を掛けられていた兄上ですが、今回の衝撃は凄まじいものがありました。いくらタリーヒでも、人質として価値がある母に命を左右するような危害を加えはしないだろう……なんてある意味楽観視していた自分を呪いもしました。こんなことなら、都の住民が全部死んでもいいから(良くない)母を一刻も早く取り返すために強行突破を仕掛ければ良かった、とか。
母を手に掛けた後の兄上の胸を占めるのは、実はこんな感じの自責の念でした。あと、ぐずぐずしていないでさっさとティーラに戻していれば、とか。もちろんタリーヒへの怒りもありましたけれど、でもそれ以上に自分を責めていたのです。悪魔の嘲りを耳にするまでは。悪魔の声が響き渡った瞬間、自分ではなく他者への怒りが一気に燃え広がったのです。
兄上、この瞬間に発狂しても全然不思議ではなかったんですが、でも持ちこたえてしまったんですよねえ……。それは、おっしゃる通り、ダーシアの存在ゆえだと思います。
ダーシアはこの時、ママとの格闘の反動と自分の母が犯した罪の衝撃のため、全身の力が抜けていました。だから兄上のために動きたくとも動くことができなかったのですが、もしも動いていたら……。それでも兄上は、「自分のために」ダーシアに怒りと憎悪を向けたと思います。こはるさんの解釈に今全私が頷いているのですが、第三部の兄上にとってはダーシアを〇〇〇したり✕✕✕するのが一番の精神安定剤なのですよ。そうしてこの兄妹は、キャッチコピーにぴったりの関係になったのです(遠い目)
編集済
再会 Ⅱへの応援コメント
しみじみ、エルゼイアルは母上が好きなんですね……マザコンにシスコン、しかも巨乳好きという残念な美形かつ絶対帝王なのに、面白キャラ化しないのはさすがでございます……
と冗談はさておき、父と女を弄ぶのが趣味で、友好の証❤️とかいって母娘を同時に夫の前で抱いて棄て、首都とドニをボコボコにする、まさに鬼畜外道といって過言ではない兄上が、まだ母と妹に向ける切なくも清らかな思いは愛おしいです。
ドニ……よかったね……チューしてもらえて。推しを引くために課金しまくって有り金全部溶かしたような人生だったな……
ダーシア的には兄上とこのオッさんのチューは許せるチューなんでしょうかね(`σ ν σ)?それとも容赦せざるチューなんでしょうか。
>偽りの死と鄙の僧院での穏やかな生活
兄上、大変申し訳ないんだけれどもその弟、妹なんです……妹なんですよ……ダーシアとエルゼイアルの仲が良すぎたせいであまり気にできなかったのですが、エルゼイアルとヴィードはこのくらいの他人感があったんだなあという発見でいっぱいです。
このときほどダーシアが文字を覚えていたらと思ったことはないです。せっかく成長したダーシアなので、字を知っていて、兄上の住所を知っていたら「たすけて」「母上が王妃様に謎の対抗意識を燃やしてる」とデカデカと走り書きを一筆書いたはず……
それが技術的にも心理的にもできなかったからこその苦悶なんでしょう……ぐぅ!
作者からの返信
大好きも大好き。大大大大大好きですよ!!! というかもはや、母親とオーラントだけが、兄上が性欲が絡まない純粋な愛情を向ける「生者」なのです。ビンゴできるぐらい性格的な短所を持ち合わせた、普通だと敵ポジションのやつですらやらない悪行を積み重ねてきた兄上にも、誰かに向ける清らかな愛情が残っていたのです。まるでドブ川に鮎が戻ってきたような、そんな気持ちになりませんか(*´▽`*)
うふふ💕 兄上を手に入れるためにあらゆるものを投げ打ったドニですが、最後に一華咲かせることができましたね。なお、このキスはダーシアにとっては絶許のキスになります。ダーシアは、兄上が自分以外の人間と関係を持つ(意味深)のを絶対に許さないのです。
実はここの件、プロットの段階でも特に気に入っていたシーンなんです。だから、ここまで到達できた時は嬉しかったですね~。プロット通りに行かないことなんてよくあることですから、ちゃんとここまでこれたという安心感もありました。二回目になりますが、ダーシアは絶対に今回のキスを許さないのですが。
妹のように溺愛はしないのですが、兄上は弟にも「それなりに」優しいのですよ("´∀`)bグッ! もっともその優しさの裏には、真の敵はヴィード(ダーシア)ではなくその母親であるという推量があるのですが。しかもその優しさはすぐ後でめちゃくちゃに――いえ、何でもありません
もしダーシアが文字の読み書きができたら。そしたらきっとこの第二部は、正規の世界線のものとは全く違う結末になっていたでしょう。ダーシアが監視の目をかいくぐることさえできれば、どうにか連絡を取り合って、そして二人で国を捨てて駆け落ちしていたかもしれません。その場合、内乱以上にヤバい事態が勃発してしまうのは避けられなのですが。ということはもしかしてダーシア、民のために文字を習得しなかった!?←それは絶対にないですね(笑)
編集済
再会 Ⅰへの応援コメント
なんだかな〜〜〜〜……ドニがうまいこと自分の感情をコントロールできて、エルゼイアルに忠臣として振舞っていたら、絶対良い参謀になれたと思うのになあ……。
>お前の王子様は一体何を考えていらっしゃるのかしら
いやなんというかいやはや、……ダーシアの究極💖お花畑脳は母上譲りだったか……と思いました。母上はダーシアを散々見下してお花畑脳って虐待するけど、ここにおいて味方も増やせず、怒鳴り散らすだけで何も行動しない母上はダーシアと同じだったんだなあ、と。母上は確かにずーっと愛人業をしていて、籠の中の鳥のように愛でられて暮らしてきた人ですから、仕方ないのかもしれないですけど……
いやそんな、えっこんな思慮のない女だったの!?と、正直悲鳴が上がってしまいました。母上、母上は父上の寵愛を得るために他の女を蹴落とす策謀を巡らしたりしたことはないんですか!? ないか……ザーナリアン様と破綻した夫婦関係を送っているパパの心の隙に割り込んできたわけだから……。
親とか先生とか上司とか目上の人に「お前はこんなにダメ」って言われ続けて、本当に自分はダメなんじゃないか、と思っていたことが、実は親とか先生とか上司とか目上の人もちゃんと出来てたわけじゃなかった……っていうのを、今回ダーシアとタリーヒに見ましたよ……
ダーシア生きて……ラスボスはタリーヒじゃない 首都を丸焦げにさせる兄上だ……(T ^ T)
作者からの返信
ほんそれですよね~~~。ドニ、ある意味ダーシアをも越えるお花畑のマッマを(一年も保たなかったとはいえ)サポートできたんだから、参謀や補佐に向いているのだと思います。ただ惜しむらくは、この話の登場人物は基本的に欲深いので、愛する人は自分だけの者にしたいし、自分の感情を抑えようなんて考えもしなかったことですね!!! ついでに、身を引いて影から相手が幸福になるのを見守るor幸せになる手伝いをする、というような謙虚さも足りていません(;´∀`)
様々な意味で我慢が足りていないこの話の登場人物において、郡を抜いて「足りない」のがマッマです。なんせマッマは賢さと思慮も足りていませんから💦 ママというかヴィード(ダーシア)を担いだのは北部貴族ですが、彼らはきっと後悔しているでしょう。これなら、あいつ(エル兄上)を王にした方がましだったかも、と。そして彼らは後に、痛すぎる代償を支払うことになるのですね。「土地が」バーベキュー……。
元々は族長の娘であったママのこの思慮の無さ、酷いとしか言いようがないですよね!!! でも思えばママ、これまでの主も頭を働かせて取り入ったとかでは全然なく、ただ見た目の魅力のみを買われていたのです。妖艶な美女として生まれたことが、ある意味ママにとって最大の不幸なのかもしれません。
またマッマは、ようやく念願のザーナリアン様を手に入れられて、喜びのあまり思考が停止していた、という側面もあります。
そんな最中、自分の想定の範囲外の出来事が起きて、ママは相当焦ったでしょう。でもその焦りを他者に知られたくないから、周囲への苛立ちに変換してわめき散らす。こんなママでは最初から、必要とあらば都も焼く兄上に勝てるはずがなかったのです(´Д⊂グスン
編集済
散華 Ⅱへの応援コメント
ここからジュゼシスとダーシアの、エルゼイアル探してルオーゼ一周の旅が始まるはずだったんだ!!!はずだったんだよおおお!!!
ダーシアの着実な成長、ジュゼシスの清らかな死と対照的に、様々な犠牲のその先に求めるタリーヒ様の志があんまりに酷すぎるのが心にきましたね(褒めてます)
息子を傀儡にルオーゼを治めたいわけでもなかった!! ふざけんなーーーッッ(※このオチに持っていった米子さんすごすぎる)
あっあとドニ……頭がエルゼイアルでいっぱいになっちゃってどうしようもないですね(*^◯^*)
ジュゼシスの存在により、ダーシアが成長していてスッキリしています。いままでは一定の層に嫌われそうなユルフワプリンセスだったけど、今は「病弱だけど善良で母親に担がれただけの主人公の異母弟キャラ(ここで死んだら一番同情を集めて二次創作で盛り上がるキャラ)」になってきましたね……(何を言ってるんだ)
兄上には大変申し訳ないんですが、ジュゼシスの遺体を搔き抱いて、死をこんなに悼んでいるところにダーシアの成長をひしひしと感じますね……
いままでグィドバールレベルに無力で諦めの早いダーシアでしたけど、ここで「怒り」という感情を知ったんですね……いつも笑顔で従順で自分しか見ない妹を求めている兄上には申し訳ないけど……!!
今度はオーラントは難しいので、オーラントのおじさんあたりと仲良くなればもうちょっとダーシアの世界が広がっ(絶世の美貌の王太子に惨殺されつつ)
作者からの返信
そう、そうなんですよ、こはるさん!!! これから、少年と少女(ダーシアは既に「少女」よりは「女」って感じですが、年齢的には少女と呼んでOKなはず!!)の旅が始まれば、どんなに良かったか(´;ω;`)ウッ… 途中で兄上と合流して……。シュゼシスなら兄上も何だかんだで弟分として受け入れたかもしれないのに……。
マッマの志について、お褒めの言葉をありがとうございます(n*´ω`*n) ほんと、最低過ぎて最高ですよね!!! マッマがどうしてこうなってしまったのか・こんなことをしてしまったのかを考えますと、恋愛というものをママがよく理解していなかったことが最大の要因かもしれません。
言うまでもなくマッマはザーナリアン様に出会うまでは「自分がこの世で一番!」だったわけです。そんな中、ついに出会ってしまった……。この時ママの中に芽生えた感情は(多分に執着が入った)恋だったかもしれない。でもママは、この感情が恋だと気付かなかった。もっとも、気付いたところで、ダーシアと兄上以上にどうにもならない関係なんですけれどね。
あと、ダーシアと兄上は公的には絶対に認められないとはいえ💕ラブラブ💕なのに対し、マッマは振り向いてさえもらえませんから。そう言った諸々が重なって、マッマは「あの女を手に入れるにはこれしかない!」となったのかもしれません。ドニといい、恋に狂って追い詰められた人間って、何するか分からなくて怖いですよね(;´∀`)
……とかいいつつ、ダーシアと兄上も恋に狂ってる訳なのですが。兄上のどうにもならないところは、妹に無意識で母性を求めていて、母でもある妹が他者を見るのを絶対に赦さないことです。しかも、ダーシアの嫉妬は兄上には被害が及ばないのに、兄上の怒りはダーシアにもめちゃくちゃ被害が及びますから(自分以外の者と接触するなら閉じ込めてしまえばいい、というヤンデレ気質)。ここらへんは、ダーシアよりも兄上の方が子供なんですよね~。いや、もうそういう領域に収まっていない気もしますが(>_<)
ああ~~~、二次創作の例え、めちゃくちゃ滾ります!!! 多分、後世のルオーゼにはこはるさんがおっしゃるような感じの伝承があると思うんですよ!! ヴィード(ダーシア)は歴史書には悪者として書かれるけれど、後世の人物には同情した者もいるはずですし。血と春ぐらいの時代なら、IFのルートを書いた小説とか出てるかもしれません。何だか読んでみたくないですか!?
編集済
散華 Ⅰへの応援コメント
ジュゼシスとダーシアが!!!!!よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!って展開でママが来るの最悪すぎて(褒めてます)泣いてます……
ジュゼシスはヴィードに通じる……なんとなく、ダーシアにヴィードが息づいているのがよかったなあって思います。きっとダーシアは仲直りしたかったよね……。
超絶ど天然ダーシア炸裂大祭でしたね!
>兄上と最後までやっていれば良かった。
>まだお腹いっぱいだから、ごはんはしばらくは
>ダーシアを母に、シュゼシスを父に置き換えても同様
ここはちょっと笑いました。ダーシア、大丈夫か……。絶対漫画だったらダーシアの背後にいろんな花が散ってると思います。
ダーシアは「母は父を愛してない」「義母も父を愛してない」とあの閉鎖環境で看破するあたり、洞察力は超一級なんですが、如何せん一般常識が兄上からへし折られたので自分の特殊な経験でしかものを考えられないまま育ってしまってこんなポンコツ推理を〜! 誰だこんな愉快な推理をする子に妹を育てたルオーゼ王国の王太子は〜!
自分の子の正当性を担保するためにも、正当な王太子を生んだ正妃は処断しておくというのがタリーヒ様にとっては最善手ですが、処断の仕方如何によっては息子の治世の汚点に繋がるけど……まあすでに最愛の人をアレすることしか考えてないタリーヒ様はそんなこと考えちゃいないですね( ´ ▽ ` )ノ
作者からの返信
最高に最悪な展開になってしまいましたね(*^▽^*)←こんな顔文字使えるような雰囲気じゃないですが、使っちゃいました。マッマ、どうしてこんな計ったようなベストタイミングでやってくるんでしょうねえ( ´ー`)フゥー... 女の勘なのでしょうか? ママ、そういう能力だけは凄そうですし……。
えへへ、シュゼシス≒ヴィードについては、私も胸アツだと思っていたので、お褒めの言葉をいただけて嬉しいです!!! ダーシアとヴィードはあんな関係にならざるを得なかったけれど、もし大人になるまでヴィードが生きていれば、お互いに理解し合えたと思うのです。
あの頃、ダーシアはヴィードの苦しみを察して理解するには幼すぎたし、ヴィードは自分のことだけで精一杯でしたから。そして、成長することができたダーシアは、かつての自分の行動を振り返って、後悔することがあったのですよ。シュゼシスにヴィードを見るのは、紛れもなくダーシアの成長の証なのです。……が、こはるさんのおっしゃるように、某兄上のせいでダーシアのメンタルは妙な方向に発達していてですねえ(;^ω^)
あと、良くも悪くもダーシアには(嫉妬心は山ほどあっても)悪意がないので、この時までマジのガチで、母はザーナリアン様に悪感情は抱いていないと思っていたのです。政治的な視点が欠けているから、ザーナリアン様は母の政敵だと気づけもしない。そして、害する理由がない以上、王妃様はこれまでと同じ扱いを受けてるんだろう、なんて呑気に考えておりました。
もっとも、マッマがザーナリアン様に向ける感情は、当の本人すら理解していないので、ダーシアが察することすらできないのは仕方がないのですが。何かに熱中したら他は目に入らなくなる性質だけは、この母娘似ているかもしれません(;´∀`)
情炎 Ⅲへの応援コメント
ドニ、こんなに思ってくれる人は本当に近くに居たんだ……ドニのコンプレックスなんか気にしない、いやドニが与えたから返してくれる人はそこにいるんだよおお!目を覚ませ〜〜っ!!!ドニの大好きな美人は顔がいいだけでシスコンで助平な巨乳マニアなんだあぁぁぁぁっ!!
ドニ、エルゼイアルを捕まえるのはいいんですけど、エルゼイアルが幽閉中に巨乳や尻の尊さについて語りだしたら秒で解釈違いを引き起こして解放しそうな気がしますよ🤗
ジュゼシス……わかるぜ……
ダーシアとエルゼイアルはジュゼシスから見るとそうなりますよね。
エルゼイアルはもうすでに絶対帝王なので何を説いても無駄だと思いますが、ダーシアくらいにはジュゼシスの考えていることはうまく伝わってほしいなぁ……。実際のところ、ダーシアは衣食住には恵まれていたかもしれないけど、王宮の中のスラム街()で育ってきたようなものなので、ジュゼシスの感情は理解できると思うんですよ……
ほんと……ジュゼシスはダーシアに必要だなと思ってます……。二人で、王宮から出ていろんなところへ行っていろんなものを見て欲しいなあって……
作者からの返信
そうなんですよ~~~!!! 灯台下暗しというか、ドニに見る目が無さ過ぎるといいますか……。ぶっちゃけ兄上よりシュゼシスの方が百万倍性格いいじゃないですか!!! 一緒にいても別に命の危険はないですし(兄上は、場合によっては……ですものね☆)。なのにどうして、シュゼシスの良さにきづかないんだろう(T_T) ドニ→兄上の感情は、ハロー効果(心理学の用語で、超簡単に言えば美形は優秀だと期待されがちとか、そういった現象を指しています)も密接に関わっていると思います。あと、やっぱり恋は盲目ですし。
私は自作の登場人物には完璧超人は出さないことにしているので、いばらのメインキャラクターにはもれなく欠点というか、残念なところがあります。兄上の性格的な欠点のうち、特に目に付くのは残酷さですが、実の所残念さもかなりのものなのです(;´∀`) こはるさんがおっしゃるとおり、シスコンの巨乳好きですし。この話が異母兄妹の愛憎劇でなかったら、「いくら美形でも……」ってなるのは間違いなし。
ドニは美しいものが好きなので芸術やあと音楽が結構好きなのですが、兄上はそういった方面はさっぱり。興味もなければ才能もありません。ドニ、兄上の内面に踏み込んでいたら幻滅したことは間違いないと思います。そしたら、側にいるシュゼシスの良さに気づいて、大事にしていたでしょう。その√に突入しなかったのが惜しまれますね。山あり谷ありの、萌えるBLになったのに!!!
この内乱、兄上からすれば奪われたものを取り返すための正当な戦いですが、一般の民からしたらシュゼシスの言う通りなんですよね~!!! なぜ兄弟喧嘩に自分たちが巻きこまれなければいけないのか、という。マッマ+ドニと兄上なら、後者の方が(ドシスコンでも)統治者としてはましと分かっているので、兄上に戻ってきてほしいのは事実ですが。でもこの戦で死んでいった民の中には、兄上に恨みを抱いた者もきっといたと思います。
私は、人間関係の中には世界を広げる出会いと狭める出会いがあると思っています。そして、ダーシアの場合は、関わって来た人物の中でもっとも世界を広げてくれる可能性があったのは、実はシュゼシスなのです。一方兄上の場合は……兄上は、意識的にダーシアの世界を狭めていきますからね💦 倫理感云々を置いても、ダーシアは最も愛してはいけない人間を愛してしまったのかもしれません。悲しいですね(´;ω;`)ウッ…
シュゼシスと腹を割って話し合う機会があれば、ダーシアはきっと一回りも二回りも成長できるでしょう。シュゼシスもなんだかんだで面倒見がいいので、ダーシアを見捨てることなく成長に付き合うでしょう。そしたらダーシアは、兄上への盲目的な恋心を捨てられるかもしれません。シュゼシスも、見る目がない主に期待するのはやめられるかも。そして、二人で世界に羽ばたいていけるかもしれないのですが……(´;ω;`)ブワッ
編集済
情炎 Ⅱへの応援コメント
ここでダーシアは罪を犯してしまいましたね。この文書こそがあれがああなってこうなるんですから、……もう。もう少しダーシアがやる気のある子なら、その書状は何かと問いただすことができたはずです。
でも、ダーシアばっかりに罪を背負わせるわけにもいかないですよね。そもそもが生まれた子を全員放置していたグィドバールのせいだし、妹を独占したくて文字を教えなかったエルゼイアルのせいだし、もっといえばダーシアを学習性無気力の状態に追いやっているママのせいだし。
みーんな自分のことしか考えてないから、自分のこと(正確には兄上のこと)しか考えないダーシアができちゃったんですよね。あ〜あ。
でもそのピタゴラスイッチの被害者がなぜザーナリアン様とアマルティナなのか……>< くう!!! でもザーナリアン様とアマルティナがこうなるのは、自分は無自覚とはいえタリーヒを非常に傷つけたせい。
くう〜〜!!なにもいえねえぜ!
ドニは変態なだけでやばい変態なはずじゃなかったのに、日々思い描いていた空想が現実化する一縷の可能性がみえたせいか、暴走している感がありますね。アマルティナに少し憐憫の情は催していたようですが、初登場時のすべてのボケ()にツッコミを入れていたドニとは違った酷薄な人になってしまっているようです。
あと〜!これが一番大事ですが、ダーシアが哲学を始めましたね。そうだ!自分の恋心を顧みるんだ。割と初めてじゃありませんか? ダーシアが「兄なんて好きにならなきゃよかった」と思ったの。
>敬慕する兄と半分ながら同じ血を宿しながら、彼の窮地を救うための何らの策も手段も弄せぬ己の愚かさ
ようやく気づいたのにな……ダーシア……ようやくな……。ようやく気づいたのに……
変なおじさんに渡された文書が不審だと思ったら「ちょっとよくわからないんで、そういうことにくわしい兄に聞いてみます」と兄上に文書を転送すればよかったのにな……(無理)
これからそうしたほうがいい……詐欺に巻き込まれないうちに……兄上の住所聞いといたほうがいい……。
>あの殿下ならば妹と通じていても不思議ではない
そ、ソッスネーー……(⌒-⌒; )
作者からの返信
お楽しみの時間がやって参りましたね~っヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノへ(^^ヘ)(ノ^^)ノ オーラント以外の登場人物が、他人を害する意図があったか否かに関わらず、自分の言動のツケを支払うターンの始まりが!!! もっとも、パッパはもうツケを支払っているというか、取りたてられてしまったのですが(笑)
いばらは因果が巡り巡る話なので、唯一の善人オーラント以外の登場人物(ザーナリアン様は、無邪気ではあるがゆえの残酷さを表したキャラなので、善にはなり切れないのです)は皆気付かないうちに自分で自分の首を絞めているのですよ!!! 特に兄上なんかその最たるものですよね。兄上の素行がオーラント並みに良かったら、妹と……なんて噂立てられても、周囲の皆は信じなかったかもしれないのに。でも、墓穴を掘る兄上は可愛いと思いませんか!?
ダーシアがダーシアになるまでのピタゴラスイッチ(この表現は秀逸だとほれぼれいたしましたので、拝借させてください❤)はプロットの段階でも気を付けていたところなので、言及していただいてとてもとても嬉しいです(n*´ω`*n)
ドニおじさんは、多分ですが舞い上がっているんだと思います(;´∀`) ドニ的に今の状況は宝くじで一億円当たったよりも嬉しいので、ふわふわと空を飛んでいるのです。そしてだから、地上の人の痛みは見えなくなってしまったのですよ……。
今回の書状の件はですね、後に言い逃れを不可能にするためという目的も密かにあったりします。兄上も、ダーシアがヴィードの振りをさせられて、どこかに監禁されていて、実権は全てドニとママが握っていた……とかだったら、この後の展開はどうあれ妹を許すと思うんですよ。あと、ダーシアも全てが自分の知らない間に起ったのなら、「仕方がなかった」と自分を許すと思います。
でも、表面上とはいえ、ドニがヴィード(ダーシア)の意思を窺うような行動をしていたら。そして、それが生き残りの証言で分かったとしたら……とても面白い事態になるのは間違いないじゃないですか("´∀`)bグッ! ダーシアも、どうして見抜けなかったのか、どうして何もしなかったのかと自分を責めるようになる。このお話は異母兄妹の「愛憎」劇ですからね💕 ようやく憎しみの種を蒔く時が来たのです!!!
編集済
情炎 Ⅰへの応援コメント
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!兄上の帝王感〜〜!!!!かっこいい!!!!これはダーシアが惚れる兄上だ!!!
何事もなければダーシアがうちわ掲げてサイリウム振ってそう〜(まあ今のダーシアも、空気なんか一切読まずに振りそうではありますけどね)
でもこれ、ドニおじさんから情念のこもったラブレターを受け取った兄上が、血文字でダーシアにラブレターを返したということですね……(違)
ドニおじさん泣かないで!この兄妹はルオーゼ一のラブラブ()カップルなの!
……兄上、もう少し手心というかなんというか……ほらっ、あの……オーラントも逃げ出しちゃいましたし……
敵将殿、ありとあらゆる人生の屈辱をこの数時間で味わっていますね(´-ω-`)
妻と娘が喜んじゃってるあたりもう……これは負けましたわ……
とはいえ、まだ兄上はこんなときでもダーシアが頭から離れないんですね……。
ダーシアとは真逆の女を政治的な都合であれそれする羽目になったエルゼイアル、逆になんだか可哀想な気がしてきます。
なんだかんだいってまだ十九とかそこら。
普通の青年であれば、仲の良かった小さい妹の喪失にいまだに苦しんでいても、周りの助けや人生経験を積んで少しずつ傷が癒えていくこともあるでしょうが、兄上の場合、喪失さえ受け入れられるような状況ではないのがつらいですね……。
でも、生きていたとわかったところで兄上としたら良くて腰を抜かして立てなくなる、悪くてマジギレですよね(T ^ T)
作者からの返信
いええええええええええぃイェイL(‘ω’)┘三└(‘ω’)」イェイ 私も、今回を書いてる時はめちゃくちゃテンションアゲアゲ⤴⤴⤴でした!!! ダーシアもきっと(今回出てきた母娘は許さないけれど)頬を染めて兄上に歓声を送ると思います( ー`дー´)キリッ そして、ドニおじさんはそのダーシアを物陰からはちゃめちゃに睨みつけることでしょう。自分が送ったおてがみなのに、返事が別人宛てで返ってくるというのはやはり悲しいことなので(ノД`)・゜・。 でも、中身を見たら惚れ直して逆にウッキウキになるかもしれません(笑)
まあ、今回の兄上やってることは悪魔そのものなんですけれどね💦 でもまあ、いばらは「ヒーローの残酷行為はどこまで許されるのか」というのを測るための、実験的な作品でもありますので。兄上はこれからも、少なくともあと二回拷問させますからね……。何の躊躇もなく拷問を指示する少女小説のヒーローかあ(遠い目)。でも、兄上並の残酷さなら、読者の皆さんも運営の方も受け入れてくれるようですから、こはるさんもいつか……どうですか!?
ダーシアを引きずり続ける兄上、ほんと可哀そうですよね(´;ω;`)ウッ… 兄上の場合、「妹を喪った悲しみ」を気に懸けてくれる人はいたのですが(オーラントとか、イルペリックとか)、それと表裏一体のものである「最愛の恋人を喪った悲しみ」は、当然のことながら誰も気にかけないし、また口外することもできず、一人で抱え込み続けることになりました。だからこそ、今の今まで苦しむことになったような気がします。でも、この状況でダーシアと再会できたとして、兄上は確かに純粋には喜べません。ダーシアは悪くないんですが、状況が状況なので……。この話を書いた人間は底意地が悪いので、ただでは再会させないのです!!!
嬌笑 Ⅳへの応援コメント
>どれか一つでも断片が欠けてしまえばこの絵の均衡は脆くも崩れ去る。余計な者を付け加えてもまた同じ
ああ……だからザーナリアンは自分が産み落としたはずのエルゼイアルを認識しなかったんですね😭
うわーー……うわー……
母上大好きなエルゼイアルにとっては是非とも知って欲しくない事実ですね。母は振り向かないんじゃなくて、母の世界に自分が入ったら、母は壊れる……十分今でも崩壊していますが、まだ可愛い幼女でいられるのはエルゼイアルを入れてないから……。
エルゼイアルの母方のお祖父ちゃんが非常にまともなので困ります(何がだ)
大魔王お祖父ちゃんを見せられた後のこのお祖父ちゃんは困りますよおお(何がだよ!!!)
エルゼイアルは大魔王お祖父ちゃんとは生首でサッカーしそうだけど、ティーラのお祖父ちゃんとは高尚な哲学の話をしていそうですね……
タリーヒママ、恋心こじらせ女すぎて……正直に自分の感情を見つめなさい……娘のように……ザーナリアン様大好きなんだろ……
一番衝撃的だったのは、アマルティナが「無理やりに殿下の上に乗って腰を振ったのだろう」っていうセリフ!
エルゼイアル殿下が聞いたら絶対再起不能になる言葉だ〜〜><
アマルティナにとってはエルゼイアルはザーナリアンが生んだ「理想の王子様」だったんだなあと思いました。
人間としてのエルゼイアルをきちんと見れなかったから、エルゼイアルはどうしようもないところもヘタれたところもすけべなところも弱いところもにっこり受け入れてくれるダーシアを欲したんですね……ううう
作者からの返信
そう、そうなんですよ、こはるさん!!! ザーナリアン様の精神は崩壊寸前のジェンガのようなものなのです。これ以上抜いてはいけないし、だからといって付け加えようとしたらその衝撃でやっぱり崩れてしまう。それでも母を敬愛しているエル兄上は、このこととを知ったら回復不可能な大ダメージを負うと思います。兄上ほんと、母親のことは好きで、母親のために色々な努力をしていたので……。ただ私の人生のモットーのようなものが「努力をしたからといって報われるわけではない」なので、この親子はこんな感じなのです。この先兄上が更に努力しようが、ザーナリアン様が正気に戻って息子を愛することはないのです(;´∀`)
こんな孫と娘の状態に、兄上の母方の祖父母はお空の上で無言になっていると思います(T_T) このおじいちゃんたちは人間性とかは父方の祖父母の方に圧勝しているので、存命であればエル兄上はほんとに哲学などの高尚な話を好む知的な好青年になれたかもしれないのに……。
マッマはほんとこじらせすぎですよねえ~(笑) もっとも、そもそも恋心に気づいていないし、何かを感じたところで性格的に認めることは絶対にないので、こじらせてしまったのはある意味当然のことだったのですが。ダーシアとエル兄上の関係だけでも複雑なのに、母親同士も……なんて、関係が複雑すぎますよね(;^ω^) あと、今更のことですがパッパが空気ですね。というかパッパ、もしかしていわゆる「百合に挟まる男」なのでは!? だから雑に扱われがちなのかも……。
えへへ~。アマルティナにとってのエル兄上は、まさしくこはるさんの言う通りなのです。しかも身内でもあるので、「この子がそんなことするわけない!」という身内びいきな所も発動されております。ひいきするだけパッパよりもウン億倍ましだし、エル兄上を気に懸けているのは事実なのですが、それは理想を押し付けているとも言い換えられます。つまり、エル兄上がダーシアに嵌ってしまったのは、やっぱり周囲の問題だったのですよ……。
編集済
嬌笑 Ⅲへの応援コメント
実の妹に対抗したいがためだけに娘に父殺しをさせて非実在国王を擁立するタリーヒ様ァァァ!!!(ドン引き)!!
ダーシアって根は普通な奴なのに意志が弱いばっかりに人から搾取されまくるタイプですよね……きっと、現代に生きてたらすごい手の込んだ詐欺にあって本人はそのつもりがないのに凄い悪事を働いちゃうタイプなんだろうなあと思って、泣けてきました。
守りたい……こんな弱っちい妹の笑顔を守りたいよな、お兄ちゃん……お兄ちゃん、妹の生存を知らないし今国境にいるけどなあ……
「兄上の半分を殺してしまった」、綺麗で良い言葉ですねo(^▽^)o 大好きな兄上のことであればどこまでも繊細な感性が働くダーシアが良いです。本当にこの感性がもったいないよ〜!ちゃんと教育さえ受けていればルオーゼ史上に名を残す王女詩人になったかもしれないのに!!
一番グゥッときたのは、こんなになってもいまだに兄上大好きなダーシアが、母上に踏んづけられたせいとはいえ、自身とエルゼイアルの関係を悪い意味で認めてしまったことですね……
だいたい親や先生に兄貴のやらかしを告げ口して兄貴を大なり小なり窮地に追い詰めるのは妹だそうなのですが……ぐう!!!この兄妹も全然そんな感じしなかったけどそうだったか!
作者からの返信
大人げなさもここまで来ると、なんだかおもしろくなってきますよねV(o`・ω・o)V ただ残念なのは、マーリカの方はもうママが生きていようが死んでいようがどうでもいいと思っていて、ママが「どうだ!」しても「で?」としか思わないことですね(笑) 個人としてはマーリカの方がよっぽど(誠実な夫と可愛い子供たちに囲まれて)幸せになってるので(;^ω^)
ただ、ママが現在進行形でしでかしていることはマーリカだけでなく部族皆に影響を与える(ただでさえ差別されている少数民族の中から、これだけのやらかしを犯したヤツが出て来ると、周りの目が怖いですね!!!)ので、そう言った点では危惧するかも……。良かったね、ママ。妹にダメージを与えることができそうで!!!←全然良くないですね💦
ダーシアはもう何から何までこはるさんのおっしゃるとおり!!! 私も「こいつは詐欺師のいいカモになるタイプだなあ」と思いながらいばらを書いていました。あと、ダーシアはホストなんかにハマってしまうと、落ちる所まで堕ちてしまうタイプだとも思っています。ダーシアはほんと、磨けば光る玉といいますか……。ダーシアが持っている資質は、この環境では開花することができなかったのです(´;ω;`)ウッ 私の創作、割と図太い女が多いのですが、ダーシアはほんとに繊細なんですよ~(ノД`)
今回、ダーシアやばいことを実質ぺろりしちゃいましたね(>_<) ダーシアも、兄上を殺せ、とかだったら絶対拒否したのですが。自分たちの関係を認めるだけでは兄上は死にも重傷を負いもしないし、あとママが怖すぎたため、ついやっちゃったのです。ですがそれもこれも、いつか生きて兄上に会いたいから。兄に会えないまま母に殺されるのは嫌だったからなんです。純粋な願いが、兄上を負い詰めちゃうなんて、悲しいですよね(;_;)
編集済
嬌笑 Ⅱへの応援コメント
くわーーーーーっ!!!!
私は、ダーシアがパパをryするこのシーンが無茶苦茶好きなんですよ!ダーシアにとっては不本意なもの極まりないんですけど……
兄を苦しめた父は妹が、妹を苛んだ母は兄が、……っていう構図を感じられて……!
もしパパがダーシアに優しいパパであれば、こんなことはなかったはずだよなあ、とぼんやり思ってしまいます。いくら気が弱くて脳みそフラワーガーデンのダーシアといえど、父上とそれなりの関係の親子だったら、母上に命じられたことに酷く抵抗したんじゃないですかね(T ^ T)
パパのダーシアに対する無関心さと、エルゼイアル兄上の、妹に対する「父上ネガティブキャンペーン」が結実してしまったなあ……という印象です。
……ダーシア、自分ではその気は一切ないのに、兄と関係を持ち父をryする、めちゃくちゃ悪女になってません!? 元々は素直で純粋と思われるダーシアの器がそれに耐えられるのか……?いや素直で純粋無垢なのに調教()すればどんな背徳も悪行もできてしまうところがダーシアの魔性たる所以で、兄上がどうしようもなくとらわれてしまうところなんでしょう……。天使のようであり犬のようであり嫋やかで一途で天然で、でも悪女フェイスで嫉妬深くて淫靡で命じられればなんでもやってしまう巨乳の妹に惚れない兄はいない気がしてきました。
父上の、叔母上や大魔王お祖父様に対する感情を見るに、このルオーゼ王家は親族に対する情が濃すぎるんだなあ、と感じました……ダーシアと兄上もそんな感じですよね……
母上めっちゃ父上踏んでるじゃないですか?!えっ!
作者からの返信
うっふー(´∀`*) 私もこのシーン、いばらで十本の指に入るぐらい好きなんですよ!!! だから、無茶苦茶好きと言っていただけて、とてもとても嬉しいです(n*´ω`*n) 今回を書くにあたって私がひっそり意識していた「因果」を読み取っていただいたのも嬉しいです!!!
パッパはダーシアが、マッマは兄上が、ってまさしくこはるさんのおっしゃる通りなんですよ!!! お互いがお互いの親をryしているって(パッパはダーシアの父でもありますが)、普通なら敵討ちが始まりそうなのに、この兄妹ではむしろお互いの敵を排除した! やったね!! という感じが出て来るという(;´∀`)
でもこれ、どこからどこまでもこはるさんの言う通り、どこからどこまでもryされた側の自業自得なんですよ。特にダーシアは、パッパにされたこと(正確には、されなかったこと)を考えたら、積極的にパパryに参加してもおかしくはなかったと思います。兄上何よりの敵でもありますし。でも実際は、嫌々だった。だったら、パッパがダーシアと普通に親子として交流を持っていたら、どうにか母の計画を潰そうとしたでしょう。いや、そもそもパパがそんな真っ当な感性を持っていたら、さすがのママもこんな暴挙はしでかさなかったでしょう。パッパはほんと、自分で自分の首を絞めるのが上手ですよね……。
いやほんと、不可抗力とはいえダーシアとんだ悪女になってますよね(>_<) でも少女の純真無垢さを明白に残しているという。私は元々アクがつよい(普通なら少女小説のヒロインには絶対にならないだろう)女が好きで、ダーシアももちろんその流れに連なっています。でも、少女の純真さというのを併せ持った女も好きでして……。思えばいばらには、その二つの要素を併せ持った女が多いですよね。個人的に、無垢で残酷な女は魔性だと思っています。そして兄上もまた、そんな女の魔力に魅入られた一人なのです!!! そして兄上がダーシアに惑ったのには、父から受け継いだ肉親へのクソでか感情ももちろん絡んでいるでしょう。
ほんとこの親子、身内の特定の人間大好きですよね……。それしか視界に入らないというか。まあそのせいで、蔑ろにした他人に手痛いしっぺ返しを食らったりするのですが。ママは、パパを千回刺しても余裕で許されますからね( ̄∇ ̄;)
嬌笑 Ⅰへの応援コメント
「助けて兄上」というダーシアの言葉は、「助けて神様」と同義語なんではないかなあ、と思っています(о´∀`о) 国教がエルゼイアル教だったなら、熱心な信徒としてダーシアは褒め称えられたでしょうね!
えっなに……?
ダーシアも震えるレベルのタリーヒ様の優しさ。実は背後で何か企んでいるのは見え見えなのですが、それよりも何よりも、明日ルオーゼ一の火山でも噴火するんじゃないかと思うほど恐ろしいのが、タリーヒ様がダーシアに「優しい」ということですね!なにこれこわい!えっこわいんだけど!!!逆にこわすぎる!!!
ダーシアも「自分が正気かすらも分からなくなった。」というレベルの母上の優しさ。えっ怖い!稲川淳二よんでほしい!!!
>ダーシアの耳が突然の不調に見舞われたか、母が精神に変調を来したとしなければ、この異常は受け入れられない。
シリアスな中でもちょっと笑っちゃいました!えへへ!
ダーシアじゃないけど、「兄上ーーーーッ!!」と叫びたいです!あなたの妹が変なことさせられそうです!
妹が変なことさせられそうになったとき、あの兄上は王宮ごと燃やしそうだな……と思いました。
私が覚えている通りの結果になったら、ダーシアは兄上の苦しみの原因を取り除いてしまったことになるんですよね……
作者からの返信
イェーイ (`・∀・)ノ まさしくそうなんですこはるさん!!! ダーシアの「助けて兄上」は、世間一般の「助けて神様」と同じ使われ方をしています。なぜなら、ダーシアの神はエル兄上だから。ダーシアにとってエル兄上って、異母兄であり恋人であり、神なんですよ~。ダーシアはそれぐらい兄上のことを愛しているのです。だからこそ、兄上の言うことには大抵何の疑いもなく従ってしまうし、滅多な事では(わがままを言うことはあっても)反抗もしないのですが(;^ω^) だからこそダーシアは後に兄上に〔ネタバレにつき規制〕されても抵抗すらしなかったのです。
ダーシアに優しいママ、ほんと怪異としか評しようがないですよね(;´∀`) いや、本来母親であれば娘にこれぐらいの優しさを向ける方が「普通」なのですが。
いばらは完全にギャグの黄金の羽根と女盗賊とお坊ちゃん、ギャグとシリアスが混在している血と春と違って、ふざける余地があまりないお話でした。でも、ふざける機会を虎視眈々と窺っている私ですので、今回だけはハジケたのです("´∀`)bグッ! 結構気に入っていたおふざけなので、お褒めの言葉を頂けてうれしいです(n*´ω`*n)
――と、ハジケていられるのは、この話がいばらである以上やはり一瞬のこと。これから、運命というか計画が動き出します。こはるさんのおっしゃる通り、これから兄上の苦しみの原因は一つ消え去るのですが、でもまたすぐ別の苦しみが生じてしまうのです。なぜならこの話はいばらだから(`・∀・´)エッヘン!!
編集済
愚者 Ⅵへの応援コメント
これはあの……悪代官がお菓子を出したら表面はお饅頭なんだけど奥には「金色のお菓子」があるっていうやつなんでしょうが、それにしても不穏すぎません? タリーヒ何考えてんの?
タリーヒは本当にザーナリアン様が大好きだなあ!結婚してしまえ!!!
ダーシアがエルゼイアルのこと考える度合いとタリーヒがザーナリアン様のことを考える度合いが同じ気がしてきました。でもなんだかとっても殺伐とした愛情なので、タリーヒの愛って天邪鬼なんだと思います。はっ、ダーシアやヴィードに対するあれもタリーヒにとっては愛情ひょうげ……そんなことないか!あんな愛情表現があったら困る!
>だのに共に禁断の実を齧った娘――女ばかりが咎を糾弾されるとは。
それな!それな!!私はエルゼイアル兄上とダーシアの幸せを守りたい委員会に所属していますが、兄上がなんとなく無罪放免なのは困ります!事情はわかりますよ!嫡子だしね!それに兄上は十分「心がベキッと折れる」という罰を受けていて、最愛は腕の中に帰ってこないわけだし!でも、ダーシアが地の底で母に暴力を振るわれて暮らしていて、兄上が何不自由ない暮らしをしているのってなんだかなあ……
とはいえ私思うんですけど、タリーヒとグィドバールだけは、エルゼイアルとダーシアの関係を責めちゃいけないと思うんです。二人がそうなる原因を作ったのはこの二人なんだから……。グィドバールがエルゼイアルと話す機会を持てば、タリーヒがダーシアをサンドバッグにさえ使わなければ二人は関係しなかったはずなので。……っていう子供に対する思いもなく自分本位で二人の関係を責めちゃうのが二人のミ・リ・ョ・ク♡なんですけどね💕
ダーシアは散々「兄上〜」って兄上の夢を見たり空想したり妄想したりえっちなこと考えてキャッ///ってなったりしているのでわかりやすいのですが、エルゼイアルの心のうちが断片でしか把握できないので、いまダーシアについてどんなことを考えて何を想っているのだろうなと思います。ドニさんにわかる程度には「死してなお」ダーシアへの想いは絶えないけれども、決してエルゼイアルはダーシアの話を頻繁にしようとはしない……きっとオーラントくんにも聞かせてないですよね……きっと兄上の深い生傷をえぐってしまうようなことになるだろうけど、兄上はダーシアに何を考えているのだろうなあ……
作者からの返信
えへへへへへへへ、ママ、何を考えてるんでしょうね~。ママは結構思い付きで行動するタイプなので(カッとなってすぐ手が出るタイプとも言えます)、現時点ではママ自身ですら自分の本当の望みは分かっていないかもしれません。ただ一つはっきりしているのは、決してダーシアにとって愉快な展開にはならないということですね……。もっとも、この世界のギャグじゃない話の主人公は基本的に愉快な目には遭わないのですが(^^;
タリーヒマッマ、自分では決して認めないけれどほんとザーナリアン様のこと大好きですよね。私もダーシア→エルゼイアルと、タリーヒ→ザーナリアンの感情の重みは等しいような気がしています。ぶっちゃけママ、子供や夫のようなものであるパッパよりも、立場上の敵であるはずのザーナリアン様に感情を寄せています。とことん自分本位なママが唯一執着する(ママは多分、ダーシアが死んでも「せいせいするわね」ぐらいにしか感じません)存在がザーナリアン様なのです。
何かが違ったら、タリーヒマッマがザーナリアン様にデレデレになる展開もあったかもしれません。なお、その場合パッパは今以上の空気になります(笑) ただ、正規の世界線のタリーヒ→ザーナリアンの感情は、立場や、ママのプライド、何より百合は邪道だとされていること(当然ママもそう認識している)により、まさしく天邪鬼な表れ方をしているのです(>_<) ママはほんと素直じゃないので……。
ふっふっふっふっふ、この時代のルオーゼに蔓延する男尊女卑に気づいてくださって、とてもとても嬉しいです!!! この国は女は王になれないという時点でまあかなりアレな国なんですよ。ぶっちゃけこの国で性被害に遭ったとしても、被害者が幼児とかでなければ、大体の場合は「お前が誘った」とか「隙を見せる方が悪い」と詰られ、更なる傷を負うことになります。加えて、地位有る男は、自分より身分が低い女をどうしようが責任を問われることはほぼ無くてですね……。
もし兄上とダーシアの関係がお城の外にも漏れていたとします。そしたらきっと上記の風潮により、正妃の息子である兄上は(悪評は立つけれど)無罪放免、賤民出の愛人の子であるダーシアは責任を追及されて処罰される、となったはずです💦 ほんとに嫌な国ですよね( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
変わってしまったエル兄上。でも、ダーシアへの想いは変わらず持ってはいるのです。が――、確かに、ダーシアの話を誰かにすることはほぼありません。オーラントにすら話しません。それは何故かというと、あまりに傷と喪失感が深すぎて、今ですら心の整理が付いていないからなのです。兄上の女漁りは、実はダーシアを喪ったという現実からの逃避の一つだったりもします。それでも、事が終わったらやっぱりダーシアがいない現実が待っている……。兄上は、そんな虚しい日々を送っているのです(ノД`)・゜・。
編集済
愚者 Ⅴへの応援コメント
超絶美貌を生かしてチクチクそれとはなしに父親をさいなむのが趣味になってしまったらしい兄上、本当に妹の「死」以降バッキバッキに折れてますね……。
いつのまにこんなに悪い男に……(T ^ T) ダーシアとイチャイチャしていたころはすごく可愛かったのにな……(T ^ T)
一番衝撃的なのはパパの「全てにおいて己より下位に属する者を側に置きたかった」ですね……
タリーヒ様に心底から初めて同情しました(えっ)。マーリカにアレされたときもあんまり同情できなかったんですが、なんか本当にタリーヒ様は美少女ハーレム作って幸せになってほしい。
うう父上と母上二人をくらべてみると……ダーシアとエルゼイアルって本当に純粋で美しい愛情の塊ですね。お互いがお互いを思いやって……じゃっかんヤンデレなところはあるけど……。王宮の奇跡といいたいです。
息子なんか吐き気を催すレベルに嫌々作って、娘なんか面倒臭ければ母体ごと始末するつもりでいた人が、そんな息子と娘が仲良くしだしたら父親ヅラしだして仲を引き裂こうとする……父上、特に息子に対してあんまりです……大嫌いな息子の癒しと初恋を取り上げて……(T ^ T)
あっお祖父ちゃん魔王様とアマルティナ様が思ったより普通に会話してたので実はパパが「話が通じない」と思っているだけで、勇気ある者には普通にちゃんと言葉を与えてくれるタイプなんだなと思いました!お祖父ちゃん魔王様。
作者からの返信
いやあ~、実はエル兄上の趣味? は女漁りの他にもう一つあって、それが「父に嫌がらせすること」なんです(笑) なお、パパの女を寝取るのは非常に満足度が高い趣味となります。女漁りと父親への嫌がらせを同時にできるので。エル兄上は父親と女が被っても全く気にしないけれど、パッパは繊細なので、気にするので。
でもそれでも、パッパがエル兄上にしたこと(としなかったこと)を考えたら、全然お釣りがくるんですけれどね(´;ω;`) パッパもしかしたら、本人も気づいていない深層心理では、自分は叔母さんとどうにもならなかったのに、息子は妹といちゃこらしているのが気に食わなくて、それで恋の妨害をしたのかもしれません。だとしたら、パパの人間としての器、ちっちゃすぎですね(;^ω^) いや、小物であることは前々から分かっていたのですが。なにはともあれ、パッパのせいで、可愛かった頃の兄上は死んでしまった……。
パパの「全てにおいて己より下位に属する者を側に置きたかった」は、衝撃的ですよね!!! お前、劣等感を満たすにしてももっと方法あるだろう、と……。あと、マッマは少なくとも気概はパッパよりも上なのに、馬鹿にされきっているのはほんと可哀そうです(´;ω;`)ブワッ マッマはこの時点でパッパを惨殺しても赦される……。でも私、ここにパパという人間の全てが表れているような気がして、結構気に入っているのです(`・∀・´)エッヘン!!
えへへ、大王は恐怖の大王ですが、でも話や道理が通じないわけではないのです。というか、ルールを守る者に危害を加えることはありません。また、家臣の努力もきちんと評価します。心酔する家臣もいるぐらいなので、そこのところはきちっとしているのです。ただ、とてつもなく残酷で、なおかつ人間味が薄いだけで(←ん?)。なんなら、「こいつ気に食わん」という感情で息子である兄上に嫌がらせ()をし続けているパパよりもずっと公正な人間なんですよ!!! パッパ、どうして父親の長所を受け継がなかったんでしょうね……。
編集済
愚者 Ⅳへの応援コメント
ドリス叔母上は、自分の兄のあんまりの大魔王っぷりに、甥を殺された時点で引いたというのもあるでしょうけど、なんとなくパパの恋情に気がついていたから距離を置いた……とかだったらちょっと良いなと思いました( ´ ▽ ` )
まあ……なんというか……むしろ「逆に考えるんだ、ヴィードがまともに育ちすぎたんだ」「エルゼイアルとダーシアはこの王家では通常の感性を持っているんだ」としか言えない展開ですね\(^o^)/ ヴィードくんは外気に触れなかっただけ王家の狂気にとらわれなかったのかもしれない……。こんな、こんな、王太子は妻がいるのに女官を身ごもらせるし国王はその女官を【規制】するし、初夜で王太子妃は猿轡かまされてるし、これぁ兄妹が通じ合っちゃっても仕方ないですね!
なんだかやっぱりパパは「俺はこんなに辛い目にあってるのに……!」って言いながら他者を不幸にするタイプだなあと感じました。猿轡かまされてわけわからんことされるザーナリアン様が一番かわいそうで……この状態でエルゼイアルが生まれてくるんすか 産めるんですかザーナリアン様に……😭
子供が生まれるって素敵なことですけど、このときのザーナリアン様にとってはなんの罰だっていうくらい酷いことじゃないですか……パパは気が弱いだけで優しくはないんだなあ……。何もザーナリアン様の痛みが通じないところが苦しいです(T ^ T)
きっとタリーヒ様の屈辱や苦しみも通じないし、エルゼイアルやダーシアやヴィードの寂しさや孤独も理解しないし、誰の痛みもわからない。自分の苦しみにずっと浸かって女の体に逃げてるパパ、本当に……この物語で屈指の不幸な人間ではないですか(T ^ T)
作者からの返信
ここまで来たら、この章のタイトル「愚者」が誰のことをさすのか、こはるさんにならもうお分かりですよね("´∀`)bグッ!
パッパはほんともうこはるさんの言う通りで、自分の境遇を言い訳にして、他者の不幸を見て見ぬ振りし続けている……というか、他者の悲惨な様子が目に映ったところで、それを不幸だとも認識してもいないのです。そして、自分のせいで誰かが不幸になったところで、それを自分のせいと認識しもしない。
今回の女官だって、妻がいる身でパッパが手を出さなかったら、いずれ他の適当な男を捕まえて、平穏に生涯を終えられたかもしれない。だから、この女官が【規制】されたのは突き詰めればパパのせいですが、そんなこと考えもしません。父である大王が残酷すぎるのがいけなくて、自分はこんな【規制】を見せられた被害者だ……と、いうのがパパの思考回路です。パパは万事こんな感じです。ほんとにどうしようもないですよね!!!
ドリス叔母さまは純粋な思考回路の持ち主なので、甥が自分に懸想しているなんて生涯考えもしなかったのですが(母親を早くに喪ったから、寂しがりに育ったのだと考えていた)、パパの真実を知れば流石に見捨てたと思います。パパ、勢い余って叔母さんに想いを打ち明けたりしなくて良かったな……。←もっとも、パパにそんな勇気はないんですけれどね💦
パパ、気が弱いから紛れているだけで、生まれ持った優しく無さ(というか他者への興味の薄さ)は、いばらの中でもトップレベルだと思います( ̄∇ ̄;) パパにとってのタリーヒママとか、性欲を発散させるための道具でしかなくて、どれだけママが不満を訴えたところで、同じ人間と認識していないので、聴こうともしない。この父と、あの母からヴィードが生まれたのは奇跡ですよね!!!
パッパの境遇は確かに不幸ではあるのですが、それでもパパが頑張るしかないことも多々ありました。その最たるものが幼妻であるザーナリアン様関係です。これでは流石に酷すぎるから、自分は彼女の心身が成熟するのを待ちたい……と、パパが父親に意見していたら。そしたら、エル兄上は生まれなかったかもしれませんが、いずれ生まれたまた別の子はそれなりに幸せに育ったかもしれません。ザーナリアン様だって、精神状態は相変わらずでも、この子は自分の子供だと認識して可愛がったかも。つまりエル兄上が母親のことで苦しんだのは、パパの……うふふふふふ☆
編集済
愚者 Ⅲへの応援コメント
むせきにんなことしちゃったな パパ
せめてこのじだいにひにんぐとかあればよかったのにな
でもこの女官もなんとなくパパが好きって感じでもなさそうな気がします。皇女より先に男子を産めば栄耀栄華がばっちこいで左うちわオホホホホ!!感が漂っているんですよね……パパは虚栄心の塊のような女性ばかり愛妾にしてるみたいだけど、パパにはもう少し物理的に強くて包容力のある、……えっと米子さん作品のバルデロさんあたりみたいなタイプの女性と一緒になったら楽しく過ごせて劣等感が消える気がしてきました!
パパ、ほんとうにドリス叔母上と結婚できればよかったのにな
ザーナリアン様、さすがに自ら産んだエルゼイアルにはまだ甘かったか、などと思っています。
ザーナリアン様砲ヤバくないですか……えっ心えぐれる……タリーヒに向けた発言もエルゼイアルに向けた発言も高度な精神攻撃に読者の心も瀕死でしたが、父上に向けた砲撃ってものすごいものがないですか……? 瀕死通り越して虚無になりましたよ……。
ザーナリアン様が一番優しいのはやはりダーシアだなあと思いました。ダーシアとのトンチンカンなやりとりは可愛かった……
でもグィドバール、ザーナリアン様が父と母を失ったことも、どんな目に遭ってきたかも、「同情」という視点からどころか「今後のために知っておくべき最低限のライン」という視点からでさえ、一切も考えないんだなあって思いました。……これはザーナリアン様砲を受けても仕方がないよ〜。
この視野の狭さは別の政治の場面でも出てきてるでしょうし、皇女の血を引く弟が生まれたら俺は弟に全部譲って……という争いの火種になってしまいかねない発想をするところは、お祖父ちゃんからバッサリきられるのも当然だなとは思いました……
エルゼイアルとダーシアはパパみたいな目にあわないよう、しっかり身も心も鍛えるんじゃぞ!!
作者からの返信
パパ、かなりやばいこと、しちゃいました(おおあせ)
やばいことにしかならないのに、どうしてがまんできなかったんでしょうね(たきあせ)
こはるさんのおっしゃるように、パッパの愛妾は虚栄心120%の女ばかりなのですが、それはなぜかといいますと、そもそもパッパに近づいてくる女は虚栄心とついでに野心しか持ち合わせていないからです。
これまたこはるさんのおっしゃるように、パッパが幸せになるにはバルデロのような心身ともに強い女とどうにか巡り合うしかなかったでしょう。そしてそういう強い女は、もちろんパパの時代にだって存在したのですが――こういうタイプの強い女は、権力とか贅沢とか特に求めていないので、パパに近づいてくることはありません。ということは、パパは自分から動くしかなかったのですが、娘のダーシアと同じで受け身体質じゃないですか。言うなればパパは、自分から動こうとしなかったから幸せになれなかったのです(-_-;)
今回ザーナリアン様キレキレでしたよね!!! でもこれ、純粋な善意から出た言葉なんですよ!!! この時のザーナリアン様は本気で、パパのことを父皇帝に面会するために身支度を整えた貧民だと思っていて……。子供の正直さは時に何より鋭い刃になるのです(遠い目)。今回はパパの精神がべっこべこになりましたが、これはもう自然災害に巻き込まれたと思って耐えるしかないのです( ̄∇ ̄;)
それはさておき――今回ザーナリアン砲を食らったのはもちろんパッパにも問題があるんですよ!!! パッパは常日頃から自信がなさそうな表情をしているし、とにかく威厳がないので、貧民と思われても仕方がないといいますか……。あと、パパも何だかんだで、ザーナリアン様のこと人間と認識していませんからね💦
パッパは一応妻のことを「大帝国の最後の皇女」という物体だとしか認識していなくて、他の要素には興味も関心もないんです。普通、たとえ不本意な結婚であれ両親を喪って精神に異常を来した幼女には、可能な限り優しくしようとするでしょう。でもパパは、せっつかれない限り会おうともしないのですから、クズとしか言いようがないのです。ついでに、面会をしないことでどんな問題が発生するかも考えられない(もしも、「人質」でもあるザーナリアン様を粗雑に扱っているという噂が立てられたら……?)のですから、ほんとに視野狭窄なのですよ~!!! パッパはつくづく、政治に向いていないのです。だけど君主にならないといけないのですから、世襲って大変ですよね(´;ω;`)ウッ… パパを戴く民たちが!!!
編集済
愚者 Ⅱへの応援コメント
父と仲の悪い長男はだいたい祖父と仲良くなるパターンが多いようですけど、お祖父ちゃん、本当にエルゼイアル兄上とむちゃくちゃ気が合いそうだな……と思いました。もうちょっとお祖父ちゃんが長生きしてれば二人で生首でキャッチボールしてそう〜(どんなイメージだ……)
恐怖の父をなぞっていく息子(しかも超絶ど美貌)をみれば、それはああいうふうな関係になるなあと思いました。でも兄上が悪いわけじゃなくて……、いや、でもお祖父ちゃんも全く悪くなく(為政者としてはこのくらい濃ゆいほうがいいし)……、パパも決して悪くなく……
逆にダーシアとパパは機会があったらものすごく仲良くなりそうだなとも思いました。本当によく似てるというか、パパが叔母上好きなのとダーシアが兄上好きなのは結構愛情の性質として似てますよね。親族としての親愛の情+庇護されたい+年上の憧れの人+性愛が入り混じっていて、ゆがんでいるのにどこか綺麗です。
パパとドリス叔母上の関係は萌え萌えします〜(⌒▽⌒) 甥っ子♡叔母に萌える質の自分としては、ハグ描写にうふふふうふふふふと変な笑いが止まりません〜!
ザーナリアン様は知らない怖いおじさんに自分の嫁ぎ先が勝手に決められてることなんか知らないでアマルティナと幸せに暮らしていたんだろうなあと思うと心が痛いです…><
作者からの返信
おお~、そうだったのですね!!! でも確かに、次男以下だったら父と仲悪くても長男を頼ればいいけれど、長男の場合は祖父に頼るしかないですもんね~。大王→パパ→エル兄上という父息子の流れでは、パパが最も常人なのですが(笑) というかパパがルオーゼ王で初めての常人です。ただ、打たれ弱くて小心者で、ついでに為政者の器じゃなかったりするのですが(;´∀`)
でも、上記三人のうち誰かと一日行動を共にしなければならないとしたら、パパ一択だと思うのですよ。他の二人は、ヘタをしたら生命の危機に瀕してしまいますから……。大王ならまさしく、兄上を生首キャッチボールするような孫に育てたと思います。そして兄上がそんな恐怖の息子になったら、パパも理解者がほしくなってダーシアを可愛がっていたかもしれません( ー`дー´)キリッ
一方パパは恐怖の父に育てられたのにグロは普通に駄目なので、もうほんとに向いてなかったとしか言いようがないですよね💦 パパの不幸は、王族に生まれたこと。もしくは男に生まれたことだと、つくづく思います。私もパパとダーシアの内面は似ていると思うのです!!! だから、パパが王女だったら叔母さんの薫陶を受け、理想の貴婦人になれたかもしれないのに(´;ω;`)ウッ…
パパ→叔母上とダーシア→兄上の愛情が似ているというのも、二人が向ける愛情の性質も、そのつもりで書いていたのでご指摘いただいて本当に嬉しいです💕 二人とも、家族としての愛と性愛が不可分になっているんですよ。いばらは近親モノでよくある「血が繋がっていなかったら~」ではなく「血縁だからこそここまで惹かれた」というのを目指していたので。目標達成してたぜやっほう(∩´∀`)∩ 甥♡叔母、私も好きです!!! この世界の大抵の国ではタブーとなっている関係ですが、でもいいですよね~。
ザーナリアン様は本当に可哀そうですよね(>_<) 結婚の何たるかも理解していない、(精神年齢)幼女なのに。でも、彼女の不幸はまだ底に達していないのですよ。なぜなら、その、そのうち後継者を……。
愚者 Ⅰへの応援コメント
ママとダーシアのターンから、こんどはパパとエルゼイアルのターンに!
ドリス叔母様があまりに家族にとってとても好影響を及ぼしていて、どうしてエルゼイアルたちにはドリス叔母様のような存在があたえられなかったのだろう、と震えますね。
えへへ、お祖父様とドリス叔母様、きっとエルゼイアルとダーシアの生育環境がもう少し良ければこうなったかもしれないと考えると微笑ましいです。とんでもない冷酷つよメン兄がほんわか系妹に弱いのが大好き〜!
王妃様の最後はなかなか……このいばらには子供にやさしい母ちゃんがオーラントの母ちゃんしかいないのが……ぐああ!
あまりの衝撃に自ら命を……というのを病弱な幼児に話せなかったのであれば、グィドバールは父からの愛を勘違いしたまま、この歳まで生きてしまったことになりますよね。
パパ、そんな曰く付きな名前を自分の娘につけたのか……それともダーシアはドリスの変化系だそうなので、パパったら叔母上を娘に重ねて!?(だとするとエル兄上がダーシアとラブラブしていた時にドン引きしたのは、倫理上の嫌悪感もあるでしょうが、深層心理で「叔母を息子に取られた」というものもあったかもしれませんね……)(いや、だったらもっとダーシアをかまうか……)
作者からの返信
です!!! 母と娘から父と息子に。ぶっちゃけパッパってプロットの段階ではそんなに存在感がないキャラだったので(今も他のキャラに比べたら存在感はありませんが💦)、パパの過去編なんて書くことになった時は我ながら驚きました(笑)
いばらで最もモテる女・ドリス叔母さまが満を持して本格登場しましたよ~!!! 叔母さま、顔は取り立てて美人という訳ではない(そこそこ可愛い程度)のですが、その慈愛と知性と気品のため、甥や弟子イルペリックを含む数多の男たちの憧憬や初恋の的となっておりました。本人はそのいずれにも気づくことなく世を去ったのですが……。
ダーシアたちにドリス叔母さまのような存在がいなかったのは「運」としか言いようがないのですが(あるいは、パッパの運が良かったのかもしれない)、いたらこはるさんがおっしゃるような感じの兄妹になったと思うのですよ~!!! なんならこの世界線なら、ヴィードもなんとか成人していたかもしれません。けれど、与えられなかったのです……。正規の世界線で兄上にとってのドリス叔母さまに該当するのは誰かと考えたところ、アマルティナしかヒットしませんでした。これは無言になるしかないですね!!!
パッパの実母は……華やかな美人ではあるのですが、問題がある人でした。結婚の経緯からして夫を嫌うのは当然ですが、その恨みを子供にもはっきり分かる形で漏らす。でもその割には、愛していたという恋人の仇を討とうともせず、王妃の地位と贅沢だけは享受する、などなど。そりゃあ、息子たちは叔母の方に懐くわな、という感じですよね(^^; パパの母の死は、普通に早産が原因だったのですが、元々懐いていなかったし叔母さんがいてくれるので、パパは母の死を実はそんなに悲しみませんでした。パッパの母は、子供にすら大して悼まれないような人だったのです。
そんな(別に思い入れはない)母の死の原因となった妹の名前を、パパがどうして愛妾の娘につけたのかといいますと――よくある「名前の使いまわし」だったりします💕 とはいえパッパ、ぱっと思いついた女の名前が「父の姉妹」か「自分の死産だった妹」しかありませんでした。そして、ドリス叔母さまはパパにとって神聖にして侵すべからざる女神であり、その名を愛妾の娘風情に付けるなど言語道断でした(←酷い言い草ですね)。しかし、十代で死亡した父の姉の名前を付けるのも流石になあ~という消去法で、ダーシアはダーシアになったのです!!! 生きて生まれたからいいだろう、ぐらいの感じで。なんか、しょっぱいですよね(;´∀`)
編集済
萌芽 Ⅱへの応援コメント
兄上はダーシアか母上どっちか殺せと言われたらダーシアと心中して母を生かすタイプと見ました(`・∀・´)
……というのはさておき……
せっかく兄上の夢を見ていたのに目覚ましアラームがタリーヒママだなんて(ダーシアにとっては)えぐい地獄ですね!このエンジェルフォールレベルの落差。そりゃあ夢の世界に逃避したくなるって!
ヴィードはそうか……ダーシアと同じようにご飯食べないとひどい目にあったりしてた可能性もあるのか……。しかもダーシアも気づいてくれないし、誰も助けてくれない。ダーシアはとうとう、「自分は兄がいた」と自分の恵まれたところを自覚したのかもしれませんね。
「現実の彼がダーシアを忘れていないなんてどうして断言できる」「あの美しく優秀な少年が、何らの才にも恵まれぬつまらぬ腹違いの妹に変わらずに拘泥しているなど」、ダーシアは脳みそがお花で詰まった勘違い女ではなくて、脳みそお花畑なんだけど、ある一点でとてもどこか冷めてますよね。
お花畑の中に冷たいところがでてくるのがダーシアの凄い魅力です。
この兄の愛情をある意味で信用していない「冷めたところ」、祖父や父や兄など王家のみなさんを鑑みるにダーシアの王族としての根本の性格なのかなあと思ったりします。どこか冷めていて虚無なダーシアより、ダーシアに愛される価値があると思っているしダーシアが今でも大好きな兄上のほうが熱いかもしれません……
兄上まわりが相変わらずうらやましいよおお!!オーラント(概念)、全てがかっこいいアマルティナさん(兄上の指先に敬意の口づけがかっこよすぎる!)……!!あとなんだかんだ国家転覆は考えてない父上(当たり前だ)!
兄上、父上との飲み会大丈夫ですか……せめて父上の気をほんわかさせるために巨乳プレゼンのパワポとかしたほうがいいんじゃないでしょうか……
作者からの返信
えへへ、まさしくそうなんです!!! 兄上、母が病気や怪我をしていて、もう助けられないから……という状況でなければ、そのシチュだとまさしくダーシアと心中する道を選びます。主な理由は、母には自分以外にも気にかけてくれる人間(アマルティナ)がいるけれど、ダーシアには自分しかいないから、だったり。
と、いう仮定はおいておいて――ママが目覚まし時計になって起こしてくるなんて、夢と現実の差がほんと酷いですよねえ(・∀・)ニヤニヤ 身投げしたらまず枚がいなく命を落とす差ですぜ……。
そうなんですよ~!!! (ダーシアもダーシアで置かれていた状況は酷いですが)(ママが……)でもヴィードに比べれば救いがあった、とようやく気づいたのです。だって兄上には可愛がられていたダーシアと異なり、ヴィードには誰もいなかったんですからね。ヴィードが生きている間にこのことに気づけていたら、寿命は変えられないとしてもヴィードはもっと心穏やかに過ごせたでしょう。でも、まだ幼い少女にこういう事情を察しろというのは酷すぎるので、やっぱり一番悪いのはパパとママです!!! この二人、とくにママがやってることは、現代日本だったら虐待ですから……。
ダーシアの冷静な部分、評価していただいてとてもとても嬉しいです(*^▽^*) マイナス思考に片足突っ込んでいる冷静さですが、多分ダーシアはこうして無意識に「リスク」に備えているのです。
ある日突然、兄上にお前のことは本当は嫌いだったと言われたら耐えられない。でも、そんなこともあるかもしれないとどこかで覚悟していたら、どうか耐えられる。こんな感じで。あと、ダーシアは自分は兄上に釣り合わない存在だと認識しているので、ここら辺の自信の無さももちろん関係しています。だからお花畑ではあるけれど、勘違いはしない。というか真のお花畑は、妹に〆られる前のママのような人間なのかもしれません(;^ω^) 若い頃のママの勘違いはほんとに酷かったですから……。
ダーシアと兄上は、幼少期にダーシアにはマジのガチで兄上以外に自分を肯定してくれる人間がいなかったけれど、兄上には何だかんだて認めてくれる人間)アマルティナや神学の先生のイルペリックとか)がいたというのが大きいかもしれないな~なんて考えたり。ダーシアとは異なり、兄上はなんだかんだ両親以外の人間には存在を認められていました(ある程度成長した後は、オーラントという友人もできましたし)。だから、自分はダーシアに愛されるに足る、ダーシアに相応しい相手だと何の疑いもなく思っているんです。可愛いですよね💕 父子の飲み会編では、兄上の誕生秘話とかが語られたりするので、どうかよろしくお願いします( ー`дー´)キリッ
編集済
萌芽 Ⅰへの応援コメント
きっとワイプでダーシアが谷間酒の練習を始めていますね( ´ ▽ ` )ノ
いままでぐあああああああ!!!としか言えない女同士の激烈な争いを見てきたせいで兄上とオーラントの主従が光に見えますね(о´∀`о)!
逆になんだかタリーヒ様と比べると本当に兄上が羨ましく呪わしく思いますね。兄上のやってることとタリーヒ様がやってることって基本変わらないのに兄上にはダーシアもオーラントもいるんですから……! ダーシアからも。半分DNAがおんなじダーシアが、いま宮廷の闇の中にいて、母を愛することもできないのに従わざるを得ないのに比べて、兄上は宮廷の光で、自らの意志で最愛の母のために頑張るのですからね……。
兄妹、光は影を、影は光を求めてしまうップルですよね(⌒▽⌒)
たぶん他の人からすると十人中十人がまったく似てないって答えるだろう、ダーシアに(兄上基準で)似た女子にすごくえっちなことをさせていて、「ふおお……」となります。兄上は全ての女子をダーシアに重ねていて、ダーシアと(兄上基準で)共通点があるかないかで夜をご一緒してもらう女子を決めている気がしてきました。
わ〜〜、ぜんぶダーシアにやってほしいことなんでしょうね!谷間酒も!すごくすけべな諸々も! ダーシア、頑張って乳を鍛えるんだぞ!
作者からの返信
きっとしてると思います(*^▽^*) でもその前に、兄上の今回の谷間酒の相手を抹殺するための凶器を準備しているかもしれません(笑)←全然笑えませんが、でも(兄上にとっては世界一)可愛いのでいいですよね!!!
いやほんと、今回だって世間一般の感覚からしたら十分にアレな感じなのですが、マッマのターンの後だと五月の良く晴れた日の青空みたいな爽やかさすら漂ってますよね~。それもこれも、オーラントの人徳ゆえでしょう(^◇^)
マッマと兄上、確かに放埓さおいては同等ですね!!! でもママには友人も愛してくれる人もいないのはなぜかと考えると――やっぱり、人格の差なのかもしれません。マッマは自分以外の誰も愛していないし下に見ている(妹を産んで早逝した母親のことすら、「産まなきゃ良かったのにwww」って馬鹿にしているレベル)ので、そんな醜い人格の持ち主を愛するのは親兄弟も、子供にも流石に無理。翻って兄上は、いくら敬愛していても愛情が返されることはない母親のために動いているし、そもそも正当な理由なしに誰かを見下したりしませんから(なお、妹以外の女の扱いは考えないものとします)。
……いやほんと、こうして書いて見るとマッマ酷いですね💦 誰かダーシアもマッマから救ってくれ……。
えへへ~。ダーシアと似たところのある女子をつい選んでしまう兄上、いいでしょう!? 兄上の一夜の相手の選択基準は、
1.巨乳かどうか
2.ダーシアに似たところがあるかどうか
だったりします。ルオーゼにおいて理想の美女に欠かせない要素は「金髪と白い肌」なのですが、兄上は髪色暗めの女子の方が好きです。肌の色にも拘りはありません。理由はもろに、誰かさんの面影を追い求めているからです("´∀`)bグッ! でもそんな女子たちも、やっぱり本人じゃないからやがて飽きて捨ててしまう。兄上はもうずっと、こんなことを繰り返しています。こりゃあもう、可哀そうな女子を減らすためにも、ダーシアが頑張るしかないですね!!!
瘢痕 Ⅳへの応援コメント
すごい敬虔そうで倫理観の塊というわけでもなく、むしろママくらいのアレさなら栄耀栄華のためにダーシアとエルゼイアルの関係を応援しそうなママが極度なほど兄妹のイチャイチャを嫌う理由がこんなトラウマがあったのだなあ! エグすぎるぜ! さすがいばら、ざまあ展開(?)がメガトン級にえげつないぜ!!!
とはいえなんだかマーリカが常軌を逸しているとは思えません……もしここまでの頭脳と憎しみがあったら、人間はじぶんだけではなく大事な人を見下し、さらには奪っていった存在にここまで復讐してしまうと思います(T ^ T)
タリーヒはエーメラの尊厳と命だけではなく、マーリカの、姉と過ごす穏やかな時間も、長姉タリーヒに対するなけなしの愛情も奪っていってしまったんですからね……逆にマーリカを賢くしたのはタリーヒかもしれませんね。反面教師というか……
ダーシアももっとママを反面教師に賢くなるんじゃぞ、と言いたいところなんですが、ある意味あんまりに「物分かりが良過ぎてしまう」のがダーシアの欠点ですよね。
というわけで地獄を見たママですけど、ママの幸せはどこにあるんだろうなと思いました。
ダーシアとヴィードはお腹にいた頃はママの幸せにちょっと貢献できていたんだと少し安心しました。これで妊娠したことまで疎まれていたらダーシアはともかくヴィードは本当に……
でもその幸せも、「自分が美人である」とか「自分は国王に愛されている」というとても無常なものかつ自分にとってアクセサリー的なところばかりに目が向いているから、だからそれを軽率に上回るザーナリアン様登場で脆くもママの幸せが崩れ去ったんでしょうね……(T . T)
ママは、ひょっとしてグィドバール不在でザーナリアン様とふたりでいたら意外と丸くなってツンデレおば……お姉さんとして甲斐甲斐しくザーナリアン様の面倒を見たらアマルティナの好感度がアップしてダーシアとエルゼイアルが幸せに過ごせるようになったりするんじゃないかな!(※BGMを「やる気のないダースベイダーのテーマ」にして妄想しました)
作者からの返信
えっへっへ、そうなんですよ~!!! 倫理も常識も持ち合わせちゃあいないママが、ダーシアと兄上の関係だけは常識を振りかざして大反対するのは、こんな理由があったのです。トラウマが、刺激される……。なお今回はある意味いばらで一番問題がある回なのですが、他の問題ある回も大体ママがメインです(笑) ママ、ほんと色々やらかしますからね(;^ω^)
マーリカ、実はタリーヒに対してずっと怒りを溜めていたのですが、その怒りの貯金が始まったのは実はエーメラが死んだ直後からではありません。ママが、死んだエーメラを侮辱する発言を聴いてしまった後からなのです。タリーヒがエーメラにやったことは酷いことだけれど、でも流石にエーメラがこれが切っ掛けで死ぬなんて予測していなかったはずだから……と、なんとか感情を抑えようとしている時にあの暴言ですから、そりゃあもうブチギレていたわけですよ。
あと、ママはエーメラ本人やマーリカだけでなく、父親も悲しませていますからね。父は、性悪の長女はともかく下の娘たちは可愛がっていたから、エーメラの死には尋常じゃないぐらい悲しんだのです。その悲しみを知っているはずなのにこんな発言する女は、絶対に地獄に叩き落としてやる……と、決心していたのですよ~。こはるさんのおっしゃるように、マーリカは愚かな姉を反面教師にして賢くなったと思います。一方ダーシアは、我が強い母を反面教師にして物分かりがよくなったのかもしれません( ̄∇ ̄;)
思えばママは、自分にとって本当の幸せとは何か、何が本当に価値があるものなのか考えようともせず、ただ世間に流されるまま一般で言われている幸せにこだわっていたから、こんなことになったのかもしれません。
ママ、多分本質的には男よりも女の方が好きだし、愛されるよりも愛する方が向いていたような気がします。ただ、幸か不幸か美貌に恵まれていたため、周囲の男から(体目当てで)ちやほやされて、それが自分にとっての幸せだと思いこみ、容貌や権力者からの愛といった移ろいやすいものに重きを置くようになってしまった。それが、ママにとっての不幸の始まりなのかも。
ママは多分、マーリカと生まれ順を逆にしたら我儘だけど可愛らしい、ぐらいで納まっていたし、あるいはパパよりも先にザーナリアンに出会っていたら、本当の自分に目覚めて、アマルティナと並ぶ腹心とかそんな道を歩んでいたような気がします。ですが残念ながら、正規の世界線ではママは自分の真の望みに気付けなかったのです(´;ω;`)
編集済
瘢痕 Ⅲへの応援コメント
ぐあああああああああああああああああああああああ(死)
マーリカ怖い!好き(こういう強キャラに弱いわたし(よかった、マーリカが女子で。もし長髪の青年だったらもっと狂っていたかもしれない))!!!!
ダーシアとヴィードが、文字も読めず満足に尊重もされない不遇な暮らしを強いられていた理由がこの全てに凝縮されていてぐぼああああああ(🌸🌷🌺🌹)
マーリカの頭の良さはこの周りではピカイチでしょう。でも、いま登り坂のルオーゼの皆さんたちは、マーリカなど目じゃないくらい賢くて人を平気で転がす方々がほとんどなはずです。きっとタリーヒ様は王宮で、愛妾としてそのプライドと敵を作りやすい情の激しさと軽率さを利用されて全て剥ぎ取られたんだろうなと思えてきました(T ^ T)
どうやらタリーヒ様の歴代の男の中でもわりと気に入られていたらしい未来の夫(仮)氏はマーリカの手へいきましたが、その愛をおそらく失うことになった男との関係もなんだかおどろおどろしいですよね。犬のような男氏、丁寧な言葉遣いをしていますけど、「あわよくばタリーヒの夫の座を得れるやもしれぬ」というふうに言った真意とか、実際、どう誘って複数名の男たちを集めたんだろうとか、気になります。……ひょっとしたら「タリーヒをうまくだまくらかして夫になりゃあ左うちわだな!」とか、「尊重してる風に振る舞えば気軽にヤらせてくれる美人がいるんだよ!」とか口笛ならしてたら……震えます。
そういえば「女王」という意味を持つマーリカ。その名前を名乗らされてるダーシア、これからいっちょ親父と兄貴に謀反を起こして天下取ったるで! って感じが名前にも現れてますよね。本人はその気はなさそうですが…
作者からの返信
えへへへへへへへ、私もマーリカのような女子が好きです!!! 私たち、やっぱり気が合いますね( *´艸`) いいですよね、聡明で容赦がない女!!! とはいえマーリカはこはるさんのおっしゃるように、(タリーヒ以外の人間に対しては)情けを持ち合わせているので、いばらの主な登場人物よりもよっぽど優しい人間だったりします。マーリカだって、タリーヒマッマがまともだったらこんなことをしなかったんですがね(;^ω^) なにはともあれ、マーリカにすら勝てないようではタリーヒマッマは愛妾として栄耀栄華をほしいままにするなんざ、無理な話だったのです。ママ、この辺りに気づいていれば、今とは違う人生を歩めたかもしれないのですが……。
ママがトップを目指したのは、ひとえに(もう連絡などとりようのない)マーリカより上に立ち、マーリカを見返し、見下すためだったりします。ママはつまり、今でもマーリカに執着しているのです。もっとも、とうのマーリカはそんなこと知らされたとしても「あら、そうなの」の一言で終わらせちゃいますが。マーリカは、夫と幸福な家庭を築いているので、ダーシアたちの時間軸でのタリーヒママのことなんてどうでもいいのです。悲しい片思いですよね(´;ω;`)
この頃のタリーヒママ、男が自分に群がるのは自分がそれだけえ魅力的だから~なんて思ってたんですけれど、違うんですよねえ(だって性格が……)。ぶちゃけいわゆる「させ子」だと思われていました。こはるさんのお察し通り、煽てておけば~という感じです。この回のママの相手で、ママが本命だという男は一人もいません。みんな、遊び相手ならいいけれど、長の地位つきであってもママと結婚するのはごめんだと思っていました。残酷なようだけれど、自業自得ですね!!!
瘢痕 Ⅱへの応援コメント
わーい!!!私の大好きな系統のイラつく賢さを持つ女が!!こういう女を「聡明」っていうんでしょうね!
エーメラの件をつかって、自分にのしかかる邪魔者、美貌のタリーヒを「一族の嫌われ者」にし、自分は善業を行うことでタリーヒを自動的につまはじき者に設定するように立ち回ったあたり、お主も悪よのう〜〜!ワックワクやで〜〜!
タリーヒママは「黒き者たち(シーラーン族)」がみんなそうとか、頭打ったとかひどい目にあいすぎたとかではなく若いゲフゲフ小さい頃からこうだったのか……(о´∀`о)
マッマが、マッマに比べておつむもゆるいうえ気の弱いダーシアに過剰に嫉妬するのはやっぱり「美貌」がママのアイデンティティだったからなんですね。そして人見知りのダーシアと同じで、周りの誰をも受け入れないタイプだったと。
美人は三日で飽きる、といいますけど、このころのタリーヒ様はその通りなんだろうなあと思います。タリーヒママの脳内には自分しかいなくて、だから自分以外がちやほやされてるとイライラしてしまうんでしょうね。ダーシアには兄上がいたので、こういう毎日イライラ生活からは解放されているので(その代わり最近毎日鬱々生活ですけど)、その点は本当にダーシアは幸せだと思います。兄上の気持ちは小さい頭をフル回転させて考える子だし、ってなるともうちょっと頑張ってもっといろんな他人と仲良くすれば、他人の気持ちをちゃんと考えるEQの高い子になるかもしれませ(なんだか背後から兄上の殺意を感じる)
エーメラ姉さんを亡くしたマーリカの怒り、憎しみの揺らぎが手で表現されてて素敵だなと思いました!
一方でそんなものを理解できず、姉妹の愛情の麗しさとかそういうのも頭からすっ飛んで、顔の良し悪しと閨のあれこれという物差しを基準にして、バカにするしかできないタリーヒ様……
どうして十歳くらいにして「兄上が世界中のすべてのひとから嫌われてしまっても私は兄上が好きです!」というエモい発言をしたダーシアを産めたんだろうと思いましたが、ダーシアはひょっとしたら根は愛情の深いエーメラやマーリカ似なのかもしれませんね🤔
作者からの返信
とうとう登場しましたよ!!! タリーヒママのトラウマでもある、賢い妹マーリカが!!! マーリカは聡明かつ狡猾な女なので(今回はまだ少女ですが)、無言にならざるをえない頭の出来のマッマを陥れるなんて、造作もないことなのです("´∀`)bグッ! あと今回のマーリカは、流石に姉に対してブチギレていたので……。
まあなんとなく察していただいていたかもしれませんが、「黒き者たち」の習俗とかでなかく、マッマ個人に大いに問題があったのです( ̄∇ ̄;) ついでにいうと、母が同じ妹だけでなく、両親も別に性格にも頭にも問題はなかったので、ママはトンビから生まれた鷹ならぬ鷹から生まれたトンビだったりします。特に母親とか、既に死亡していることもあって全く語られませんけれど、愛情深くて優しいタイプだったんですけれどね。ここらへんをダーシアは隔世遺伝でGETしているのかもしれません。父親も厳しくも愛情深いタイプなので、ママほんとこの一族の(悪い意味での)異端児ですわ……。当然ながら父親は長女にすっかり失望したので、これ以降追放はしないけれど放任することにしたのですが、どうなると思います?(暗黒微笑)
ああ~。もうまさしくこはるさんのおっしゃるとおり!!! ママは美貌こそがアイデンティティーなんですけれど、でもこの頃のママは三日で飽きられるタイプの美人なのです。
中身と言動がこれでも、後に出会うザーナリアン様級の美女だったら崇拝者に一生養ってもらえたでしょう。でもママの美貌も、流石に中身の問題をカバーしきれないので、出会う人みんな最初はちやほやしてくれるけれど、すぐ飽きて去ってしまうのです。それにママは「わたくしはこんなに美しいのに、どうして!?」とイラついて、素行が悪くなって(他の女を虐めたり)、そしたらますます人が遠ざかるというループに嵌ってこんなモンスターになってしまったという事情があります。
これでも長老の娘だから、皆公然とは逆らいませんけれど、内心ではママを蔑んでいるのです。ママ、最初に誰かに去られた時、このことに気付けていればよかったんですけれどねえε-(;-ω-`A)
編集済
瘢痕 Ⅰへの応援コメント
母上の百合描写は芳醇で良いですねえ〜……ウフフエヘヘhshs
母上の心のわだかまりの根本がなんとなく見えてきた気もしたので、母上は美少女とお山の中で過ごしていれば楽しく過ごせたと思います!
ダーシアがママから嫌われる理由が余すところなく活写された回でしたね(⌒▽⌒)!!
こういう無垢で妖艶な情念の塊、逆に言えば幼くて男好きのする媚態の持ち主で何も考えてなさそうな女の子は結構な数の女性をイラつかせますよね……朝ドラに出たらSNSで一番サンドバッグにされるタイプだな〜……とヒヤヒヤしておりましたよ。
ダーシアはこのままでは兄上に無事会えたとしてもある一定の年齢以上の女官から生理的嫌悪を抱かれて肉の塊にされて王宮のゴミ捨て場に捨てられる未来しか見えてきません……成長せねば(T ^ T)
とは言えママ、娘に嫉妬するのはマジで不毛の所業だからやめるんだ……娘の若さは娘の年齢分だけ自分が老いているということの証でしかないから……
ダーシアがルオーゼ一のブラコンなのも逆に母上をイラつかせるでしょうね。母上は美貌で男性たちを手玉にとって荒稼ぎをしてきたわけで、もしダーシアが同じことをできる才能の片鱗さえ見せていたら失われゆく自分の美貌の代わりとして逆にそれを利用すると思うんですけど、兄に文字通り自分の全てを捧げちゃっていて、自分とは真反対の、本命以外には絶対男を寄せ付けない女の子なら、自分の代わりにもできない……。
ふと思ったんですが、ママの良識のあるところは、兄上の父上の愛妾寝取り大作戦に巻き込まれていないどころか兄上の美貌にビクともしないところですね。
多少年が【規制】し、長く会っていなかったとはいえ、兄上の本命に一番近い容姿をしているのに何にも性的なことが起きない、このアマルティナとダーシア(※ヴィードくんとザーナリアン様はノーカンです!)以外から情操概念が消えている王宮の奇跡ですね……
作者からの返信
えへへへへへへ、マッマ、自分では気づいていないけれど、実は男より女の方が好きなタイプなんですよねえ……。事実、パッパに対しての評価は「つまんねー男」で大した執着もしていない。それ以外の男も、完全に財布だと思っています。ですが女だと――約一名いますよね、マッマが不思議な執着を寄せる美女が!!! マッマ多分、百合ハーレムの主になって可愛い女子を侍らせるか、逆に百合ハーレムに加わって主の寵愛を受けつつ過ごしていれば、ここまで酷い性格にならなかったと思います。でもこの世界のこの時代に百合ハーレムなんてものはないので、仕方ないんですね!!!
タリーヒは見た目だけは兄上の好みのドンピシャだし、父親の女だというのも今の兄上にとっては奪いがいがあります。でも手を出されないし、またマッマもダーシアへの嫌がらせとして兄上にアプローチしたりしないのは、なんでなんでしょうね……。兄上がタリーヒママに手を出さないのは、娘のダーシアに手を上げる虐待女というイメージが、見た目の魅力を打ち消しているから。マッマ→兄上がないのは、兄上のことを異常者だと認識しているからかもしれません( ̄∇ ̄;)
ママがダーシアを嫌っている理由、どこまでもこはるさんがおっしゃる通りなんです!!! 私はダーシアを大抵の女に嫌われるタイプと設定していたので、SNSでサンドバッグにされるという言葉に狂喜乱舞しております。ちゃんと狙い通りに書けてたんや……。
ママのダーシアへの感情には上記の他にも、(絶対に認めないけれど)若さへの羨望とか色々な負の種類のものが混じっています。でももし、ダーシアがママと同じ「男など財布!」タイプだったら、ママは娘を愛しているフリはしていたと思います。もしくは、自分の代用品としての愛を注いでいたかもしれません。でもそしたら、ダーシアの人生は今よりももっと悲惨なことになっていたのは間違いないので、ママはどんなルートでもダーシアにとっては毒にしかならないのかも……。つくづく、因果な関係の母娘ですよねえ(;´・ω・)
編集済
謁見 Ⅱへの応援コメント
おっとおおお!? グィドバールvsドニ(勝手に名付けてます)、グィドバールの「お前ブサイクだな顔そらし」カウンターパンチによりドニの完敗かと思いきやドニ選手強い!強い!!
なんだかパパとママのどうしようもなさを文春砲ならぬドニ砲が暴いてくれますね。
やっぱり、恋は人を強くするんですね💞 とはいえエルゼイアル、童貞は派手に無くしたけど、処女のほうはしっかり守ってください、ダーシアのためにも(!?!?!?)><
>ドニが求める王子を誑かし堕落させ
もーっ!女が悪いって考える〜〜!変態ドニくんの激烈ミソジニスト〜〜!
今までのエルゼイアルとダーシアの純愛を追ってきた人間からすると悲しくなっちゃう誤解ですが、大抵の廷臣の評価はそうなんだろうなあと震えています。王太子は堕落したんだ、亡くなった異母妹が誘惑したんだと。異母妹はあのタリーヒの娘なのだから、と。
タリーヒがダーシアにする暴行、美人の王子に踏まれたい願望のあるドニでさえ愚劣といい、ジュゼシス君は顔をそらすレベルなんだと思うと、それを毎日受けてきたダーシアはちょっとくらい「兄上兄上」とぴーぴー喚いたところで問題ないと思います!!ええ!
惜しむらくはダーシアが外見は母似なのに中身は恋愛の仕方も含めて圧倒的に父譲りだということ……パパ上似だと今後苦労しそ……ぁあっと苦労しますね……(T ^ T)
作者からの返信
えへへ、まさしくドニは恋によって強くなったのです!!! もっとも、メンタルが強くなったのと同時に、癖も強くなったのですが(笑) でもまあ、癖もメンタルの一部なので、仕方がないですよね!!!
今回のパッパとマッマはやり取りを含めてどうしようもないの一言に尽きるので、側で見ているドニはこうしてツッコミをいれないとやりきれなかったんだとおもいます(;^ω^) 実際、この二人の分かりきったお世辞のやり取りを見せられるなんて、時間の浪費以外の何物でもないですし……。
ルオーゼはあと八百年経っても男尊女卑なので(男尊女卑すぎて夫から妻への離婚は請求できても、その逆は不可能です)、この時代も当然、個人によって程度の違いはあれ男尊女卑がデフォなんです。まして、容貌ゆえに両親、とくに母親にうとまれて育ったドニならば……なのですよ~。もしもドニの母親がドニを可愛がっていたら、性的嗜好はどうあれここまで女嫌いにならなかったかもしれないのですが💦 だから廷臣たちも、兄上とダーシアの関係を知ったら、大体はドニと同じ反応をします。ましてこはるさんがおっしゃるように、ダーシアはマッマの娘ですし。いくら誘惑されたとしても異母妹に手を出すのは異常者だな……という反応もするのですが(;´・ω・)
ですがそれはそれとして、ドニのダーシアへの敵意には恋敵への敵意も混じっております。そんなドニでさえ止めはしないけれど助長もしなかったママの虐待を耐え抜いたダーシア。地味に雑草並みにしぶといですよね。ここらへん、あの大王に支配されながらも生き延びたパパに通じるものがあるかもしれません。パパの唯一の性格的な長所は「しぶとい」かもしれません。ただ、それだけを受け継いでいればよかったのですが、行動力の無さや臆病さといった短所までダーシアは受け継いじゃいましたからね……。もちろんこれから苦労しますよ(暗黒微笑)
編集済
謁見 Ⅰへの応援コメント
ドニ〜〜><
なんだかんだ言って個人的にドニを嫌いになれないんですよ……六年も厄介背負いこんで(現状を見れない野心家の愛妾と、病弱な王の庶子(しかも実態は跡を継げない女)って組み合わせの親子をひき取らされて、貧乏くじでしかない……)、真面目な奴じゃないですか……卑屈なところとそこからまねき出される変態なところさえなければすごい好人物の予感なんですよ。グィドバールは自分も含め嫁も愛妾も息子二人も娘も周りが美人なんでなおさらブサイク耐性がないのかもしれませんね(なんだかパパ上を壮絶に殴りたくなってきました)( ´ ▽ ` )ノ
ダーシアが実のパパが積み上げる地獄から救い出されたかと思いきや、新しいパパ(?)はなんだかもっとすごい地獄を生み出しそうだしダーシアの恋のライバル()だし、尊敬できる男性のロールモデルが妹が死んだと思い込んで絶賛年がら年中朝寝坊な兄上しかいない……ダーシア、もっと泣いていいんだぞお!兄上の寝室に刃物を持って化けて出てもいいと思います!
ダーシア、弟の気分を理解した——⭐️
ダーシアのこの監獄のような六年間は自分が弟に何してきたのかわからせられるためにあった……!?
なんだかんだでダーシアとジュゼシスくんは良い関係だなと思います。第一部でぐうの音も出ない人間関係を見せられすぎたせいなのか、ジュゼシスくんの嫌味がなんだか暖かく見えてくるんですよ……。ダーシアがここから何も考えずに出て行ったら、兄上以外誰も喜ばないで兄上の目の前で殺されてしまうでしょうし(T ^ T)
ダーシアに自分以外見て欲しくない兄上には悪いんですが、この凸凹コンビが大好きです。でも兄上はダーシアの嫉妬が可愛く思えてくるくらい嫉妬が深そうなので、六年間も最愛の妹に別の男が話し相手としていたとなったらすごい修羅場が起きそうな予感がするから、この凸凹コンビの存在が兄上の耳に入らないことを願います!!
作者からの返信
いやあ~、今回もパッパの小物さが炸裂しちゃいましたね!!! パッパ、小物だしドニとはまた別の、しかもドニよりタチ悪い卑屈さをもっているので、(地位は流石に抜かして考えますが)総合的に自分よりも「下」に来る人間に会うと、無意識に喜んでしまうのです。そしてその「総合的」の構成要素には、容姿も含まれているという……。
ほんと、パッパが(長男には遠く及ばないけれど)美形に生まれたのはパッパの功績ではないし、ドニが不細工に生まれたのはドニのせいじゃないのに、ふざけてますよねヽ(`Д´)ノプンプン しかもパッパ、自覚していないので当然のことではありますが、「下」に見ていることが滲み出ているんですよ。……こんな嫌な小物をヨイショしなきゃいけないんですから、家臣の皆さんの心労はいかばかりか。こはるさん、ぜひともパパをボコボコにしてやってください。そしたら家臣たちはきっと、内心で大喜びするはずです( ー`дー´)キリッ
ドニは育った環境がアレだったせいでちょっと? 癖のあるおじさんになってしまいましたが、その癖を抜かせば領主として理想的な部類になります。なんならパパよりも統治者に向いてるかもしれません。パッパはほんとうに、人の上に立つ器じゃないので(;^ω^)
独占欲が強すぎるヤンデレの異母兄。クズで小物な父親。癖があるおじさん。故人となった弟を除いたダーシアの身の周りの男は、どいつもこいつも無言にならざるを得ない面子ですよね。ダーシア、男運が無さ過ぎる(´;ω;`)ウッ… そんな中、当たりは強いけれど中身は良い子なツンデレタイプのシュゼシスは、天使と言っても過言じゃないですよね。事実、この物語でオーラントの次にまともなキャラはシュゼシスです。ダーシアとシュゼシスの関係は、私も好きなんですよ!!! ダーシアの精神も弟の気持ちを察せられるぐらいには成長したことですし、この二人、きっかけさえあれば親友になれたと思っています。丁度、兄上とオーラントのように。ただ、兄上の嫉妬はお察しのように半端ないですから、凸凹コンビについてはお口チャックしてくださいね💕
編集済
帰還 Ⅲへの応援コメント
うわーーーっ 共依存、依存相手がいなくなると生活バランスや精神バランスが崩れちゃうっていう話を地でいく兄上〜〜……😭
とうとうベキッて派手な音を立ててへし折れてしまいましたねぇ。怪しげな薬やりはじめるとかオーラント以外の家臣を機嫌でぶっ殺しまくるとかではなく、表面上はお寝坊さんなだけというのが救済されない闇を感じますね……。
とはいえ母親にはもう期待しなくなり、唯一の女性である妹も現世では会うことがなく、弟はライバル、父親しか感情のぶつけ先がなく、父親からは無視されている……。ダーシアとタリーヒ様はわかりやすくまずい関係ですけど、エルゼイアルとパパ上はわかりにくく危ない関係ですよね。
なまじ妹を父親が奪ったように見えるだけあって(遺体にも会わせない、墓参りもさせないというのはエルゼイアルからすると初恋の女の子を父に盗られたと見てもおかしくないですよね)、その苦しみの分だけ父親の愛人を寝取ったろうか!?という恨みやマウンティングを感じます。逆に父上も、息子に寝取られるのわかってるのに息子の前でこれ見よがしに愛人作るのも、父上の歪んだ何かを感じますね……
ヴィードくん……ヴィードくんのお父さんとお兄さんは変わった親子仲だね。
朝寝坊した兄上に声を大にしていいたいんですが、ダーシアそこにいますよ……あの、同じ空間にいるんですけど……同じ空間にいるんですけど!!
兄上、ダーシアに浮気がバレたらどうするんでしょう……オーラントの時みたいに言いくるめることもできないし……嫉妬のあまり暴れそうなダーシアを傍観するしかないのでしょうか……
作者からの返信
いやあ~。派手に折れちゃいました(;^ω^) でも「折れた」で済んでいて「砕けた」になっていないのは、ひとえにオーラントのおかげなのです。オーラントがいなければ兄上はガチで、こはるさんがおっしゃるような生活を送っていたと思います。でも血筋と、パッパの他の男児が病弱なヴィードしかいないため、廃嫡したくてもできない。それに兄上も、親としては何も期待できなくなってもなお、母が生きているかぎりは王位を継ごうとするという(周囲の人間にとっても)地獄になっていたでしょう。この世界線のルオーゼは、兄上の代で滅ぶでしょうね。と、いうことはオーラントまさしく救世主なのでは!?
もしこの「復讐」がダーシアにバレたら――ダーシアの怒りは浮気相手の方に向かうので、兄上は大丈夫ですよ("´∀`)bグッ! 代わりに、相手の方は地獄を見ることになりますが、些細なことです!!!
私なんだか、ダーシアとマッマの関係と、兄上とパッパの関係を比べたら、ダーシアたちの関係が数倍まともなような気がしてきました。ダーシアとママは異性が被らないですし(←そこなのか?) 兄上がパパの女に軒並み手を出すのは、まさしく復讐とマウンティング(と、そもそも巨乳好きという点で好みが被っている)ためなのです。こはるさんには隠し事できないですね(*ノωノ)
息子に盗られるのが分かり切っているのに愛人を作るのは――パッパ、そもそも叔母さん以外の女は本質的にはどうでもいいと思っているからかもしれません。パッパが本気で愛した異性は叔母さんだけなので……。こうして書くと、パッパも十分危ないヤツですね💦
渇望 Ⅲへの応援コメント
双子の弟の方は放置なのがちょっとかわいそう。会ったこともなくてベッドから起き上がれないなら仕方ないでしょうけど。
作者からの返信
実はこの話で1、2を争う可哀そうなキャラがダーシアの双子の弟なのです。それはなぜかといいますと、病弱さに加え、これまでちらっと登場している母上が、毒母としかいいようがないタイプでして……。父上はチキンでクズですし、双子の姉は異母兄のことで頭がいっぱいで、弟にはあまり関心がない(←おい待て)という、本当に素敵な家庭なのです!!!
さて。異母妹は可愛がっている(意味深)のに、その双子の弟には確かにあまり関わろうとしないエルゼイアルですが、それには面識がない理由がいくつかあります。
1.実母からは決して貰えない「母性」を無意識に同じ「性別女かつ身内」である妹に求めている(「弟」は女じゃないので……)
2.王位継承権を持つ異母弟は、いくら病弱とはいえ潜在的な敵だから
です。この国は七つの部族国家が統合されてできたというのは前の方で触れたとおりなのですが、何の因果か「力こそ全て!」で男尊女卑の傾向が最も強い部族が七王国統一してしまったので、王女は王妃から生まれても継承権がないのに(他の部族の国には女王がいたこともあったのに)、庶子の男児には継承権があるのです。自分で決めておいて理不尽だなあと思うのですが、でも私はもがき苦しむ少年少女が好きなので、自作のキャラには不条理を沢山味わわせたいのです(`・∀・´)
渇望 Ⅰへの応援コメント
あのお母さんだけでも相当鬱屈した生育環境だっただろうなと思ったら、エルゼイアルにまだまだこんな悲惨な経験があったとは!ショタ乳母はとんでもない傷をエルゼイアルの心の中に残しましたね。
作者からの返信
分かっていただけましたか、エルゼイアルの苦しみ(´;ω;`)ウッ…
このショタ乳母は元々は普通だったのですが、いくら小物とはいえ国王にさえ食って掛かる女アマルティナが発する圧と、その他諸々のストレスに追い詰められ精神を病みエルゼイアルに依存した結果、してはいけないことをしてしまったのです。でもこれ、パッパが大切な()後継者が恙なく成長できるように、周囲に気を配っていればこんなこと起らなかったかもしれないんですよ……。つまり、そもそもの原因はクズでチキンなパッパなんです。ほんとどうしようもないですよねヽ(`Д´)ノプンプン
編集済
皇女 Ⅱへの応援コメント
エルゼイアルにこんな悲しい背景があったのですね。彼の父はこんなに心が壊れた14歳の少女を孕ませたことになりますね。なんと極悪非道な。。。
皆様の熱いコメントと違ってありきたりなコメントしか書けなくてすみません。
作者からの返信
またまたコメントありがとうございます(人''▽`) コメントは誹謗中傷以外貰えるだけで嬉しいので、ほんと涙が出そうです(´;ω;`)ウッ…
そうなんですよ~。私、懊悩する少年少女が大好物なので、エルゼイアルには特大の苦痛を背負わせたのですが、それにしてもですよね父上のアレ具合!!! でも実はダーシアとエルゼイアルのパパはかなりのチキンなのです。天才が二代続いた後に生まれた凡才でもあるので、結構なコンプレックスに塗れてもいます。そんな小物臭ただようパパがなぜそんなことをしたのかというと――ここらへんの事情も、(第二部に入ってからですが)後に触れられるので、それまで楽しみに待っていただけたら嬉しいです("´∀`)bグッ!
逢瀬 Ⅰへの応援コメント
完結からだいぶ経って今更なのでしょうが、作者様がまだコメントを見ていらっしゃるようなので、コメント投稿させていただきます。
この作品、私の趣味にドキュンと刺さりました!カクヨムでこういう作品を読めるとは思いませんでした。願わくば、カクヨムほど縛りのないサイトで突き抜けた表現も読みたいです。。。なーんて言って、実はダーシアちゃんとお兄ちゃんの突き抜けたイチャラブを読みたいだけなんですが。
読み始めたばかりですが、読み進めるのが楽しいです。
作者からの返信
えへへ、田鶴さん、はじめまして。そして、ご高覧とコメントありがとうございます<(_ _)>
このお話は確かに大分前に完結した話ですが、自作にコメントをいただくのはいつであっても光栄で嬉しいことです(*´ω`*) このお話は、私がリアルで中学二年生だった頃に思いついたストーリーが元になっているという思い出深い作品なので、なおさら嬉しいです。同じ世界観の話では一番糖度が高めなので、イチャラブがお好きな方にはきっと刺さる……はず!!!
先を読み進めていただけたら、作者はどんな中学生だったのかと思われることも多々あるかもしれませんが、どうかよろしくお願いします💕
落涙 Ⅱへの応援コメント
ごめんなさい……言葉より涙ばかりが出て、もう……!もう……!!
ダーシアの『あにうえ』という声が、頭から離れません!妄想だけど!!
こんなラストが待っていたなんて……ありがとうございます!本当にありがとうございます!!(語彙力死亡)
作者からの返信
トキさん……(´;ω;`)ウッ…
蛇足じゃないかなあ、伏線がうまく張れてなくて御都合主義になってるかもと悩んだけれど、これがいばらの真の解決編なのですよ……。ダーシアは登場しないけれど、でも、ダーシアが何より愛した二人は、これから幸せになれます。そしていつかきっと、兄上はダーシアの耳元で幸福な日々について話してくれるはずです。その時が来るまでは少し離れ離れになっちゃうけれど。
煮えたぎった沼のごとき愛憎劇をここまで見守っていただき、本当にありがとうございます!!!
回帰 Ⅲへの応援コメント
後半一気に読んでしまいました。
あうあ……だめだ、言葉にならない!!
優しい兄上が帰ってきたけれど、でもダーシアは行かねばならない。
僅かに到来したこの時が、切なくて痛くて、まさにいばらに心を絡め取られたような感覚です。
後日談も楽しみ!!
作者からの返信
元から明るくないのに、第三部(特に後半)に入ってからは暴力シーンや陰鬱な展開ばかりだったいばら。その極め付けがこのラストなのです。万人受けしないことは分かり切っているラストだけど、でも、二人にとっては最も幸福なラストなので……変えれなかった。ここを変えたら、この話を書いた意味全てが無くなってしまうような気がしたから。(無自覚とはいえ)犯した罪の報いは、何らかの形で受けさせなければならないから……。
異母兄妹の泥沼愛憎劇に、ここまでお付き合いしてくださったトキさんには、感謝感激雨あられ、です! ありがとうございます……(´;ω;`)ウゥゥ
胎動 Ⅱへの応援コメント
そうか……兄上は、今もまだダーシアが自分のことを愛しているだなんて思ってないのですね。
もしそれも子を認めない理由の一つだとしたら……?
でもダーシアも罪悪感に苛まれて言えないし……あああ!匿名で兄上にお手紙をお送りして、ダーシアの気持ちを代弁して差し上げたい!!
作者からの返信
まあ、現在進行形で散々鬼畜の所業を働いておいて、これで相手に愛されていると思っていたら、それもそれでヤバいですからね(笑)
兄上、以外と自分がやってることを客観視しできるんですよね。でもそれにしたって、酷いことをしていると自覚しつつ酷いことをやめないんですから、余計にヤバいような……。でもだからこそ、ダーシアの手紙を綴った匿名の手紙とか届いたら、兄上は恐ろしくて開けないかもしれません。もしくは、真実を知って怒りが収まることを恐れて、あえて開かないか。うーん、難しいですね……。
息吹 Ⅰへの応援コメント
何だってーーーー!?
あああああうわあああああ!!
って普通に喜んでていいの!?
ダーシア、あんたママになるんだからもっとしっかり物事考えなくちゃダメだよ!?
何これ……本当にどうなってしまうんですか……!?
作者からの返信
ふぉーふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ!!!
なぜなら、ダーシアも兄上も若くて健康だから!!! 出来てしまったんですね!!! だがしかし、そんなことになったら、絶対に許さないだろう人物が約一名いますね! この物語のヒーロー兼ラスボスである(←実はそうなんです!)兄上が!!!
今までの展開で土壌ごと破壊されたはずなのに、再び勢いを盛り返しつつあるダーシアの頭の中の花畑。並びに、新たに芽吹いた命は一体どうなる!? 兄上の魔の手から逃れられるのか!? 乞うご期待、です!!!
落涙 Ⅱへの応援コメント
完結おめでとうございます。
後日譚まで読めてよかったです。
前回の本編完結の時にオーラントが一切姿を見せなかったのがとても気になっていて、彼なら絶対何か兄上にとって救いになるような善良な行いをしているに違いないと信じていたので、ここまで読んで、やっぱり!と思うのと同時に、正直者が救われるというか、正直に生きてきたオーラントが幸せな家庭を築くというのがそれだけでも尊いと思って、万が一兄上やダーシアが幸せになれなくてもオーラントが最後穏やかな人生を暮らしていてくれたらいいな、などと思っておりました。
しかしオーラントは私の期待に応えてくれて、いえ私の期待以上のことをしてくれて、本当の本当に、ありがとうとしか言えないです。本当に、ありがとう。あなたがいてくれてよかった。
でも今溢れるこの涙はオーラントが兄上を救ってくれたからこそで、私は兄上が大好きなので(途中タリーヒマッマが好きとか言ってましたが本命は) 彼が赦しを得て本当によかった。
彼がこんなに苦しいのは、おおもとを辿っていけばルオーゼの王家のゆがみと彼の美しさのせいであって、彼自身が本性から悪だったわけではなかったじゃないですか。私は第一部からずっと読んできたから知ってるんですよ! パッパにも疎んじられていたこと、ザーナリアン様とも意思の疎通ができなかったこそ、変態の取り巻きたち、兄上はたくさんたくさん傷ついてゆがんでしまったのを私は知っていたので、もちろん彼も許されざる行ないをしてきましたが、究極的なところで、すべてが無にならなくてよかったな、と思います。最後に希望が残った。
兄上はパッパのようにはならないだろうな、うまくはやれないかもしれませんが……不器用かもしれませんし、これからも魔王としてばりばり政治をこなしていくのかもしれませんが、少なくともダーシアのいるところへ行くまで少しは時間が延びたのでしょう。その生が苦しいだけのものにならなくてよかった。
ダーシアも、最期の最期に一番欲しかった言葉を貰うことができたんですね。それは私にとっては大きな救いで、安らかな眠りにつけたんじゃないかな、と思います。
墓前にままどおる供えるわ~~~~
兄上はちゃんと全部ダーシアのことを分かっていたんじゃないか。ダーシアの罪はとっくに浄化されていたんだ。
兄上の一番の罪はすぐに分かっていると言ってくれなかったことでしょうね。でも彼もつらかったんだ。そこまで簡単に赦すのは人間離れして説得力がなかったんだろうし……。二人で罪を共有して生きていくんでしょう。
あるいは兄上の一番の罰はすぐにダーシアに会いに行けないことかもしれませんね。でも大丈夫、ひとりじゃない。ひとりじゃないからね。
願わくばこの子がおとなになるまでこの世の不条理から守られて育たんことを。
あるいはそれに打ち勝つ強さをオーラントから受け継いでほしいです。
体は頑丈だろう……母方の血が強く出れば……体力ありそう……
繰り返しになりますが、素敵な作品をありがとうございました!
充実した読書体験でした。
出会えたことを幸福に思います。
完結おめでとうございます!
作者からの返信
しゃしゃさ~~~ん!!! 最後の最後までダーシア達を見守っていただいて、いばらに沢山の💕愛💕をいただき、ありがとうございます!!!!!
オーラントは美人の嫁を得て、幸せな家庭を築けました! オーラントは美人を嫁にして可愛い子供に恵まれてもおつりがくるぐらいの善行を積んでるので……。オーラントがいなければいばらと兄上と王国の未来は一気に暗黒に堕ちてしまうところだったので……。オーラント、もしかして王国どころか世界を救ったのかもしれません。一つの国が崩壊すると、その余波で周辺諸国も色々ヤバくなりそうですからね。オーラントは✨救世主✨だったのです!!!
少女小説のヒーローとしては(しゃしゃさんがいばらは少女小説だと言ってくれたので、いばらは少女小説です)はっきりアウトなことを色々やらかした兄上ですが、しゃしゃさんの愛と応援あって、なんだか愛すべきヒーローになってくれたような気がします!
しゃしゃさんの想像通り、兄上はダーシアと再会するその日まで、魔王としてバリバリ政務に励んでいきます! むしろリミッターが変に吹っ飛んだ分切れ味が増して、臣下たちにとっては今までよりも恐ろしい存在に……。ワッ、臣下たちが可哀そう! ですがまあ、そこは息子が何とかしてくれるはずです。オーラントの元で幼少期を育ったから、魔王にはならない息子が……。兄上はもう一人じゃない……。あと息子は何だかんだで性欲大魔神の息子なので、色々としぶとくてパワーがあります。これでもう安心ですね……。
最後になりますが、いばらにいつもいつも惜しみない愛を注いでくださり、本当にありがとうございます! しゃしゃさんにここまで愛されたいばらは幸せな作品です。本当に、ありがとうございます……m(__)m
回帰 Ⅲへの応援コメント
お疲れ様でした。
罰とは、罪に対して与えられるものではなく、罪に初めから寄り添うようにしてあるもの。そんな印象を受けました。
咎人たちが受けたものを、罰と捉えるか解放と捉えるか…
優しい兄上、嬉しくも悲しい。
作者からの返信
ここまでいばらをご高覧していただき、ありがとうございます(´;ω;`)ウゥゥ
読者様の心臓に負担をかける展開ばかりの本作……。ラストもまた色々と酷なものだったのですが、増黒殿がおっしゃるように、罰は罪に寄り添うものだから、ダーシアは罰から逃れられなかったのです。
最も大切な者を喪って、ようやく思い知った自身の罪の重さ。でもその罰は、解放でもあって……。ダーシアは罰を受けてようやく在りし日に、優しい兄上の許に還れたのですが、ですが……。二人の関係は元に戻ったようで、完全に元に戻ることは永遠にないのです。二人の間には常に、喪った者の影が射しているから。
……酷すぎる本編の終わりですが、ここまでお付き合いしていただき、本当の本当にありがとうございます<(_ _)>
回帰 Ⅲへの応援コメント
本編完結おめでとうございます!!!
待ちに待った完結でした、お酒まで用意して臨んだ最終回でした。
回帰、というのは兄上とダーシアのことだったんですね。でも永遠に戻らない道を来てしまったんですね……それが罪と罰だったんですね。
しかしまだ完結ではないんですよね……!? 後日譚があるとお聞きしていますが……とりあえず次の木曜日、楽しみに待っています!!
作者からの返信
ありがとうございます!!!
いばらのためにお酒まで用意していただいて……。私はとっても幸せな作者です(´;ω;`)ウゥゥ
第三部のタイトルの真の意味は最後の最後で明らかにする予定でした。ダーシアが第三部で兄上から受けた扱いも十分「罰」ですけれど、本当の罰は、実はこういうことだったのです。
人間って、他者の痛みを「本当に」理解するには、自分もその痛みを味わわなければ不可能なのだと私は考えています。だからこそのこのラストでした。ダーシアはもっとも大切な者を喪って初めて、母を酷く喪った兄上の気持ちを理解できた。そして、ダーシアが自分と同じ所まで堕ちてきたからこそ、兄上も昔のようにダーシアを大事にできるようになったのだと……。
本編終了後から数年後の後日談は、来週日曜日に一気に二話アップします。そしたらほんとにいばらは完結です。どうかそれまで、いばらをよろしくおねがいします!!!
編集済
回帰 Ⅰへの応援コメント
よ、よかった~~~~!!! 目が覚めてよかった!! まだ赤ん坊のことは解決していませんが! とりあえずダーシアは冥府から戻ってきたんですね!! ここまでひと安心です、生きてさえいれば何とかなる!!
「回帰」という章タイトルが何とも言えず味わい深いです……。おお……今から次回が楽しみでなりません……!!
作者からの返信
うっわーーー!!! 大事な所でミスってましたはずかち! 何回も読み直したのに気づかなかったぜ!!! しゃしゃさん、教えてくださってありがとうございます(*^▽^*)
たまにはダーシアの頭の中身以外にもファンタジーっぽい要素を入れなきゃなるめえ、と挿入したホラー回。個人的に、ママには敵意をむき出しにするダーシアが今回のハイライトだったりします。
今回ストーリー的には一歩も進んでいないのですが、懐かしい方々を登場させられて個人的に非常に感慨深いものがあります。ヴィードとか、ほんと久しぶりなので……。あとはなんかこう、非常におどろおどろしいメンバーでしたけれど。
まあ何だかんだで生還できたダーシアですが……。次回は一気に二話、エピローグまで更新するので、どうかダーシアを最後まで見守ってげてください<(_ _)>(まあ、エピローグの後に後日談があるんですけれどね)
荒天 Ⅲへの応援コメント
🎉🎉🎉誕生おめでとうございます🎉🎉🎉
思っていたより早い(文字数的な意味で。作中時間ではちょっと遅めでしたが)誕生で、とりあえず赤ちゃんが無事そうでよかったです。あとダーシアもうまく乗り切れればいいのですが……次回を楽しみにしています……!
それにしても、オーラント、ダーシアのことを母親と同じように殺してしまえばよかったのに的なことを言っていますが、彼はタリーヒママがどうやって死んだのか知らない……わけじゃないですよね……!? ちょっと意外な言葉でした……。ヒエッ……彼もいばらの咎の登場人物であった……。
作者からの返信
えへ❤ ありがとうございます(∩´∀`)∩
作中の季節と現実の季節はずれにずれまくっていますが、赤ちゃんは実はダーシアと同じくらいの時期に生まれました!!! 生まれたのですが、ね……。ダーシア……。ちょっと腹の中で子供が育ちすぎて、難産になったんですね……。
オーラントに関しては、オーラントはママたちのせいで叔父さんが死んでますからね……。オーラントの叔父さんは自殺ですが、それは「このままじゃいずれママたちに酷く殺されるから、その前に自分で楽に死のう」と思ってのことなので(←そうだったのか!)実質ママたちに殺されたようなものです。なのでオーラントは、ママの死に関しては「叔父さんの仇を討ってくださってありがとうございます」と思っています。
あとは、兄上のママの死に方を自分の身内で置き換えて考えてみたら……ぶっちゃけこれで復讐の一つも望まないほうが人間としてどうかしてると思うし、実際にそんな風に母親を喪った人間を前にして「やり過ぎ」なんて言っちゃったらお前の血は何色だ! という話になるので……。
という訳で、オーラントは強いてダーシアの死を望みもしないし、死んで喜ぶわけでもないけれど、色々と思うところがあるのです。もしかしてこの人がもっとしっかりしてたら、叔父さんや他の罪のない人たちは今も生きてたんじゃ……なんて。
荒天 Ⅱへの応援コメント
ああ……ああああ……思いのほかあっさりとオーラントはダーシアが妹であることを知って(悟って?)しまった……。でも「貴方が妹君を愛していらっしゃったことを」と言ったところはオーラントの兄上への愛情を感じますね、まだ兄上に人の心があった頃の名残と言いますか、いや当時は兄上にも本当にダーシアへの愛があったからこそ今のこのゆがみなんでしょうけど……オーラントだけは兄上のことを今もまだ人間だと信じているのだ……。
作者からの返信
>まだ兄上に人の心があった頃
そんな頃もありましたね! もはやあの頃が懐かしい。あのまだドSとかそんな範囲に収まっていた絶世の美少年は、もうこの世のどこにもいないなんて……。悲しいですね……。いや、私が言っていいことじゃないですけども。
――何はともあれ、実は最初から事情を全て知っていたオーラントですが、その上で引かずに兄上と友達やってたなんて、オーラントはどこまで優しいんでしょうね! 実はオーラントが兄上の放蕩を(自分が多少の実害を被っているのに)寛大な目で見てたのは、「本当に好きな娘はもう死んでるから、忘れたいんだろうなあ」と兄上を哀れんでいたからでもあります。……優しいですねえ。
どうして神はオーラントに配分した優しい心を、1%でもいいから兄上に分け与えなかったのか。そうすれば兄上ももっと真っ当な人間になっていただろうに……。
荒天 Ⅰへの応援コメント
>柔軟さと寛大さを持ち合わせてもいる
そうか?????と思いながら最後まで拝読して、
>人間として最低の部類に属する発想だが、これが最もありえる
なーんだ、やっぱりオーラントは兄上のことを知り尽くしているんだな!!と思いました!
作者からの返信
オーラントもアレで特殊なフィルターかけて兄上を見てますからね!
あとお兄ちゃんは、アレで自分に逆らわない者には結構優しいです。自分が定めた囲いの中でなら、色々な自由を赦してくれもします。籠の中の鳥のように大切に扱ってくれます。ただ、空に羽ばたこうとしたら全力で羽をもいだり、ちょっと勢い余って殺してしまったり、後に続く者がでないように見せしめに死骸をぶら下げたりしちゃうのですが。←ん? これは優しいのか? 鬼畜の間違いではないのか? ……まあ、オーラントはもしかしたら「歴代の王の中(※ただしパパは除く)では」という意味で優しいと言ってるのかもしれませんね(笑)
ただ、ダーシアの場合は眼に張り付いているフィルターは、オーラントの場合は取り外し可能なので、「真実」の側面をあてちゃったりするんですね。さすがお友達。というかオーラント、どうして兄上と約六年も友達やってるんでしょうねえ……。
胎動 Ⅱへの応援コメント
今回何が一番気になったかって、五ヶ月も経つぐらいオーラントここに帰ってきてないんですね……! どんだけ遠くに行ってたの!? だって妊娠する前からこの騒動は続いているわけで、半年、いや一年はもう兄上とオーラントは離れ離れなのでは……!? 兄上がすり減っちゃう……!!
すり減ったからこんな優しげな態度を見せたんでしょうか……甘すぎでしょうか……。こんなことをするだなんて……
そしてこの大事なタイミングで何も言えないダーシアがさすがすぎて……
作者からの返信
しゃしゃさん~~~!!! ほんとご無事で良かったです!!!(´;ω;`)ウッ…
大変な中、今回のいばらも読んで元気になれるような展開ではないのに、ご高覧していただけてとても嬉しい……!!!
オーラントは、ドニの片思いに巻き込まれて色々被害を負った領民を支えるのに何だかんだで忙しくて、気が付けばもう五ヶ月以上も経っていたんですね……。王都に行くには、準備とか、あと自分(領主代理)がいない間の領内の問題の処理をするための人員整理とか、色々やらなきゃいけないこともありますし。
でも大丈夫! オーラントは次話でとうとう再登場しますよ!!! 兄上も久々にオーラントの成分を補給できます。正気度も回復するかも!?←こんなこと言ったらアレですが、ぶっちゃけダーシアでは一緒に狂気の淵に堕ちることはできても、兄上の心を安定させることはできなくて、兄上の精神安定剤になれるのはダーシアではなくてオーラントなんですよねえ……。もういばらのヒロインはオーラントでいいんじゃないかと思っている今日この頃です。
今回がそうだったように、ダーシアは肝心な時に何もできないし。その点オーラントは行動力もありますから、まさにヒロインに相応しい人材なのですがねえ……。
胎動 Ⅰへの応援コメント
時が経過している……じわじわ育っている……じわじわというか、結構育っている……もうそこまで来たとは……
だいぶ死なない方向に傾いてきましたね……強いぞ、強い子だ……頑張れ頑張れ……
まだ姿を見せぬ我が子とすっかり対話した気分になっているダーシアが可愛いです……まだ動いただけなのに……
でもこうしていられるのもきっとお腹にいるうちだけだから、楽しんでほしいですね……!
作者からの返信
じわじわと来てますよ~。前回と今回の間は、二人がひたすらエグイおセッセをしてるだけで、ストーリー的に動きがないのでささっと飛ばしたので結構時間が流れたんですねえ……。
雑草は踏まれて強くなるといいますし、ダーシアもお腹の子もむしろどんどん強くなっているのかもしれません。でもそれに比例する形で兄上のアレさ加減もアップしているので、何とも言えませんが。というか雑草に例えられるヒロインってどんなヒロイン……そういえば私は以前ダーシアをゾンビに例えたので、今更感がハンパないですね!
身体はキツイが心は幸せなダーシアですが、いつまで幸せなままでいられるのか……。大魔王はまだ諦めていませんよ~。
胎動 Ⅰへの応援コメント
このお兄ちゃん、強硬手段に訴えるつもりはないんですね……。胎児を殺す薬くらい、いくらでも盛れる気がしますが。
こんばんは。いつもこっそり拝読しています。
まあ、内子宮口がしっかりしている限り、性交程度で流産することはないでしょうが(乱暴して、早期胎盤剥離でも起こさない限り)……。宗教的・社会的禁忌より、生物学的な危険性が気になります。
流産の殆どの原因である染色体異常は近親婚に関係ありませんが。潜性(以前は劣性と表現)遺伝性疾患の危険性は、両親が保因者だった場合、25%に上ります。
多くの人は7~8種類の因子を持ちますので、25%の8倍? この子、産まれても、無事に育つんでしょうか。
ま。フィクションですので、その辺りはどうとでも(^^ゞ
お邪魔しました~v
作者からの返信
Azuriteさま、こんばんは(*^▽^*) いつもいつもなんというか……とにかくヤバい方向に突き進んでいるいばらをご高覧いただき、ありがとうございます<(_ _)>
兄上が薬を盛らない理由は、そのうち明らかになる予定です。本人は気付いてないけど矛盾だらけの理由なのですが……。ダーシアはこれでも兄上に残されたたった一人の家族なのですよ……。
近親交配や近交係数の問題については私もちょっと考えたことがあります。と、いうのは私の母方の祖父の家系がひい爺ちゃんぐらいの世代までは(田舎故に血縁関係がない結婚相手を見つけるのが困難だったから?)代々いとこ婚を繰り返していた家系なのだそうですが、その割には、私の母方の祖父は全くの健康体だなあ、と。まあ、運よく健康に生まれてきたから生き残れたという可能性も捨てきれませんが……。
それこそほんとに運と確率の問題なんでしょうねえ……。だからダーシアのお腹の子も、運が良かったら健康に生まれて来るかもです。まあ、このあたりはファンタジーなので上手いことぼかしていきたいと思いますが、まず最初に無事に生まれてこれるかですねえ……。
息吹 Ⅲへの応援コメント
まだ!! まだ死んでない!! まだ!!
いや~そりゃダーシアの子だからでしょ……と思ったけど兄上の子だからかもしれないですね……どっちに似ても強くたくましい子が生まれそうで安心です!!
ただやっぱりダーシアじゃ兄上に反抗できないですね……反抗というか、抵抗というか……まあ脱走してもすぐ見つかって連れ戻されそうではありますが、兄上にまっこうから逆らうことしかできないんだろうかと思うとなかなかハラハラします……。
作者からの返信
ダーシアのしぶとさはゾンビ並みなのです!!!
いやあ、ダーシアのしぶとさと兄上の冷酷さと残酷さを併せ持った子供とか生まれたら、国民が血涙を流して喜びそうですよねえ。
ダーシアたちはパパがアレなのに、どうしてここまで逞しいのか……。きっとパパの(体質的に)弱い所は、全部ヴィードに行ってしまったんでしょうねえ。
ダーシアは兄上にどっぷり依存しているので、「逃げる」という考えを思いつけないのです……。兄上に子供を受け入れてもらうか、自分が子供と一緒に死ぬかの全か無かの選択視しかない……。
まあ、万が一脱走したとしてもしゃしゃさんがおっしゃるようにすぐ捕まって、今度は足の腱を切られるだけでしょうが……。
ダーシアもヤンデレだけど、兄上もヤンデレ。怖いですねえ……。
息吹 Ⅲへの応援コメント
うわああああ!気になって一気にここまで来ました!ダーシアちゃん、彼女なりに自己主張をしつつも、
「こどもを産んだら、あにうえが満足なさるまで、」
がんばりますから
とか言ってる相変わらずな感じが自我の芽生えとやっぱりお馬鹿な間で行ったりきたりな感じ……いいです!!!
作者からの返信
崩紫さん、お忙しい中ここまでご高覧いただきありがとうございます!!!
ダーシアは最近ちょっと成長してきたとはいえ、元がゆるっゆるのふわっふわのお花畑脳なので……。
お前は兄貴の鬼畜さをまだ味わい足りないのか!! お前の兄貴はそんなこと言ってどうにかなる奴じゃないだろ!!! と私がその場にいたら往復ビンタして目を覚まさせてやろうとするのですが、ここは異世界なので無理でした!!!
今までの展開で土壌ごと荒らされたはずなのに枯れないお花畑……。根が強靭なんでしょうかねえ……。
息吹 Ⅱへの応援コメント
兄上に!! 反逆した!! ダーシアが初めて兄上に反逆したぞ!! 兄上の意に背くことをした!!
やった~~~~お祝いだ~~~~わっしょい~~~~!!
それにね、私はね、感動したんですよ。ダーシアが、兄上は喜ばないだろうな、と想像できたことに。現実に存在する兄上の言葉を聞く前から、兄上が喜んでくれるだろうという幻想をいだくことなく、ヤバい!と察したことに、私はめちゃくちゃ感動したんです。
すごい!! 妊娠しただけで!! ここまで強くなってる!! すごい!!
頑張れ頑張れダーシア……前途多難だけどとりあえず私は応援してるからね……
作者からの返信
(この世界観では生魚たべないけど)鯛のお刺身を用意しましょう!!! 酒盛りじゃ!!!
第一部の生理の時の反応でそれとなく示していたのですが、兄上は「子供とか別にいらね」と思っていたのです。だからその分、今回の反逆と合わせて、兄上は実は結構な衝撃を受けています。どんなことがあっても自分に従うはずの飼い犬に手を噛まれた……。これは痛いぞお……。
ダーシアは頭の出来はアレだけど、実は「女」としての勘とか本能は普通よりも優れているのではないかと思う今日この頃です。さらに母になった強さもプラスして大魔王(兼ヒーロー)の兄上と健闘できるか!? しゃしゃさんのご声援を力に、(ダーシアが)頑張ります!!!
息吹 Ⅰへの応援コメント
ああーーーーー
ああああ~~~~~~~~~
ンンンンンンンンンン
ですよね~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!
ああーーーこの件についてこれ以上語ろうとすると私の自我が崩壊する
ああああーーーーーーーーー
分かってた!!!!!!!分かってたけど!!!!!!!!!!!!
そんなの兄上がただで許すと思ってんのか!!!!!!!!!!!!!!!
あっ……オーラント……お疲れ様です……。あなたなんだか女神様みたいになってますね……。知ってた……。
でもこのタイミングで王都に戻ろうとしているのが不穏すぎる……。
作者からの返信
うふふーーー!!! ついにこの時がやってきましたーーー!!!
ほんとうに、しゃしゃさんのおっしゃる通り!!! 兄上がただで許すわけがない!!! と言う訳でいばらは次回から今まで以上に荒れます!!!!! 大嵐の幕開けです!!!!!
……そしてとうとう再登場したオーラント!!! いばらで唯一の善人であり、いばらの光……。ぶっちゃけ中身だけで判断すれば、民たちに兄上よりもよっぽど王に相応しいと判断される善人は嵐の中に飛び込もうとしています。今の王都はある意味戦地よりも危険なのに。
今回発生した大事件が巻き起こす大嵐、どうか見守ってくださいませ!!!
昏蒙 Ⅱへの応援コメント
ざわ……
ざわざわ……ざわ……
私のアンテナが何かを受信している……何かを……気のせいだといいな……
今回は甘いとろけるような回でしたね。ラブラブでした。しかしダーシア、どんどん貪欲になっていっている……最初のうちはあんなに痛いとか何とか言っていたのに……ずいぶんと開花してしまった……いいぞいいぞ……楽しければ楽しいほど地獄に落ちた時の落差がおいしいのだ……。
ところで母の胎内の羊水の~のくだりはちょっと笑いました。ママの中では安らげたのかい……ママと一緒にいる時はあんなにしんどそうだったのに……
作者からの返信
ダーシアとママが一番うまくやれてたのって、ダーシアが生まれる前ですよね(笑) ダーシアは結構ふてぶてしいところがあるので、ママのお腹の中ではのびのびと栄養吸い取ってたのかもしれません。それこそヴィードに配分される分まで。というか絶対にそうだ……。
何かのフラグが立った💕ラブエッチ💕ですが、実は(というほどでもないけれど)今回で終わりです! 残念!!
まあでも、楽しい時間というのはいわば「ハレ」で、「ケ」があるからこそ、喜ばしく感じられるものなので……頂上まで登らせたからには、あとは真っ逆さまに落とすだけなのです!!! このラブエッチ回は次回からのターンを際立たせるための布石!!! しゃしゃさんのアンテナが受診した何かの答えもすぐ分かるはずなので、どうか次回もよろしくお願いします!!!
昏蒙 Ⅰへの応援コメント
ヒエエ……兄上の核心に触れるようなことを言う廷臣もいるのか……恐ろしい……よくもそんなことが言える……怖い怖い……
でもさすがに兄上には良心というか王としての心構えというかこの国を滅ぼすようなことはしてはいかんという意識はあるのですね……
いつの間にか破門が解かれていて破門した司教が可哀想なことになっていますがそれはもうしょうがないそういう運命だったのだ……
作者からの返信
ま、兄上はまだ若いからこんなことも言われちゃうんですね。(パパはアラフィフになっても家臣に舐められまくっていたような……。気のせい……ではないですね!)
兄上は王様になるために育てられたし(神学の教育は実を結んでいるとは言い難い)、母を贄として発展した国を滅ぼし、母の犠牲を無に帰すようなことをしてはいけない……と思ってますので、国を想う気持ちは本物ですよ♡ ただし家臣たちは所詮替えが利く存在なので、一人や二人ぐらいは……恐ろしいですね……。
実は、ダーシアが一人で鬱鬱としている間にそんなことがあったんです! 一国の王様が破門されたままとか恰好が尽きませんし、きっと司教は剣を構えた兵にずらっと囲まれて、無言の圧力と死への恐怖に冷や汗を流しながら破門解除を宣言したのだと思います。司教、そのうち心労で倒れそう……。
苦痛 Ⅳへの応援コメント
ママ、ついに散ったか……。
けれど最期までしぶとく曲がらない信念を持ち続けた点は、ある意味尊敬に値するかも?
アマルティナとは正反対でしたが、彼女に通じる強さを感じて、『それでも生きてみせろ!』と叫びたくなりました!さすがのターリヒでも無茶でしたが(笑)
そしてダーシア、良い感じに調教されてますね♡
兄上はこれからダーシアをどうするつもりなのでしょう?
涎垂らして餌を待つ雌犬に躾けることに成功しましたが、興醒めしてポイ……なんてことになりませんよね?
兄上の中にまだ残るダーシアへの想いの行方が気になる……!!
作者からの返信
アマルティナを「氷の女」とすれば、ある意味「鉄の女」なママもとうとう散ってしまいました……。
こんなことを言ったらママに怒られそうですが、ゴキブリ並にしぶといママも、流石にここまでされたら……。でも、頑張って最期まで自分を貫き通しました……。
一方、鉄の女の娘とは信じがたいメンタルのダーシアは、堕ちるところまで堕ちて調教が完了しましたね!
これからダーシアと兄上の関係はほんの少し変化しますが、大丈夫ですよ!! なぜなら兄上も結構ヤンデ……。
苦痛 Ⅳへの応援コメント
ダーシアがママのこと一ミリも好きじゃないのはよく知っていたので、ここでママを恋しがって泣くようなことはあるまいと思っていたのですが、まさかここまで来ても兄上がザーナリアン様を喪ったことについて考えているとは、ダーシアの兄上への愛は本物ですね……。きっと、兄上とザーナリアン様の関係はダーシアとタリーヒママの関係とはまったくの別物であると認識しているのでしょうね。なんともはや。ダーシアの目にはザーナリアン様は人格のない女神に見えていたのかしら……? いや実際読者の目にもそう見えました……。
ママ、お疲れ様です! あまりにも潔い悪で、大好きでした。安心して地獄に落ちてくれ~!! ここまで同情の余地がない人はめったにお目にかかれないです、完璧に書き切った米子さんに乾杯!!
作者からの返信
ダーシアとママ程お互い嫌い抜いている母娘も珍しいですからね……。ここでダーシアがママを想って涙を流そうものなら、私は「かわいこぶるな!」と横っ面を張り倒しますよ(厳しい)!
というかダーシアは序章の時点でママのことを「死ねばいいのに……」と思っている。どんだけ仲悪いんだ……。だがまあ、長年の念願が叶えられても、感じるのは喜びではなく虚しさだったのですよ……。自然死だったら喜んだ(待て)かもしれないけれど、最も愛しい人が手を汚したとなれば……。←この文面だけ見ると、いばらが関係に反対する母を排除して幸せになろうとした異母兄妹の純愛物語みたいですね……!
しゃしゃさんのおっしゃるとおり、ダーシアにとっての兄上のママは「兄上の母親」で「とても綺麗なひと」であって、そこに人格は介在していませんね。兄上のママは無機質で、良くも悪くも生々しい所がない美を目指していたので、そうおっしゃっていただけると嬉しいです!
とうとう散ってしまった巨悪・タリーヒ。同情の余地など一切ないにも関わらず、これほど読者様に応援していただいた悪役は珍しいかなと自分でも思っています! さあママ、安心して地獄でくつろいでくれ……。
苦痛 Ⅲへの応援コメント
何が一番つらいって、こういうことをする生き物である犬にたとえられてきたことですよね……。ダーシアが生まれて初めて見る犬がチワワやパピヨンだったらもうちょっと……いやこの場にふさわしくないですけど……。
ママの最後は何となくダーシアの前でむごたらしくやるんだろうなあと思っていたのでそんなに衝撃でもないんですけど、次回まだ何かやらかす気がしてならないからママは強い。
作者からの返信
あの頃の兄上も、(この世界に存在するかはともかく)チワワとかパピヨンとか、愛玩犬を念頭に置いて例えてたんですけどね……。随分と変わり果ててしまった……。チワワかパピヨンだったらこの残酷すぎるショーも少しは……平穏になるはずがありませんでした!
今までしぶとく生き残ってきたママは流石にもう虫の息。ですが彼女には、最後の「贖い」が残っておりまして……。ということで次回、ママは特になにもやらないけどダーシアのメンタルに大打撃が来る回です!
苦痛 Ⅲへの応援コメント
防腐処置を施した上で、宝石で飾られて玉座に置かれ永久の王とされたザーナリアン様に対面させられるのかと思っていましたが……そんな生ぬるいもんじゃなかった!!
ターリヒの処刑、きたーー!!!!
しかしここにダーシアが呼ばれた意味を考えると、これからどれほど熾烈な刑が処されるかを想像する以上に恐ろしいです……(((((´・ω・`)))))
作者からの返信
だあいじょうぶですよ(……いや、最近の展開を考えるとまったく大丈夫ではないですが……)トキさん! 兄上はそこまでマザコンをこじらせてないので、母上は普通に立派な墓を建てて、普通に盛大に弔って埋葬しました! 当人は諸事情あって葬儀に出席したくともし切れませんでしたが……。
兄上が何を考えてこの場にダーシアを連れてきたのか、は次回の悪夢のデートの終わり編で明らかになります! 実は兄上、今回ばかりは……。
苦痛 Ⅱへの応援コメント
ダーシア、しっかり餌付けされてますね(。−∀−)
いいぞいいぞ!
押して教えて躾けてからの引き、最高!!
ハッピーお姫様抱っこから、どんな突き落としが待っているのか……。
二人には幸せになってほしい気持ちもちゃんとあるんですが、兄上の冷ややかな仕打ちに心を膿むダーシアが堪らないのです!!
何だろう……私、少しずつターリヒ化してきているのかな……?
作者からの返信
……兄上は、調教を頑張りました! 物覚えが悪い妹相手にあれやこれやを頑張って仕込み(そうする必要は全くないし、むしろしてはいけない)、自分が満足できるテクを習得させるまでどんなに苦心惨憺したことか……。だからちょっぴりレベルアップした妹をご褒美のお姫様だっこをして連れて行くのです。お茶の間に流したらまず確実に苦情が殺到するであろう者が待つ、地獄に……。
いばらはもともとドSで鬼畜なお兄さまとメンタル激弱の妹の愛憎劇を目指してストーリーを勧めてたので……兄上の仕打ちに涙するダーシアに燃えていただけてとても嬉しいです! 私が仕掛けた罠にトキさんがハマってくれた……。
苦痛 Ⅱへの応援コメント
今回のエピソード、視姦から始まって一緒にお散歩からの姫抱っこで、ダーシアがだいぶハッピーな回でしたね!
じわじわ不穏に近づきつつありますが、兄上が欲しい!という無邪気(?)な気持ちが全面に押し出されてなつかしさが……
物陰でも草陰でも……発情期……兄上の調教がよすぎる……
それにしても兄上の美しさや強さを感じて私もくらくらしちゃう……
作者からの返信
今回はなんたって💕おデート💕編ですからね! ハッピーもロマンスも特盛(※当社比)ですよ!! しかしデートの目的地に待っているのは……。うふふふふふふふ。
ダーシアはウサギと同じようなものなので、年中発情期なのです。兄上と一緒にいるとムラムラする。←これは兄上も同じなので、この二人はこういうところばっかり似ちゃったなあ、という感じですね! しかしそれにしても調教の成果がありすぎる……。
兄上はお友達の目の前で普通におセッセするし、ダーシアは同性相手だったらおセッセしてるところ見られても平気だし(異性は自分の肌が見られるから嫌)……モラルと羞恥心はどこに……!?
苦痛 Ⅰへの応援コメント
おお!
マッマお久しぶりです♡
まだ死んではなさそうよね、きっとすんごいことさせられてるよね、とウキウキして待ってましたが…………肉体は限界に近いというのに、心は相変わらずでビックリしました!!
やっぱりマッマはそうでなくちゃ!
こんな状況でもザーナリアンのことばかり考えてるマッマ、まるで恋する乙女ですね!!
いいもの、とは果たして果たして?
いよいよ母娘対面となるのでしょうか?
この先もウッキウッキしながら待ってます(`・ω・´)
作者からの返信
えへ❤ 久々のママのターンです❤ お待たせしました❤
ママは肉体的にもしぶといし、メンタルは鋼なので、こんなふうになっててもまだまだ元気ですよ(ただし内面だけですが) 徹頭徹尾ザーナリアンに執着し続けたママ……。その想いは報われたとは言い難いのですが、別の報いをそろそろ受けなければならない頃なので……。
これからダーシアは「いいもの」を見に行きます。ずいぶんと殺伐としたデート(……なのか?)ですが、果たしてそれはダーシアにとっては吉とでるか凶と出るか!? ――大凶になる予感しかしませんが、ダーシアにはデートを拒否る権利などありはしないので……次かその次ぐらい、再会が……!!!
苦痛 Ⅰへの応援コメント
ママ……ずっとどうなったのか気にはなってたんですよ……まあむごたらしく死んだんだろうなとは思っていたんですが……まだ死んではいなかったけどまあ、まあ、まあ、もうそろそろですね~!!
この状態になっても心の芯の部分がまだ折れていない感じなのがママのいいところですね。大好きです。そうでなくちゃ。
ダーシアはママのことを見習って!!
ダーシアはまだいろいろと施す余地がありそうですね。
はたしてママ譲りの強さで乗り切れるのか、続きが楽しみです!
余談ですが、口でご奉仕するシチュ大好きです……。
作者からの返信
うっふっふっふっふ、なんせママはメンタルは鋼鉄製だし、肉体的にも下手なゴキブリよりもしぶといですからねえ……。虫の息ですが、まだ生きております。……こんな状態になるぐらいなら、死んだ方が絶対にマシぐらいの状態になっておりますが、生きてはいるのですが……。この章は、実は……以下次話のネタバレになります故、お口にチャックさせてくださいね❤ ですが現時点で一つだけ明らかにできるとすれば、ママの芯は多分死んでも折れないということですかね……。
一方メンタルは激弱(父親譲り)ながら、何だかんだでゾンビか雑草のようにしぶといダーシアは「いろいろ」仕込まれている最中です。まあお兄ちゃんも口で奉仕させるのは好きなので、抜かりなく調教しているのです。
連夜に渡る厳しい調教を強いられていても、まだ辛うじて夢を見る余地が残っている(しぶとい)ダーシアは、確かにまだまだ削れるぞ……。ということで次回以降をお楽しみに!!!
責苦 Ⅱへの応援コメント
ああああああ、遂に……!
でも、兄上の言い分、わかるんですよね。
ママが企んだとはいえ、ダーシア自身が状況を変えるために動かなかったわけですから。しかし、正しい指摘をされるのは理不尽な言いがかりをつけられるより堪えますわなぁ。。。
作者からの返信
ぐへへへへへへへへへ、ついに、ちゅいに……!!!
ダーシアは根っからの受け身・一昔前のプリンセス思考で、あくまで「兄上が助けに来てくれるのを待っていた」のですが、そのツケが一気に回って来てしまいました……。ぶっちゃけダーシアがどんなに頑張ってもあのママ相手では大したことはできなかったでしょうが、でも、何か行動に移していれば最悪の一歩手前ぐらいで留まれたかもしれないのに……。
これからダーシアは何もしなかった「罰」を受けることになります。暗くて重い展開が続きますが、どうかダーシアと兄上のことを見守ってください<(_ _)>
給餌 Ⅱへの応援コメント
いいですよね、食べない子に無理矢理食べさせる構図!
はぁ……老婆の中に紛れて見たかった!!
でもダーシアが『生かされている以上生きねば』と理解してしまったから、次はないのですね……それが残念でならない。・(つд`。)・。
『犬の真似事を得手としていたな』
↑この台詞が最高すぎて、ご飯何杯でも食べられますっ!!
作者からの返信
も~、トキさんったらドSなんだから~(笑) 老婆たちは内心「うっ、へっ」と思いながら二人のあれこれを傍から見たり、後片付けをしているので、老婆たちのことも応援していただけると嬉しいです❤
これが第一部だったらダーシアが食欲不振になって「兄上が口移しで食べさせてくれるなら……」なんて言っても赦されますが、今そんなこといったら張り倒されて色んな意味でボロボロにされますからね……。ということで、私的にも非常に残念ですが、エサやりプレイはこれ一回きりです。
そしてそのセリフを気に入ってくださるとは……。私たち気が合いますね……!!!
給餌 Ⅱへの応援コメント
すごい……すごいことになった……。
それでも兄上が好きだった(いや今でも好きな)気持ちに振り回されて期待したり興奮したりするダーシアが哀れで……切ない……。
この地獄、終わりがまったく見えませんね……!
老婆たちにもそんな目で見られて……
オーラント……オーラントはどこに……
作者からの返信
えへ……❤ 今回はタイトルの意味を回収した回でした……。私の性癖を最大限に、詰め込めるだけ詰め込んで……。性癖のセールです。全部ゼロ円だから好きなだけ持って行ってくださいね……。
ダーシアは色々な意味で弱いから、どんなに憎まれていると分かっていても兄上に縋ってしまう……。でもそれはダーシアだけじゃなくて、人間全体に当てはまる弱さなのかもしれませんね。兄上だって、憎くて憎くてたまらないはずのダーシアにある意味で縋っていますから……。共依存……。
この老婆たちは元・ザーナリアンの側仕えたちなのですが、皆中々の曲者揃いです。何気ない言動でダーシアの元から薄弱なメンタルをこそぎ落としていく老婆たち。この状況を唯一どうにかできそうなオーラントはまだ登場しませんよ……。つまりこの地獄はまだ……。
給餌 Ⅰへの応援コメント
そうか、ダーシアは公的には死んでいるんだった!
今のところは愛妾ではなく、憎妾でしょうか?
けど兄上に純粋な憎悪しかないのならそんな手間をかけず、触れることもおぞましいと他の男に任せて、ザーナリアンのような目に遭わせますよね……。
歪んだ兄上の想い、歪んでしまった兄上への想い…………今回も大変美味しくいただきました!!!!
作者からの返信
「ダーシア」は六年前に死んでおります故、ここにいるのはママの女官の「マーリカ」なのです。なお本当のことを追求しようとすると、王の権力によって消されてしまうのでご注意を(笑)
「愛妾」ではなく「憎妾」! さっすがトキさん、言葉のセンスが輝いておりますね!! そう。兄上はダーシアを「憎んで」いるけど、ダーシアに向ける感情は100%の憎悪ではないのです。では、100%どころか1000%の憎悪の的である女は今頃どうなっているのでしょうね? この謎も、近いうちに明かす予定ですので、どうかこれからもいばらをよろしくお願いします<(_ _)>
給餌 Ⅰへの応援コメント
そうだよ兄上……兄上が民衆にどう思われるか……ダーシアには分からないところでおじいさま譲りの圧政を敷いているのか……分からん……分からん……確かに異母妹としてのダーシアは死んでいるので不可能ではないんでしょうけど、マジ破門を言い渡した司教たちがどうなったのか気になります……
食べなさいダーシア……シュゼシスが怒るよ……( ;∀;)
作者からの返信
そうなんですよ……兄上、「父母を悪しき企みによって奪われた悲劇の美青年王」であり「都の破壊者」ですから、都の方々は表面上は王の権力に従っていますが、内心ではどうなんでしょうねえ……。民が兄上に抱いている感情は、「同情」だけではありませんよ……。
破門を言い渡した司教はのちのちちらっと、ほんとにちらっとでてきます。ほんとにちらっと……。
小食なのにあの体型(むっちむっちのぼいんぼいん)のダーシアは、実はというほどの情報でもないのですが、「太りやすい」体質なのです。今はただ摂取するエネルギーと消費するエネルギーが釣り合っているから太っていないだけで。でもそんなダーシアだって、食べなければ死んでしまう……。ということで、次回兄上の出番なのです!!!
責苦 Ⅱへの応援コメント
うわ~~~~
ああああ~~~~
とうとう!! とうとう、みんなが待ち望んでいたこの時が!!
おめでとうございます、おめでとうございます!!
な~~~~んにもめでたくない雰囲気でしたが、ダーシアが見知らぬ男たちの前に裸でほっぽり出される展開を想像していたので、とりあえず最低ラインは死守したというか……いやこれからそんな展開あるかもしれない、ザーナリアン様の苦しみを再現させるとなると……ヒエエ……ヤバい……
オーラント……オーラント来て……兄上の心を癒して……今のダーシアじゃだめなの……
でもダーシア、さすがにここに来て急成長を遂げましたね! なんだか空気が読めるようになってきたみたいな気がします!
作者からの返信
ぐっへっへっへっへっへ……おめでたいの真逆に位置しているような雰囲気ですが、ついにこの時がやってきました!!!
そしてしゃしゃさんの慧眼はやはり凄まじいですね……。しゃしゃさんがご指摘されたように、ダーシアを見知らぬ男達に、母がそうされたように襲わせることもできた兄上ですが、そうしなかったのは……。ここが重要なポイントなのですよ!!!
急成長したように見えるダーシアですが、ダーシアは意外に苛酷な環境での方が成長できるタイプだったのかもしれません。
こうなってはいばらの唯一の癒し、兄上の心の支えとなったオーラントが今何をしているのか、どうして兄上の側にいないのか、はのちのち明かされます!!!
責苦 Ⅱへの応援コメント
つ、ついに……ついにやってしまった!
一線を超えてしまったーー!!
この上なく非情なあにうえ…………しかし最高に美味しいです!!最の高です!!
ダーシアが夢見た形とは違ったけれど、でも他の男にどうこうされるよりは……ね?
あーーもう続きが気になりすぎて木になってしまいます!!
作者からの返信
ちゅいに、ちゅいに念願の―――!!!
と言う訳で、床の上で、ですがダーシアの長年の夢はある意味叶ったのですが、うん……。ゆか……。ですがまあ、ダーシアの初体験なんて床の上で十分な気がするし、床の上にもまた独特のロマンがあるので……。ゆかのうえはおいしい!!!
ダーシア、ほんとは「初めては薔薇の花弁散らしたベッドの上で~」とか考えてたんですが、そんな甘っちょろいこと言ってる場合じゃありませんしね。
トキさんが木になっても、私がマジカルなパワーを使って(使えないけど)人間に戻しますので、どんどん木になってくださいね!!!
責苦 Ⅰへの応援コメント
お花畑が荒地に……。
ダーシアも、流石にこの状況で再会を喜ぶほどフラワーファームヘッドではなかったか!
しかしおにいさま、これから彼女をどうするのでしょう?
彼にはダーシアの頭ではこうなることを止められなかったとわかっているはずですし、冷静になったら少しは落ち着いて話せるようになる……のかな?
いや、無理か……だってザーナリアン様は還って来ませんもんね(´・ω・`)
ダメだ、アマルティナ様のことも思い出して泣けてきた!!
ははうえのバカーーーー!!。°(°´Д`°)°。
作者からの返信
ええ、すっかり荒地に、あと百年は草一本も生えないような不毛の地になってしまいました……。流石のダーシアでも、この状況には自責を覚えずにはいられなかったのです……。
とにかく怒り心頭状態の兄上が、ダーシアをどうするかはもろにこの第三部のタイトルとなって表れていたりします。罰。つまりそういうことなのですが、どのような罰が下されるのかは次回で明らかになる予定です! また、母上がどうなるかはこの先もうちょっとしたら出てきます!!
無知ゆえの罪を犯してしまったダーシアが、兄上に赦される日は来るのは、そのうち……。
責苦 Ⅰへの応援コメント
第三部連載開始おめでとうございます!
最初に抱いた感想が「さすがのダーシアもこの状況では兄上に許してもらえないことは分かっているのか……」だったなんて……。無邪気に兄上に擦り寄っていたらどうしようかと思っていました……。兄上の顔色だけは読めるのかダーシアよ……。
ダーシアは何ひとつ自分の手ではやっていないのに、無知の罪が重すぎて怖いです。
第三部のタイトルは「罰」ですか……。兄上はダーシアをどうするんだろう。怖いけど、怖いけど、本音を言うとめちゃくちゃ楽しみでもあるから、いばらの咎は深いですね!
作者からの返信
皆様のご高覧とご声援のおかげで、無事に第三部を始められました!!! 読者様のメンタルをゴリゴリ削ってる自覚はあるので、楽しみにしていただいているとのお言葉に涙がでます……(´;ω;`)ウゥゥ
いやあ、流石のダーシアもこの状況では、流石に理解せずにはいられなかったのです……。ダーシア、悪魔よりも悪魔らしいママに似てるのは見た目だけですしね……。あと、この状況で媚を売り始めたら、流石の米子さんも「そんなヒロインなど我は認めぬ!」と剣が生えた谷底に突き落としたくなりますので……。
ただでさえタイトルが不穏なのに、章題までもが不穏な第三部の第一話。これからダーシアは「罰」を受けます。無知の罪に対する罰を……。
再会 Ⅲへの応援コメント
ああああああああああああ
エルゼイアルお兄ちゃんの最後の扉が開いてしまった……
ママの罪は深い……
何となく分かっていたけど……ダーシアの代わりが生まれたかもしれないのに、はヤバい……ヤバすぎる……
お兄ちゃんの心の最後の砦が……
終わった……
初めて、初めてダーシアに怒りという感情が芽生えたのに……感情が……幼いながらも生まれた小さな自主性と自尊心が……しかしもはや手遅れだったのだ……
ここで第二部終わりなんですか!? ここから第三部とは!? うわあどうなるか気になりまくり!!
ともかく、第二部完結おめでとうございます!!
作者からの返信
……禁断の扉が開いてしまいましたね……。←開いてしまいましたもなにも、いばらで最初にストーリーを思いついたのはこれから始まる第三部なので、第一部と第二部はつまりこの地獄が口を開くまでの布石だったりするのですが……。
ダーシアは、今回芽生えた怒りとか殺る気とかを、もっと早くに行使し、母を諌めておくべきだったのです……。そうすれば、彼女の死までは避けられずとも、もっとマシな結果を辿れていたのかもしれないのに……。
第二部のタイトル「罪」は、つまりこういうことです。(そのつもりはないけれど)ザーナリアンを死なせた罪……。
落涙 Ⅱへの応援コメント
そういえばダーシアは散々「大好き」だなんだいってましたが、エルゼイアルのほうからダーシアに告白したことなかったですよね……(記憶が間違ってなければ)
ようやくエルゼイアルのほうから告白できて感無量です……>< うううう!!!地獄で結婚式あげて幸せになれよ!!
思うんですけどエルゼイアルの涙はわりとダーシア関連なのが可愛いですね(⌒▽⌒)
母上を殺した時も泣きたかったでしょうけど、やっぱり涙腺を崩壊させるのは妹なんですね……
このお話はダーシアがヒロインで主人公ですけど、エルゼイアルの魂の遍歴が語られてるなあ、と感じるんですよ。第一部から第三部までみてきましたが、一番成長しているのはエルゼイアルだなあと。その最中にはシスコンになったり父親の愛人を寝とったりあれやそれやあったり妹に八つ当たり()したりがあったわけですけど、でも、妹とオーラント以外他人を望まず、また子供さえも望んでいなかったエルゼイアルが、子供をそだてるようになるなんて……!
エルゼイアルはこれからたぶん恐怖の名君になっていくだろうし、カインくんを親バカ極まって不器用ながらもしっかり育てていくんでしょうけど、でも、それまでにはダーシアという一人の無力な女の子が彼の宿業に人生をかけて向き合っていたことが尊いです。
ダーシアの「兄上を待っています」、この言葉にグサッときたので再読させていただいてたのですが……。
「私の死後にどんな善業を積んでも兄上は天国に行く資格なんかない、私が待っている地獄へ来い」という、今までエルゼイアルがダーシアにしてきた様々な罪に対する最大の処断(にして最大級の愛の告白)に心が打ち震えています。ダーシアも兄上に弄ばれてばっかりではなくなったんだと喝采をあびせたいです……
本当に……本当に……大好きなお話です!!
作者からの返信
こはるさん(´;ω;`)ウッ… 兄上、ようやく素直になれたんですよ……。やはり兄上の心に棲む存在は、ダーシアだけなのです。ザーナリアン様すらも、ダーシアには及ばない。
兄上とダーシアはきっと、地獄での二番目の再会を果たしたら結婚式を挙げるはずです!!! 参列する人は誰もいないでしょうが(オーラントやカインは天国に行くので)、二人はきっと心の底から幸せに笑いあえるはずです。
こはるさんのおっしゃるように、この話は何だかんだで兄上のメンタルの成長物語でした。短気で残酷で傍若無人で、ついでにごく一部の大切な存在以外己の内側に入れようとしなかった兄上が、一度は拒絶した存在を受けいれ、そして愛するようになったのですから。
兄上はこれから、「ごく普通の」親としての愛を我が子に注ぎます。それはもうたっぷりと。兄上の親心の犠牲になるものも度々出て来るのですが、些細な問題ですよね(笑)
私も、ダーシアの「兄上を待っています」好きなんですよ~!!! プロットの段階から決めていたシーンとはいえ、ここまで至った時は号泣しながらキーボードを叩いていました。
私は個人的に、ダーシアならばめちゃくちゃ悔い改めれば天国に行けないこともないんじゃないかと思っています。そしてダーシアも、そういうことを考えたことはあるかもしれません。でも兄上は……どう考えても無理☆彡 特に(していなかったけれど)実子殺しはアカンです。しかしダーシアはこはるさんがおっしゃるように、兄上の諸々の罪を罰しつつも、兄上のことを受け入れました。私はこれを、相手を盲目的に受け入れ肯定するよりも、もっとずっと愛が深い行為だと思っているのですよ!!! そしてダーシアが兄上に罰を下せるようになるには、それ相応の成長が必要でした。いばらはダーシアと兄上がこの境地に至れるようになるまでの物語でもあったのです。二人がここに至るまで見守り、愛してくださったこはるさんには、感謝してもしきれません。ほんとうにほんとうに、ありがとうございます(*´▽`*)