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責苦 Ⅰ」への応援コメント

  • またもや兄上とダーシアの面白エピソードが( ˊ ᗜ ˋ ) モモンガ事件に続き、黒歌鳥事件もあるんですねwww
    エルゼイアル、妹が何かと勘違いしたものネタには事欠かなさそう……披露する機会があるかどうかが問題ですけど……

    ダーシアが成長したことがこんなに裏目に出てしまうなんて……|ェ・`。)・・・ショボーン
    知らぬ存ぜぬを通してきた、以前の精神的に未成熟だったダーシアだったら、自殺を考えようとはせず、兄上の腕に素直に飛び込んでいたと思うのです。
    ジュゼシスの死と母の愚行によって「責任感」「良識」を獲得できたダーシア。だからこそ王妃の死にここまで自責するんでしょうね……。悪いのは母親とドニおじさんで、ダーシアがザーナリアン様をあれそれしたわけじゃないんですが、唯一あの蛮行を止められた存在としては、どうして止められなかったのだろう、と責任を取ろうとしますよね。
    自殺未遂を繰り返すのは、責任を取るためだけではなく、もうダーシアには何もなくなってしまったからですよね……。兄が存在するから、肌の色で差別されて王女として扱われることもなく、教育もまともに受けられず、父母もアレという、ダーシアにとっては呪われたかのような世界で生きてこれたのに……。

    エルゼイアルの最後の何かがバキッと折れた……。よく言えば迷いがなくなりましたよね。
    相手が妹だとわかっていながら、密通をするのではなく、誰に恥じることもなく(???)正式に愛妾にしてしまった……。うるさい父親もいないしね! 全員その女が妹であるということを外部に漏らさないよう口がきけない・耳が聞こえない、しかも老婆に妹の世話をさせるあたり、バッキバキに折れてますね! よく言えばなにか超越しましたよね! 
    以前、妹と関係を持つことについて真面目に悩んでいた兄上とか、ちょっと前の妹と恋人の区別をあえてつけずに妹を悼んでいた兄上が懐かしいです……。

    北方貴族の皆さんは兄上の「私の母上が〜〜〜っ!!私の妹が〜〜〜っっ!!!(※柔らかめに表現してみました)」という怒りと悲しみ以上の何かの八つ当たりを受けていそうですが、大丈夫ですか……全員妻と娘を同時に寝取られた上に内臓暴かれて晒し首とかになってません……(震え)?

    作者からの返信

    そうなんですよ~。(もうほのぼの+面白事件に言及できる雰囲気ではなくなってしまいましたが)幼少期のダーシアと兄上の周りでは、色んな面白事件が起きていたのです。魚の切り身事件とか!!! ダーシアは知識は(与えられてい)ないのですが、想像力は豊かなのです。ここらへん、兄上とは真逆ですね。なので幼少期のダーシアの頭の中はさながらファンタジー小説でした。そういや、いばらも一応異世界ファンタジーでしたね(笑)

    私は常々、何かを得ることは何かを失うことと同義だと思っているのですが(←急に詩的な表現が出てきましたね)、ダーシアもまた成長と引きかえにかつての無邪気さを失ってしまいました。こはるさんのおっしゃるように、第二部のスタート時点、いやシュゼシスが死ぬ前のダーシアだったら、同じことが起きたとしても何のためらいもなく、慰めるためにも兄上に抱き付いて甘えていたでしょう。そしてその直後に激怒した兄上に斬られていたかもしれません(;´∀`)  ですがダーシアは一回り以上成長して、そんなことが許されるわけがないと予測できるようになったのです。また、精神的に成熟したことで、最愛の兄の怒りの深さに想いを馳せ、恐れ慄くようにもなりました。

    ダーシアが自殺未遂を繰り返すのは、もちろん自責の念もありますが、本当の所はこはるさんがおっしゃるような理由なのです。こんな世界で、唯一の心の支えである存在にすら憎まれながら生きるというのは、ダーシアじゃなくても辛すぎますからね。ならばいっそ、本当の意味で兄の憎悪を知る前に……という訳です。まあ、そんなの大魔王に進化した兄上が赦さないんですけれどね。

    兄上は国王の座を得て、ハジけたというか砕けたというか……。もちろんこの時代の支配者は兄上以外にもいるのですが、少なくとも国交を持てる範囲の地域では、ルオーゼが一番強くて大きい国でした。ということは兄上はつまり、世界で一番「強い」人間になってしまったのです。兄上を止められる人間はもう誰もいない。唯一対抗できそうな存在だった聖会も、ヴィード(ダーシア)を一度王と認めた負い目から、しばらくは服従するでしょう。まさしく最強です。星を取ったマ〇オです。しかも、捕らえたのは表面上は妹ではなくて女官だし、手を出す「口実」もできてしまったので――うふふふふ☆

    兄上は割とガチで(タリーヒとダーシアの次に)母親の無残な末路の責任は北方貴族にあると考えているので、もう徹底的にやりましたよ! 兄上、この内乱に加担した北方貴族の一族は例外なく貴族としての位を剥奪し資産は没収、ある名門の一族なんて殆ど根絶やしにしました!!! もっとも、だからこそ北部の皆さんは、ますます独立を志すようになったんですけれどね💦 そうしてこの時代のルオーゼの南北は、後に分裂するのです(>_<)

  • お花畑が荒地に……。

    ダーシアも、流石にこの状況で再会を喜ぶほどフラワーファームヘッドではなかったか!

    しかしおにいさま、これから彼女をどうするのでしょう?
    彼にはダーシアの頭ではこうなることを止められなかったとわかっているはずですし、冷静になったら少しは落ち着いて話せるようになる……のかな?

    いや、無理か……だってザーナリアン様は還って来ませんもんね(´・ω・`)

    ダメだ、アマルティナ様のことも思い出して泣けてきた!!

    ははうえのバカーーーー!!。°(°´Д`°)°。

    作者からの返信

    ええ、すっかり荒地に、あと百年は草一本も生えないような不毛の地になってしまいました……。流石のダーシアでも、この状況には自責を覚えずにはいられなかったのです……。

    とにかく怒り心頭状態の兄上が、ダーシアをどうするかはもろにこの第三部のタイトルとなって表れていたりします。罰。つまりそういうことなのですが、どのような罰が下されるのかは次回で明らかになる予定です! また、母上がどうなるかはこの先もうちょっとしたら出てきます!!

    無知ゆえの罪を犯してしまったダーシアが、兄上に赦される日は来るのは、そのうち……。

  • 第三部連載開始おめでとうございます!

    最初に抱いた感想が「さすがのダーシアもこの状況では兄上に許してもらえないことは分かっているのか……」だったなんて……。無邪気に兄上に擦り寄っていたらどうしようかと思っていました……。兄上の顔色だけは読めるのかダーシアよ……。
    ダーシアは何ひとつ自分の手ではやっていないのに、無知の罪が重すぎて怖いです。
    第三部のタイトルは「罰」ですか……。兄上はダーシアをどうするんだろう。怖いけど、怖いけど、本音を言うとめちゃくちゃ楽しみでもあるから、いばらの咎は深いですね!

    作者からの返信

    皆様のご高覧とご声援のおかげで、無事に第三部を始められました!!! 読者様のメンタルをゴリゴリ削ってる自覚はあるので、楽しみにしていただいているとのお言葉に涙がでます……(´;ω;`)ウゥゥ

    いやあ、流石のダーシアもこの状況では、流石に理解せずにはいられなかったのです……。ダーシア、悪魔よりも悪魔らしいママに似てるのは見た目だけですしね……。あと、この状況で媚を売り始めたら、流石の米子さんも「そんなヒロインなど我は認めぬ!」と剣が生えた谷底に突き落としたくなりますので……。

    ただでさえタイトルが不穏なのに、章題までもが不穏な第三部の第一話。これからダーシアは「罰」を受けます。無知の罪に対する罰を……。